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不登校でも大丈夫:自分に再び期待できる通信制高校サポート校の力
今日は、不登校支援に力を入れている「トライ高等部、中等部」の見学に行ってきました。家庭教師のトライが運営しているだけあって、通信制高校でありながら学力向上をしっかりとサポートし、慶応や上智といった大学への合格実績も持っています。そのため、ずっと興味を持っていました。
実際に学校を訪れると、様々なバックグラウンドを持つ生徒たちが通っています。ある生徒さんは、中学時代から不登校で、ほとんど学校に行けなかったそうです。別の生徒さんは、病気で高校の出席日数が足りず、退学の危機にあったとのこと。さらに、ある生徒さんは、高校に入学したものの学業についていけず、気づけば学校に行けなくなっていたと言います。
そのような過去を持ちながらも、今はハキハキと自分のことを話し、学校生活を楽しんでいる姿を目の当たりにしました。「今の自分に期待しているからこそ、力が湧いてくるんだろうな」と感じました。
学力向上だけではない、トライ高等部のサポート
トライ高等部は学力向上だけにとどまらず、イラスト、音楽、ボランティア、プログラミングといった多様な活動も提供しています。生徒たちはこれらのサークル活動を楽しんでおり、学ぶことの喜びを再発見しているようでした。
また、ある生徒さんはこう言っていました。「最初は『通信制に行ったら人生終わる』って思ってたんです。だから全日制で無理してでも頑張ろうと思った。でも、通信制でも大丈夫だったんです。今は自分の人生に期待していいんだと思っています。」
不登校からの再出発:生徒たちの実体験
私が印象的だったのは、「今、もし不登校だった自分に声をかけるとしたら、何を言いたいですか?」という質問に対して、多くの生徒さんが次のように答えていたことです。
「大丈夫、なんとかなるよ」
「どうにかなるから、安心してね」
「今の私はここにいるよ。だから焦らなくていいんだよ」
彼らはかつて、「本当に大丈夫なのか」「親に見捨てられたのではないか」「もう自分に期待してはいけないのか」という不安を抱えていました。しかし、トライ高等部での生活を通じて、親は見守ってくれていたことや、自分を信じてもう一度挑戦できる環境があることに気づいたのです。特に大きなきっかけがあったわけではなく、徐々に週2回、週3回と登校できるようになっていったと話していました。
「目標の力」、「仲間の力」、「強みを信じる力」
この学校の仕組みを見て、私が大切にしている「目標の力」、「仲間の力」、「強みを信じる力」が、トライ高等部にも備わっていることを強く感じました。
まず、目標を持つことで未来への希望が生まれ、前進できるようになる。これはどんな教育の場でも重要な要素です。また、仲間の存在が、時には自分自身を信じられなくなった時でも、支えとなります。そして何よりも、自分の強みを信じる力が、再び自分に期待できる力を生み出すのです。
悩んでいるあなたへ:不登校支援の可能性
もし、今不登校で悩んでいるあなたや、家族が不安を感じているのであれば、通信制高校やサポート校のような場所が大きな力となるかもしれません。私が今日感じたのは、「不登校だからといって、未来が閉ざされるわけではない」ということ。むしろ、新しい可能性が広がる場所がここにあるのだということです。
不登校は一時的な壁に過ぎず、そこから再び立ち上がり、自分を信じて未来に向かって進む力を身につけることができるのです。「目標」、「仲間」、「強み」が揃った環境に身を置くことで、次のステップへと進むことができるのだと思います。
もし興味があれば、ぜひ一度こうした学校の見学に行ってみてください。未来を変える一歩を踏み出すきっかけになるかもしれません。