(Book)✨世界の「頭のいい人」がやっていることを1冊にまとめてみた
脳科学者の中野信子さんの本は面白いんですよね。
彼女の著書「なぜ人は他人を許せないのか?」に続き、世界の頭のいい人がやっていることを1冊にまとめてみたという本を読み始めました。
私も今までたくさんの頭のいい人に会ってきました。頭のいい人の共通点は自分の発想では及ばない発想を持っていることでした。
知識量がたくさんあることも頭がいいにはなるとは思うんですが自分に対しパラダイムシフトを起こしてくれる人を賢いなぁと思います。
技4 ニコニコしながら主張する
学校現場で働いてると頭ごなしに怒る人っていうのをたまに見かけます。
今の職場ではあまり多くはないのですが、前の職場では怒鳴り声をよく聞きました。みっともないなって個人的には思っていました。
自分が感情的になって、人の意思決定を揺らがすっていうのは、赤子と同じなんじゃないかなって個人的には思います。
本書では賢い人間は笑顔を振りまきながらも主張を押し通すという点が挙げられています。
確かに主張を譲ると、かもにされちゃうんですよね。
頭のいい人っていうのは感情的な議論を避けるように思います。
私もたくさんの感情的な人間を横目で見てきて、つくづく関わらないようにしたいなって思っています。ポジティブな感情ならいいんですけどね。
技14 適度なストレスを与える
本社92ページでは、ヤーキーズドットソンの法則が説明されています。
ヤーキーズドットソンの法則とは適度なストレスを与えると学習パフォーマンスの向上が見られるということです。
私も仕事がない期間は刺激がなさすぎて日常に退屈をしたりしてしまいます。
もちろん仕事が続きまくるとストレスが溜まるのですが……
コントロール可能なストレスというものを常に自分に与え続けることが成長に繋がり、頭のいい人になれる橋渡しとなるのではないでしょうか。
ちなみに技16が本から何でも吸収するになるのですが、読書の素晴らしさはいつも語っているので、割愛。
技19 やらないことリストを作る
生徒たちが定期考査前でよくやるのは、ToDoリスト作りです。
一方で何かをし始めるということは、その分何かを削らなければならないという考え方が欠落しているように思います。
どうやってその時間を捻出するか?をきちんと考えてほしいなと思います。
本書ではやる事の数を減らし、余った時間や労力をやるべきことに配分するのが良いと論じています。
技23 見た目を大切にする
私もとっても見た目は大事だと感じています。
書道をやっていた時に、字は読んでもらうものだから、綺麗に書こうと教わりました。
見た目もしっかりで、相手にどういう印象を抱いてもらいたいかというのを前提に、自分でアレコレするのが大事なんじゃないかなと思います。
もちろん生まれ持った美しさというものはありますが、それぞれが自分の持つ良さを活かせるのが大事だと思います。
例えば私は178センチなので比較的スラッとしています。スーツとかが似合う分、パーカーなどはあまり似合いません。だから、細身のスーツが似合うタイプですね。
そして、見た目はカラフルな色のものをつけるようにしています。
なぜかというと、ビタミンカラーのものを見ると、人は元気が出るからです。
色々なカラーのベストを着用しているのですが、生徒に認知してもらうのも結構容易になります。
そう考えると、制服って難しいなと思うところもあるのですが……着こなしがめちゃくちゃダサいと評価が下がるのも見た目の一つかもしれませんね。
見た目で人を判断してはいけないと思いますが、見た目を全く考慮せず人を判断するのも間違っているように思います。
だって努力とかセンスの結果ですしね。減点のない外見を作るのは後天的な努力だと思います。
技30 よく寝る
しばしば「なんでいつもそんなに楽しそうなの?」と聞かれますが、よく寝てよく食べているからです。
私の睡眠時間は基本的に8時間が平均です。たくさん寝ている分、そこでストレスが解消されています。
実は頭が良くなるにもすぐ寝る方が効率的です。
アメリカの実験では、学習直後に睡眠を取った場合、最初の2時間でほぼ半分忘れますが、それ以降は更に忘れることはないそうです。
つまり、覚えた直後に眠った方が記憶の保持にはいいということは明らかです。
よく一夜漬けをして定期考査の点数をとれて喜んでいる人、生徒がいるんですが一般受験で戦えないんですよね。
結局、短期記憶になっちゃってるんで、長期記憶をしている人には勝てないんです。
こちらの方は短いチャプターで31個の頭が良くなる方法が書かれています。
とても読みやすい本ですので、興味があればぜひ読んでほしいです!