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想定外!大腸カメラを受けたら大腸がんっぽいものが見つかったよ!

前回の記事はこちら🥹❣️↓

辿りついた某医院!
受付を済ませると、「検査着に着替えて早速検査を始めます」とのことで、おしりに穴の開いたダサい検査着に着替えます。
わたしはこの日生理中でしたが、「ナプキンは検査着にそのまま貼り付けてください。検査台の上にもシート敷くので、モレとかは気にしないでくださいね」とのことで、普通に検査できました。

検査台に乗ってから「以前痛すぎて泣き喚いたことがあるんですけど、今回は寝てる間に終わるんですよね…?」と看護師さんにダメ押しで確認したところ、
「大丈夫ですよ!寝てる間に終わります!!」
とのお返事。
この看護師さんの言葉に安心したわたしは、指に洗濯バサミ(たぶん酸素濃度測る機械)を装着されたあたりで寝る体制に入り、「よろしくお願いしま〜す」と言ったあとの記憶は一切ありません。
わたしは元々寝つきが非常に良く、布団に入った瞬間に3秒で寝られる人間なので、検査中も気持ちよく寝ていました。どのくらい寝てたのかよくわかりませんが、痛みも恐怖も羞恥も感じる間もなく、目が覚めたら全てが終わっていました。
昔受けた時の、泣き叫ぶほどつらい大腸カメラは一体なんだったのか…


そのあと着替えをして、検査結果を聞くまで待合室で待機。
この時は「あおいさん、数ミリのポリープがありましたが、取りましたよ!」と言われて、日帰り手術扱い=保険金が10万くらい下りて臨時収入ゲットだぜ!やった〜✌️というお気楽ルートを想定していました。頭がお花畑。
というのも、ちょうどわたしがカメラを受ける約1ヶ月前、20代後半の妹が大腸カメラを受けており、その際に5mmの良性ポリープ除去→手術の保険金をもらって「ポリープ切除代よりたくさんお金もらった!ラッキー」と喜んでいたからです。笑
わたしは妹より歳がいってるので、ほぼ確実にポリープはあるだろうな、というところまでは元々予想しておりました。

15分くらい待合室で待ったあと、呼ばれたので診察室へ。
モニターに映し出されているわたしの大腸。
……あ〜これ多分、というかほぼ確実にあってはいけない類のやつだ。

画面を見た瞬間にわたしは察してしまいました。トゲトゲで明らかにヤバそうなものが画面に映っている。。。「人は見た目が9割」と言われたりしますが、このトゲトゲはだいぶ凶悪そうな見た目でした。人じゃないけど。普通のポリープってもっとツルッとしてるよね…?
素人が見てもそんな印象を受けたので、プロが見たら即一発アウト判定でしょう。

「S状結腸に10mmくらいのポリープがあります。ここから出血しているの、わかりますか?当院では取ることができませんので、大きな病院に紹介します。そこで取ってもらってください。これは大腸がんかもしれません」と医師。

「がーーーん…これはさすがに腸ショックかもです〜」

大腸がんだけに、、、
画面を見てある程度察したとはいえ、何の緊張感もないわたし。いま思うとなかなかサイコパスの素質があるかもしれない。

実は昔、病院職員として働いていたことがあったのですが、その時に「がんの宣告されてガーンって言う人、本当にいるんですか?」「稀にいますよ〜そういう人の方が経過良かったりしますよ〜」という会話を医師としたことがあります。その時の記憶を無意識に思い出していたのかもしれません。

「たぶん初期だと思いますので…!」とフォローしてくれる医師。(残念ながらわたしのネタには突っ込んでくれなかった)

ネットを見ながら「この病院に紹介状出しますね」「この〇〇先生という方がとても有名で腕がよく、信頼できる方です。大体いつも居ますので面倒見てもらってください」「内視鏡手術なので最低1泊2日入院になります」との説明。
この時もあまり実感ありませんでしたが、「入院ってことは仕事休めるんだ〜、やったー!」などと麻酔明けのあまり回っていない頭で考えていたことは覚えています。
「早急に紹介先に行ってください、可能な限り年内に」
医師に強く言われて帰宅。あと1週間で今年終わるんですけど予約取れるのかな。

帰宅して、実家の家族・医学生の彼・ブラック弊社に取り急ぎ「検査したら異常が見つかった」「近日手術っぽいのでちょっと会社休みます」と連絡をしたところで、初めて不安になってきました。

初期かもって言われたけど、それってあくまで今の大きさで判断しただけ。ホントのところは検査しないとわかんないよね?進行がんだったらどうしよう。
きょう1人焼肉行ったり忍たま映画の続きを履修している場合ではなさそうだな…?と思い、
色々な記事やブログを見たところ、わたしよりも小さなポリープだけど、悪性度が高くて腸を一部切りました!転移していて抗がん剤治療してます!というのも一定数発見しました。。。

怖っ……これ、もう初期であることを祈るしかないじゃん……

大腸カメラを受けた医院のホームページを見ると、

「追加検査が必要な場合は、原則患者さんのご希望の病院にご紹介いたします。
紹介先例)  A病院、B病院、C病院」

などと書いてありましたが、
わたしは希望の病院を聞かれなかったばかりか、紹介先は例示されてる病院の中にないんですけど?有名な先生のいる病院に最初から紹介されるなんて、こりゃだいぶヤバい判定なのでは…??

2月の医師国家試験に向け、絶賛勉強中の彼(高校の同級生)にカメラの画像を見せながら話したところ、

・現段階では何とも言えないが、がんかもしれない。しかし仮に多少進行していたとしても、大腸がんの5年生存率は低くはない。そもそも5年生存率の中には、がん以外の要因で亡くなった方や、寿命を迎えたお年寄りも含まれるので、あまり心配しなくてよいと思う
・最初から技術力の高い病院を紹介してもらったんだから逆に安心
・この段階で大腸カメラを受けに行ってくれて本当によかった
と慰めてくれました。
確かに、日本では40歳頃から大腸カメラを受けるのを推奨してますが、数年後に受けていたらほぼ確実に手遅れだったな…と思い直し、それ以降は「わたしってラッキー⭐︎」と思うようにしています。
大腸カメラを勧めてくれた母、トゲトゲポリープを見つけてくれた某医院、ありがとう😭

トゲトゲポリープに対しては、わたしの体内で生活してるんだから、家賃と水光熱費くらいは払え!!!強制退去させるために、大家であるわたしがなんでわざわざお金払わなきゃならないんだ…!という怒りは勿論あるんですけど、もうこうなったらとことん話のネタとして使ってやるからな〜!!!覚悟しろよ〜!!!いう気持ちです。。。😡

紹介先の病院に連絡したら、検査の3日後で予約を取ることができ、ギリギリ2024年内に滑り込みで受診することになりました。


次:総合病院に紹介される。大腸内視鏡手術(EMR)前の説明

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