見出し画像

旅行携行品と100均

 ここ数年、搭乗前のボディースキャン・手荷物検査が強化せれている。これは9.11を起因とするが、それらは年を追うごとに更に強化されているように思う。特に液体物の機内持ち込みは顕著な例だろう。

 私はロングホールフライトでなくても飲料を持ち込むことが多い。これは機内環境がそれを必要とするからであるが、東南アジアなどの空港では搭乗前に再度ボディースキャン・手荷物検査を実施する空港もあり、その際は飲料の持ち込みができない場合がある。もちろん飲料などはビジネスクラスなどであればCA各氏に頼めば即頂けるが、飲料以外の携行品が検査で引っ掛かり没収されてしまった場合、その後が意外と大変である。

 特に、乾燥対策等でコダワリの化粧水・乳液等を普段から愛用している方達は同じものを携行している場合が多い。この場合、替えがきかないばかりか他国で同じようなものを入手するのは至難の業である。私はそこまでコダワリの強い商品を普段使いしていたわけではないが、一度化粧水等を没収された時はかなり面食らった。

 そこで、コダワリを捨てるのではなく、レギュレーションへ柔軟に対応する事が出来れば、ストレスも緩和され旅をより楽しめるのではないか?と少し思考を変えた。簡単に言うと、没収されないように!ではなく、没収されてもダメージが少ない、である。

解は何か?

国内外問わず、赴く先で同じモノが入手可能である!が条件だが、可能であるのか?

 その後、私は海外へ出向いた際、いつもより多少注意深く街を探索した。その国のロコが行くようなドラッグストアやホームセンター等へも足を踏み入れたが、中々良いものに巡り会えなかった。しかし探索中、幾度となく目にする紫色の看板があった。だが私は普段、ドラッグストアとホームセンターが主な日用品購入先であった為その看板には惹かれなかった。

あの看板日本でも見たことあるな?。。DAISO

 私は、2015年以前はDAISOに入ったことがなかったので、何を売っているいるのかさえ知らなかった。それに私の初DAISOはクアラルンプールのモール店である。さらに入店して驚いたのが、パッケージの日本語表記!そして価格!もしかして日本の店舗でも全く同じモノが入手可能なのでは?と閃く。

 日本に帰国しDAISO店舗を数店訪れ、税込み110円で売っている化粧水と乳液など数点を購入。それら内容量は120gや110g等、パッケージのままではレギュレーションにギリ抵触するのだが、内容量を減らすために移し替える手間を掛けていたのでは元も子もない。それにモノの良し悪し、合う合わないを判断するもが先だ。

そして、解を見つけた。

 何ら問題ない。それに内容量が問題で没収されても、訪問国で全く同じモノが購入可能だ。価格も素晴らしい。パッケージの日本国内と全く同じ日本語表記等はCool Japan / Visit Japan等のプロモーションによる効果なのだろう。これはパッケージを変える手間が省けるのでDAISOとユーザ利益だ。

 現在、ドラッグストアやホームセンターへ行くよりDAISOへ行く機会が多くなった。もちろん私もAmazonユーザであるが、DAISO発見により以前のようなヘビーユーザでは無くなった。DAISO様様である。

いいなと思ったら応援しよう!