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キャリア: 計画と偶然のバランスと「コネクティング・ドッツ」の力

キャリアの本質: 計画と偶然のバランスと「コネクティング・ドッツ」の力

キャリアという言葉を耳にするとどんな想像をしますか?長期的な計画や目標を思い浮かべるかもしれません。私は、スティーブ・ジョブズのスタンフォード大学の卒業式のスピーチの「コネクティング・ドッツ」の逸話を思い浮かべます。キャリアとは、計画と偶然がともにキャリアを形成していると
経験から考えているからです。

1. 計画の重要性

キャリアというと、10年を超える時間を想像します。経験から言えば、戦略的に考え、長期的な目標を持つことは重要です。目標があるからこそ、方向性が決まります。そして進むべき道を走っていくことができます。

そして、企業人には特に、「自分をどのように覚えてもらうか」といった適切なブランディングを構築は鍵となります。
私たちがどのように他者に認識されたいか、そのためにどのようなプランを立てるかはキャリアの方向性を大きく左右します。

2. 偶然の価値

しかし、私のキャリア経験を振り返ると、偶然の出来事が私の人生に大きな転換点をもたらしたことが何度もありました。Planned Happenstance理論は、キャリアの中での偶然の出会いや機会をどのように活用するかに焦点を当てています。
この理論を過度に信じるのは良くないかもしれませんが、目的を持ちつつも、偶然の出来事を受け入れ、その流れに身を任せることの価値を理解することは不可欠です。目的に向かっている過程で、「こんな偶然があるんだ」という出来事がたくさん起きてきます。私は、これは目標に向かっている過程だから起きる偶然なんだと思うのです。
それは他ブログにもある「内部モデルの変容」の考えとリンクしています。

3. コネクティング・ドッツの力

先ほどもお伝えしましたが、私がキャリアについて語る際、いつも思い出すのはスティーブ・ジョブズのこのスピーチです。彼の言葉は、私たちが過去の経験を将来の出来事と結びつけ、それを意味あるものとして受け入れる力を持っていることを示しています。すべての経験には意味があり、それが将来の出来事とどのように繋がるかを信頼することがキャリアの真髄であると私は信じています。

結び

キャリアの道のりは、計画と偶然の絶妙なバランスで成り立っています。私たちの過去の経験や学びは、未来の出来事との「コネクティング・ドッツ」を形成するための礎となるのです。
私の経験から言えば、キャリアに正解や不正解はありません。大切なのは、自らの人生を信じ、そのすべての瞬間を楽しむこと。
だからこそ本当の自分に気づき、本当の自分がやりたいことに気づき、
楽しんで走り抜いていってほしいと心から願っています。

それが、最終的には最も価値のあるキャリアを築く鍵となると思いますし、
私はそんなあなたをいつも応援します。


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