釈迦に説法

その道のスペシャリストに物を教えてしまうという何とも滑稽な事です。

しかしスペシャリストとは言っても考えの懲り固まった価値観の方はたくさんいらっしゃいます。　

お釈迦様はまさにその業界のスペシャリストであったわけですが、学びを止めていたわけではないのです。
常に仏の道を歩まれ学び続けた方なのです。
トップだからといって下の者から学びはないと決めつける事もまた未熟な証拠です。
もちろんこちらからスペシャリストに教えを説く事は論外ですが、スペシャリストこそ学びをやめないのですね。

結局学びや精進に終わりはなく納得行くことはないという事でもあるということです。
限界を早々に決めて努力をしない言い訳をするのではなく

自分はまだまだ伸び代がある

こう思うことで常に前向きに人生を進める事ができます。

他人にどう思われたっていいじゃないですか。
また他人と自分を比較しなくてもいいじゃないですか。
戦いは常に自分とだけ行えばいいのです。

他人はつまりは本。
学びの教材です。

なぜあの人は自分より優れているのかと問いかければいつかはその答えにたどり着くのです。
その時成長したと言うことです。

逆もまた然りで自分より劣る、または自分より結果を出せない人はなぜあの人は成果を伴わないのか？
これも同じく学びの教材です。
嫌みや下に見ているのではなくどこからでも学びにこじつける強引さが必要なのです。

さらにそれをアウトプットする事で自分に知識が定着しますし人には感謝されるでしょう。
良いことづくめです。

釈迦に説法をしたとして釈迦の目には学びしか映りません周りから滑稽に見られても釈迦自身は学びとして対話が行われると思います。

私もそうありたいものです。
学びの機会はたくさんあります。
正しい行いからも学べますし間違えた行いからも学べます。
どんどん成長できるわけです。


ただひとつ人の意見を聞かないとしたらそれは生き方を指図された場合だと考えます。
自分は自分のスペシャリストです。
そして嫌でも生き続けている限りは自分でいることを続けていかなければなりません。

なので誰であってもあなた様の事を指図する事はできないのです。

釈迦に説法とは他人の生き方、価値観に指図すべきではないという意味であるというのが私の解釈です。

どうか今後もあなた様らしくあなた様の正しいと思う行いで精進なさってくださいませ。

何かお役立て頂けますと幸いでございます。
それでは失礼致します。

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