GREE版アイドルマスターミリオンライブ!と、木下ひなたと、ひなた記事のこと
※2018年3月31日に掲載した下記文面の転載になります
https://privatter.net/p/3296735
正直、ただのおっさん会社員が思ったことなんて需要がないような気がするのですけど(苦笑)。
おまけにうまくまとまらなくて、いろいろと書いたり消していたら2週間ぐらい経過して今更感もありありすぎるのですが…。
いろいろ落ち着いたときがいいかなと思って(言い訳)。
自分にとってもいろいろな思い出もあるし、少なからずとも、自分が書いた木下ひなたを押し出した記事を楽しみにしてくださった方も、ありがたいことに少なからずいらっしゃったこともありますので。
GREE版「アイドルマスター ミリオンライブ!」がサービスしていた5年間は、長いようであっという間だったなぁと思います。
自分もさまざまなゲームを遊んできてそれぞれに思い入れがあって、
アイドルマスターシリーズも初期から見てきたので思い入れもあるのですが、
自分がミリオンを少し特別に思っているのは、新しい居場所を作ってくれたタイトルだから、というのがあります。たまにTwitterでは、あのタイミングでミリオンがサービスを開始したから記事もできた、とつぶやいていたことにもかかわることなんですけど。
もう覚えている人も少ないのですが(Twitterのプロフィールには書いているのですけど)、もともとはゲームメディアを担当していて、そこで1キャラを押し出した記事というのはドリームクラブの雪でやっていて反響があって。それを受けてアイマスもたまに亜美真美でやっていたのです。なので、いわゆるひなた記事は、それの延長線上にあるものなので、突発的に始めたことではないです。とはいえ、もうこういうのはやることはないのかなと思ってましたし、今のサイトでやりだしたのはミリオンが最初で、正直新たにキャラ記事をやりだすことになるとは、当時想像もしていなかったです。
今のサイトに異動する前後のときは、いろいろとあって自分が相当荒れていた時期でもあったんですよね……。さらに今のところは当然ゲームメインではなくてお堅い雰囲気が強いですから、そのなかでどこまでゲーム関連のことをやっていいのかも見えなくて。そんなこんなで1年ぐらい悶々と過ごしているなかで、5年前の3月上旬に、もう少し自由な発想でかまわないので、何か企画はないか、みたいな話が持ち上がったんです。ただ2週間ぐらいしか時間がなかったので、すぐできそうなものを考えたときに、ゲームメディア時代にやっていたスタイルの紹介記事をやりたいと、思い切って提案したんです。
ミリオンがサービス開始直後で、当時のカードバトルタイプのソーシャルゲームでサービス直後であれば、そこまでやりこまなくてもいい状態でも取り組めるかなと。実際最初のは内容もあっさりですし、いうほどひなたを押し出したわけではなく、むしろ亜美真美のほうがたくさん書いているのですけど、そんな感じで出たのが最初の記事ですね。
もちろんいきなり反響があったわけではなく……、最初に反響が得られたのは、その3カ月に出したスクフェス(ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル)だったり、時期は少し後ですけど、それが大きく花開いたのはデレステであるのも事実です。これらもそれぞれに思い入れはあってとても大切なのですけど、あのときに最初の一歩となるものができたから、というのはあって。ミリオンはめぐりあわせだったのかなと。そんな風に思ってます。
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ひなたがお気に入りになったのは、全キャラが公開されてからそこまで悩まなかったように記憶してます。よく聞かれるのは「なんで育、桃子じゃないの?」ですけど、本当にいつも年齢では選んでないから(笑)。最初に気になったのは認めますけど…ということは記事にも書いているのですけど。シンプルに、見るからに素直で柔らかい雰囲気を醸し出しているところがいいなと。
あとストーリーが頭で描きやすい…というとわかりにくいけど、「田舎から出てきた女の子が都会の生活に戸惑いながら生活を送り、成長していく」「歌っている姿を、田舎のおじいちゃんおばあちゃんが見て喜んだり涙する」みたいな光景が容易に思いつくし、そういう光景はほほえましくて見てみたいなと。そう思ったのが大きいかな…。お世辞に真ん中に立つタイプではなくて、大きな人気を集めるタイプでもないとも思ったけど、それぞれにストーリーがあって、存在していることを伝えたいというのもあったかと。
そうしてお気に入りとなったひなたが、亜美真美の1番弟子みたいなことを言っている場面を見たときには、亜美真美も長くお気に入りなので、本当にめぐりあわせってあるんだなって思いました…。
ゲームのことでもいろいろと思い出は尽きないですね……。やっぱり最初のほうがよく覚えているというか、それまではガチャ(ミリオンはガシャだけど)にお金を使ったことがほとんどなかったので、確か最初にお金を使ってガシャをまわしたのはHRほんわか赤ずきんで、20連か30連程度で出たと思うけど、当時はそれでも勇気が必要だった。今では…ですが(笑)。
あとは「アイドル水上大運動会」も、初めてモバイルゲームで上位報酬のために走ったイベントで。もちろんシンデレラガールズも遊んではいたけど、走ったことがなかったので、上位に入るためにどうするかというイメージがなくて。本当に気が気じゃない日々を送ってて、1枚だけど取れたときは、うれしいというよりはほっとした感じが強かったなぁと。あと当時は覚醒させるのにNカードをちまちまと投入し続けて、覚醒するのに3か月ぐらいかかったとか……。覚醒後のSRおやすみの時間については、最初ひなたの口元について気づかずに、記事にするときによく見て気づいて、どう書くか…で悩んだことも思い出ですね(笑)。
