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ヤマト住建で建てた家と賃貸物件の光熱費比較


結論

ヤマト住建の高気密・高断熱仕様の家、オール電化、ダイキンの高性能エアコンによる光熱費削減効果は45%減でした。想像以上で驚きです!

概要

住み始めて1年経過し、電気料金の請求も1年分出てきたところで光熱費削減効果を振り返りをしたいと思い、整理してみました。
賃貸の情報と戸建ての情報を整理し、どんな利用状況だったかも含めて比較。関電のはぴeみる電から電気利用やガス利用の実績がダウンロードできるので、それを整理して年度比較やってみました。

前提条件

【戸建て情報】
概要:ヤマト住建で建てたほぼ総二階の木造住宅
間取り:3LDK、おおよそ100㎡
吹き抜け:あり
ベランダ:なし
リビング:1階、掃き出し窓なし
窓:すべて樹脂サッシのペアガラス(Low-e)
床:床暖房なし、1階の床のみ名樹
電気:オール電化、関西電力(はぴeタイムR)
ガス:なし
冷暖房設備:エアコン2台。1階はダイキンのS563ATRP-W(2022年製18畳用)、2階はHITACHIのRAS-X40L2(2022年製12畳用)
給湯器:エコキュートスリムタイプ
稼働状況:夏はエアコン2台とサーキュレーター2台を常時利用、冬はエアコン1台(1階)を常時利用しつつサーキュレーター1台を随時利用

【賃貸物件情報】
概要:賃貸用として建てられた築20年の中階層マンションの2階
間取り:3LDK、おおよそ70㎡
吹き抜け:なし
ベランダ:あり
リビング:マンションなので住んでいる階、掃き出し窓あり
窓:すべてアルミサッシ
床:床暖房なし、階下が駐車場で冬の底冷えがひどい
電気:関西電力(なっトクプラン)
ガス:関電ガス(なっトクプラン)、ガス用途はコンロとお湯のみ
冷暖房設備:エアコン3台、6~8畳用程度の安価なもので、製造経過年数は10年、3年、1年くらいだったはず
給湯器:なし
稼働状況:夏はエアコン2台とサーキュレーター2台を常時利用、冬はエアコン1台を常時利用しつつ、もう2台を随時利用、ガスファンヒーターは利用不可

賃貸時と戸建ての光熱費比較

はぴeみる電からCSVダウンロード
戸建て:はぴeタイムR(電気のみ)
賃貸 :なっとくプラン(電気+ガス)

※2023年度の当初3ヶ月分(4,5,6月請求分)は生活が安定していなかったのか電気代がかなり安い状態でリアル感がないため、2024年度の3ヶ月の電気代で代用する

まずは電気とガスを別表示にすると以下のようになります。

電気だけでみると、エアコンを使わない時期は賃貸のほうが下回っています。おそらく、エコキュート利用により安定して電気を利用しているのかと思われます。
エアコンを使う時期は極端ですが、賃貸時の熱効率がいかに悪い状態だったかが見て取れます。

次に、合計してみます。

6月が唯一同程度の金額になりましたが、それ以外は総じて戸建てのほうが下回っています。冬場は電気もガスも多く利用する時期ですので、特に差が大きいです。ピークの1月だけでみると、2.5倍にもなります。

金額としては、2022年度261,750円、2023年度142,821円
その差は118,929円です。

まとめ

建売住宅を買おうとしている、注文住宅を建てようとしている、そんなときに家の高気密・高断熱がどれほど効果があるのか今ひとつわからない方はこの情報が参考になれば幸いです。
家の仕様にかける初期費用と、今後上がっていく可能性の高い電気・ガス料金のランニング費用をどう天秤にかけるか。考えものです。

関連して、太陽光発電に関する振り返りもしようかと思ってます。

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