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数年ぶり2回目の大腸カメラ〜映画「忍たま乱太郎」を見ながらのんきに下剤を飲もう!〜の段

※本稿は1996年の映画「忍たま乱太郎」の結末部分のネタバレを含みます

前回のお話❣️↓

ということで無事に(?)大腸カメラの前日を迎えることとなりました。
今回渡された下剤は「モビプレップ」。わたしはこんな調子ですが意外と真面目なので、前日朝ごはんを食べながら、下剤の説明書を読み込みました。

「食物繊維の少ない、消化のよい食べ物を食べましょう。野菜やきのこ、海藻は避けましょう…」

なるほど〜こんな説明、5年前には受けた記憶ないな〜…というか今、説明書読みながらフツーに野菜食べてるんだけど、これはもう既にアウトってコト?!
食べてしまったものはまぁ仕方ない。そして既にお昼の弁当にも野菜を入れてしまったので、これもノーカウント。その代わり夜はちゃんと消化にいいものを食べようと、その時は思っていました。
しかし、ここでまたもわたしの検査を阻む会社。食事は前日20時まで、それ以降は絶食と説明書に書いてありましたが、限界社畜は20時に帰れるはずもなく…
結局、夜ごはんを食べることはできずに検査前日の晩が終わりました。最後の晩餐が〜!わたしは会社を許さない。


そんなこんなで検査当日。
検査は14時半から。下剤は2〜3時間かけて飲みましょうとのことで、9時には飲み始めてくださいとの指示。他の方のレポを読むと、病院内で飲んでいるような方もそれなりにいるようなのですが、わたしの場合は自宅で飲む→飲み終わったら医院に自力移動→便チェックなどもなく即検査の流れでした。
ということで早起きして下剤の準備。思い出す数年前の大腸カメラの記憶。

下剤飲んでる時、だいぶ暇だったな…。

ちょうどこの時、2024年冬休み映画「忍たま乱太郎 ドクタケ忍者隊 最強の軍師」という映画を、忍たまガチ勢の友人と1週間後に観に行く予定がありました。
わたしは忍たまオタクではないので、リアルタイムに観ていた幼少期で記憶が止まったまま。主要キャラの名前と顔くらいしかわからない状態です。
この状態で映画見て、ついていけるんだろうか…?
これまで、全く知識のない状態で興味本位で見たライブや舞台がいくつかありましたが、いずれも「まぁ楽しいけど、作品やメンバー知ってたらもっと楽しめたんだろうな〜」という感じでした。
忍たまも、主要キャラ以外も覚えていった方が楽しめるのでは?と思い、下剤を飲んでいる暇な時間に、過去の忍たま映画を履修することにしました。


忍たまの映画は1996年版(約50分)、2011年版(約80分)がサブスク配信されているとのこと。
合計2時間ちょっとで、下剤を飲みトイレに行きながら観るのに最適な時間…!

冷たいお水で割って飲みやすくした下剤と、あたたかい紅茶を用意して、1996年版から視聴開始。
下剤は梅ジュース?しょっぱいポカリ?みたいな変な味です。10-15分かけてコップ1杯分下剤を飲み、その後同量の水(わたしはおなかが冷えそうなのでホット紅茶にしました)を飲む…というのを、便にカスが混じらなくなるまでひたすら繰り返します。

忍たま映画が思いのほか面白かったので、下剤の味はあまり気になりませんでした。

ちなみに、映画のあらすじはこちらです。↓

忍術学園の夏休み、学園長に頼まれて輸入した硝石を運ぶのを手伝っていたしんべヱと団蔵は、道中、極悪非道の稗田八方斎の攻撃を受け、硝石を盗まれてしまう。

八方斎の後を追った団蔵をさらわれたと勘違いしたしんべヱは、忍術学園一年は組の仲間とともに八方斎の潜むドクタケの出城へと向かった。乱太郎、きり丸、しんべヱの3人組は、そこで八方斎が硝石を火薬として使うのではなく、中国の秘薬・軽身剤の材料に使うことを知った。

軽身剤とは飲めば空を自在に飛ぶことができるという幻の薬で、もしそれが八方斎の手に落ちたら、日本はおろか、世界が彼らの支配下におかれることになる。なんとかして防ぎたい乱太郎たちだったが、八方斎につかまってしまい、軽身剤の人体実験に使われそうになってしまう。

すんでのところで土井先生に助けられた乱太郎たちは、後から駆けつけた仲間と力を合わせてドクタケの出城を破壊、硝石を取り返した。八方斎は少し残った軽身剤を飲んで逃亡を試みるが、軽身剤の正体は実は強力な下剤で、激しい腹痛に襲われるのだった。

出典:https://www.shochiku.co.jp/cinema/database/04449/

おわかりいただけただろうか…?
この映画のオチ、物語のキーとなる秘薬の正体はなんと下剤!
実際にリアル下剤を飲みながらオチが下剤の映画を観るという、全く意図せずシンクロした状況になってしまい1人で大笑いでした。笑
下剤を飲み進める中、ちょうどラストシーンのあたりで便意が来はじめたので、八方斎があわてふためく姿に勝手に親近感を覚えました。わかる、この下剤も突然トイレに行きたくなるので。
おしりからひたすら水を出すと、確かに身体が軽くなったような気がして、下剤が軽身剤ね〜一理あるわ〜という感じでした。
ちなみにモビプレップは強力な下剤ですが、上記あらすじのような激しい腹痛はないと思います…!たぶん。少なくともわたしはありませんでしたので、このあと飲む予定の方もご安心を。

下剤以外の感想としては、山田先生ってイケメンで強い息子さんいたのね?!知らなかった…!!
山田先生の息子さんにあやうく沼りかけるところでした。利吉さんというらしい。


96年版映画を見たので、次は2011年版「忍術学園 全員出動の段!」です。
(非常にどうでもいいけど毎回「全員出勤」と見間違える悲しき社畜)

これなのですが、ちょうど見始めた頃に便意が最高潮に達してしまい、2分おきくらいにトイレに駆け込む→その都度一時停止ボタンを押していたため、ほとんど内容が頭に入らず。
途中で視聴を諦め、帰ってきてからゆっくり見ようということになりました。

12:30頃、下剤は全部飲み終わりましたが、しばらく突然の便意は続き、結局そのあと1時間くらいはトイレと部屋の往復で終わりました。
14:20には受付にいてね〜ということだったので、13:50頃に家を出るわたし。

電車で一駅だけど、歩いている間や電車乗ってる間にトイレ行きたくなったらヤバいな〜と正直気が気ではありませんでした。。でもなんとか我慢でき、無事医院に到着。

この段階では、「帰ったら忍たま映画の続き見るの楽しみ!」「夜は1人焼肉でもしよっかな〜」などと、終わったあとのことを考えてニヤニヤしているくらいには超余裕でした。

次:想定外!大腸カメラを受けたら大腸がんっぽいものが見つかったよ!


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