自作PCに謎の中華パーツを組み込んでみた。※追記あり(3)
記事を開いていただきありがとうございます!
今回は自作PCに謎の中華パーツを組み込んだらちゃんと使えて少し衝撃だったのでそのパーツについて書いていきます。
購入の経緯
そもそも何故このパーツが必要だったかというと、私の使っている自作PCのケースが少し大きすぎて場所を取るので、小型化するために新しいケースを探し始めたところから始まります。
使っているマザーボードがATXだったので探すのに苦労しましたが、AliExpressで小型でカッコいいケースを見つけられました。
しかしこのケースのフロントパネルにはUSB-C端子があり、今使っているマザーボードにはUSB-Cのピンヘッダが無いので困ってしまいました。
パソコンのUSB-Cの使い道というのが手持ちの機器だと特に無いのですが、せっかくついてるなら使えるようにしたいので拡張カードをAmazonで探してみました。
しかしAmazonを探してみてもピンヘッダを増設する物はノーブランド品しかありませんでした。
ですが怪しいパーツを使うというのもまた自作の醍醐味、そう思い変なパーツの宝庫であるAliExpressでたくさんあるノーブランド品の中でこれというのを探し、そして見つけ出しました。
それがこちらです!
売れた数の多さやストア評価の高さ、レビューなどを見る限り性能詐欺も無さそう、そして一番の決め手はピンヘッダのみ増設できる余分な機能の無いシンプルさに惹かれてこれに決めました。
注文してから一週間ほどで届き(ロープロファイル用ブラケットもついてました)、さっそくマザーボードに装着してみました。
外観
非常に小さく、側面にピンヘッダがあるので一番下のスロットを使っても他の物に干渉するという事もありません。
実際に使えるかどうか
そして発火するんじゃないかと少し警戒しつつ電源を入れてみると、なんと何の問題も無くWindowsが立ち上がり、デバイスマネージャーでもしっかり認識されていて結構驚きました。(AsMedia USB 3.0 eXtensible Host Controller-1.0(Microsoft)という名前でデバイスマネージャーで認識されていました)
試しにUSB-CのUSBメモリを指して問題がないことも確認できたので、せっかく使えるなら何か有効活用しようと思い、この商品を購入しました。
マウス、キーボード用のUSB2.0が二つ、USBメモリや外付けSSDと高速にデータのやり取りをするためのUSB3.0が一つ、あると便利かと思いTFカード(SDカード)スロット一つのハブをAliExpressで購入しました。(ORICOはAmazonやドスパラでも取り扱ってるブランドですが、この組み合わせのUSB-Cのハブは売ってなかったので、AliExpressのORICO公式で買いました)
実際に一か月ほど使ってみたのですが、データのやり取りも問題なくでき、マウス、キーボードなども不具合なく快適に使えています。
おわりに
今回は、謎中華パーツが結構使えたので、マザーボードにUSB-Cのピンヘッダが無くて困ってる方に知ってもらおうと思いこの記事を書いてみました。
補足
補足ですが、Gen2(10Gbps)では無くGen1(5Gbps)なので、Gen2の速度を出したい方には最初からピンヘッダがついてるマザーボードをおすすめします。(Gen2の拡張カードもあったのですが、ヒートシンクが付いてて干渉しそうなのと、ノーブランドなのに結構高いので自分的には微妙でした)
個人的な話
最後に、個人的な感想ですが、GPUが巨大化し続ける今の時代、非効率的なのかもしれませんが、拡張カードがたくさん差さってるのは私的にはかっこいいなと感じます。
最後まで読んで頂きありがとうございました!
2023/11/23 追記
Windows11 22H2環境にて2023年11月のWindows Updateを実行後、この拡張カードが認識されなくなるという問題が発生しましたが、PCを再起動したら問題なく認識され、その後一週間程使いましたが問題は発生していないので、ここに追記しておきます。
2024/2/14 追記
どうやらこの拡張カードはOSが立ち上がってから認識されるらしく、この拡張カードを使用して使えるようにしたUSB-C端子にマウス、キーボードを接続してBIOSを操作したり、BIOSファイルを入れたUSBメモリを接続してBIOSをアップデートしたりすることは出来ないようなのでご注意ください。
2024/5/12 追記
2023/11/23の追記で書いた拡張カードが認識されなくなる不具合ですが、どうやらWindows Updateが原因というよりはパソコンを再起動すると稀に認識されなくなるという不具合のようです。
しかし半年以上使っても二回程しか遭遇しておらず、パソコンをもう一回再起動すればちゃんと治るので、たいした不具合ではないということを追記しておきます。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?