HHPも自分の記憶が確かなら、イベント終わりが平日の夕方で、その2時間ぐらい前にあるインタビューがあったので、集中するために多めにポイント稼いでいたとか(笑)。BMDもある集まりの場にいて、夜あたりからボーダーが急に上がり始めたので、2次会に行かずに走っていたとか…。37人SRイベントはみんなで盛り上がる感覚があってよかったとは思うけど、いつもひなたのボーダーが最初は低くてうらやましがられて、終盤上がるパターンは胃が痛かったなぁ…と(苦笑)。
お気に入りのカードも選びにくいですけど、結構好きなのはRアップルスウィートだったりします。あのおいしそうに食べている表情が印象に残っているんですよね……。
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イベントやライブもいろんな思い出が……。LTP09のリリイベは誕生日だったのはよく覚えてる。あとは、やはり3rdライブ福岡公演かな……。ほぼ初対面の方々を巻き込んでバスを乗り間違えて20~30分ぐらい歩くことになったのは、今でも申し訳ないと思ってます(汗。てくてく歩いているなかでいろんなお話ができて、僕はよかったとは思いつつも…すいません。ライブは…ひいき目に見なくても福岡は相当よかったと思いますし、ステージに立ったみなさまの底知れないパワーを感じたのを覚えてます。ライブ後に熱心なひなた好きの知人が涙を浮かべてて、お互いに「よかった…」と言っていたのもありました。記事も書いたりはしましたけど、過去最高クラスに悩んだものだったかな…今でもあの書き方でよかったのかなと思うこともあるのですけど、感じたことを素直に書けたとは思ってます。
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記事を続けていくなかで、ミリオンのほうが自分が書いた記事だからと反応してくれる方が多かったのも、特別かなと感じています。いつのまにかwikiとかに書かれていたり、まとめサイトで取り上げられるときも、ほかだと単発ネタっぽく触れられるんですけど、ミリオンは自分の記事だからと取り上げてくれましたし。なにより記事一覧を作ってくださる方も現れて。本当にありがたかったです。
もちろん、ミリオンを通じて知り合えた方も少なからずいて。自分の周りの人はどちらかというと、アーケード版時代からのプレーヤーという方がほとんどだったので、今どきの……と言ったら失礼かもですけど、年齢的にひとまわり世代が違う方とお話できるようになったのもよかったことです。誕生日祝いも恒例になってますし。
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連載とは銘打ってなかったけど、結局ひなた記事は5回ほど書いたのですが、最初の一回目をやったときに続けてやることは全く考えてなかったですし、続くものだとも思ってなかったです。というのも、それまでやっていたドリクラとかアイマスのコンシューマタイトルの場合は期間が短いですし、発売したらそこまでということになるのですけど、モバイルゲームだと、運営が続く限り続けられて、成長している姿が追えるというのが利点というか、相性が良かったのかなと思うところはあります。
カードもそうですけど、季節イベントで、ひなただったら最初のバレンタインデーはおせんべいだったのが、翌年はちゃんとチョコを手作りした…と。そうしてもカードイラストや数値に着目しがちなところで、そうじゃないところを拾った記事を提示できたのは良かったというか、自分でも発見することは多かったかなと思います。
モバイルゲームはネガティブな見られ方をしているところが少なからずあって、ガチャもそうだし、よく言われるサービスが終了すると何も残らないとか。自分も最初はガチャに抵抗があった人間だったし、イベントで走るのもどうなんだろう…と思っていた部分もあったので。あと、どうしてもカードの強さとイラストが着目されがちだけども、向き合う中でそれだけではないものがあるというのがあるよねと。その世界に何があってどこに魅入られて愛着を持っているのか、熱中しているのかを、自分が愛着を持っているところを通して感じてもらったほうが、まだ伝わりやすいのかなと思っているというのもありました。
5回目が2016年8月で、そのあとにもう一回やりたかった本音はありました。TA02が発売される前だったから、少しふれたかったところはあったし、実際2017年後半には頭の片隅にずっとあったのですけど、なかなか動けなくて。せめて年末ぐらいにと考えているうちに終了予告が出てしまったので。
やっぱりショックなところはあったのですけど、それ以降、運営側がすごくいい形で終わらせようとしてくれたのがとても伝わってきましたし、終了日のつぶやきもかなり追っていたのですけど、こう……ミリオンの初期のころって、本当に逆風というか、いろいろと言われていたところもあったけど、そのときのことを思うと想像していなかった反応だったし、感激しましたね…。
……ここまで書いても、お話したいことの半分どころか4分の1も言えてないと思う。でもそろそろというところで……。実際、ミリオン自体は終わらないわけで、追い続けていきたいという気持ちは変わりませんので。
本当にこういった切り口の記事を許容していただいた関係各社様もそうですし、社内的にもそうですし……あまりアニメやゲームに詳しくない先輩(女性)に「愛が重いです…」と言われたことも思い出した(笑)。本当にお礼申し上げたいと思います。あとグリーのひげのおじさんも本当にお疲れさまでした…(このぐらいはいいよね…)。何より、記事を楽しみにしてくださったり反応していただいたみなさまにも感謝です。引き続きご愛顧いただけたら幸いです。