32歳の青春回想~オリエンタルラジオ~

○武勇伝はマジで流行った
○2人のキャラ変遷
○中田敦彦は僕ら世代で言う小林よしのり?

ずっと売れているイメージのあるオリエンタルラジオだが、そのデビュー当時を皆さんはご存じだろうか?

百聞は一見に如かず!

武勇伝。
その衝撃はキングコングを超えたとか超えないとか。

少なくとも、僕の高校では至るところで、「武勇伝武勇伝」と聞こえていた。
ちなみに、うちの高校では、「意味はないけれどー」のパートを言うのが通だとされていたが、僕は最後の部分の、「日本の領土を広くするために海水飲みまくる」と言っていた。
ちなみにである。

余談ではあるが、エンタの神様でオリエンタルラジオが出てきた時、うちのお父さんが、「こいつら面白いな」と言っていた。
意外な層にもウケていたのである。
逆に僕は、衝撃はあったがキャッチコピーが「HIP HOPな武勇伝」であったため、キングギドラ的「もう1度ジェームスブラウンから聞け」という感情が邪魔をして受け入れるのに時間がかかった。
余談である。

さて、このコンビはそのままスター街道を突っ走っていくのだが、しくじり先生等で言われているように所謂天狗状態になり、一時勢いは止まることになる。
しかし、2人のキャラ変遷、というよりも本来の姿を出していくにつれて売れていったところが興味深い。
その変遷を見ていこう(僕の記憶と印象で書くので間違ってたらごめんちょ)

○中田敦彦
ラッパー気取りソフトモヒカン野郎→意外と慶応→天才気取り→学生時代やばくね?→エヴァジョジョ→福田萌の旦那→藤森慎吾の影→今でしょ→論理武装おばけ→松本人志に噛みつく→YouTube大学

○藤森慎吾
ペケポン眼鏡→意外と明治→ツッコミ?→お母さん思いの長野出身→チャラ男キャラ→え、妊娠させたん→チャラ男→あげぽよ→ツッコミ上手くなったなあ→ラップ上手あ→サウナ

コンビとしても話題に事欠かなかった(ラジオ喧嘩・8.6秒バズーカ・パーフェクトヒューマン等)
僕の青春時代にデビューしたコンビなだけに感慨深いものがある。

本当は前半からが良かったが音ズレが激しかったためこちらを貼ります↓

ここで、中田敦彦のYouTube大学にフォーカスを当ててみよう。

この動画は、僕ら世代の小林よしのりの立ち位置と同じ気がする。
小林よしのりは、『おぼっちゃまくん』の作者で、『ゴーマニズム宣言』などの政治とかを扱った高校生くらいにも読みやすい漫画を出版している。
この本が僕ら世代で少し流行り、色々分かった気にさせてくれた。

厳密にいえば、中田敦彦のYouTube大学は小林よしのりほどの思想はなく本の内容を言っているだけというスタンスだ。
しかし、本来難しくて理解しがたいことをエンタメに昇華してしかも題材を分かりやすく伝えてくれるという点では共通していると思う。
分かった気になるというところも共通している。

しかしながら、最近アップされている動画のエクストリーム現代社会で参考にされる本の多くが池上彰である。
シンプルに池上彰すげえと思った。
大喜利「身もフタもないことを言ってください」というお題で塚地武雅が、「結局、池上彰」と答えたのも納得である。
そして言うまでもなく、分かりやすい池上彰をさらに分かりやすくする中田敦彦もシンプルにすごいと思う(池上彰がYouTuberデビューすればいいんじゃないかと思ったがスルーしておこう)

また、同じ芸人YouTuber枠としてカジサックがいる。
笑いを目的としたカジサックと笑いを手段とした中田敦彦のどちらが勝つか興味があるが、一般的には言われてないしそもそもYouTubeは勝ち負けではないのでので本当に個人な見方として処理してほしい。

ネットを上手く活用する芸人に西野亮廣がいるがこれはまた別の機会に書こうかと思う。

そんなにオリエンタルラジオに青春時代を思い出して心の俳句を送りたい。

慎吾はね
知ってた、あっちゃん
かっこいい

素敵な思い出をありがとう。
皆さんも、オリエンタルラジオにまつわる思い出があればコメントしてくださいね。


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