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今のところの人生の"ベストバイ"から気に入る要素を突き詰める

世間一般の洋服好きほどではないにしても、そうでない人に比べると
多少は買ってきている中、インフルエンサーの皆様などが、よく、
"ベストバイ"という形で購入品を紹介しているのを見て、自分の場合、
”ベストバイ”は何だろうと思ったことを契機にこの記事を書いております。

30代なのでまだまだ購入品は積みあがってくると思うので、
”今のところ”という前提はどうしてもつけざる得ないと思いますが、
今回はこの”ベストバイ”に着目した記事を書きます。

まず、そもそもですが、ベストバイは、Ancellm22AWの商品
”LINENSUEDE KIMONO SHIRT(BLACK)"になります。

引用:https://ancellm.com/

ANCELLMは、このnoteで何度か登場しています。
(以下の記事で言及していますので、読んでいただけると嬉しいです。)

ダメージ系のアイテムが人気のブランドですが、それを感じないこの
アイテムがベストバイになります。(このあたりに、私のあまのじゃくな
性格が見え隠れしてしまっていますが、ちゃんと理由はあります(笑))

ちなみに、ブランドHPでは以下のように紹介されています。

素材は今回オリジナルで製作をしました。
linensuedeと銘打った素材です。

粗めのlinen素材を調整をしつつ限界まで起毛をかけて頂き、
スウェードの様な雰囲気に仕上げました。
洗っていくとどんどん雰囲気を増していく素材です。

シルエットは着物の様な袖の取り方をし、
ややショート丈に設定。
脇の下にマチを入れることで可動域も確保しております。

基本的にオーバーサイズではありますが、
品良く収まる様なシルエットをパターンで入れ込んでおります。

一度お試しを頂きたいANCELLMのシャツです。

引用:https://ancellm.com/

上記を踏まえ、私が気に入っている点は以下のとおりです。

〇素材の唯一無二感
まず、リネンスエードって何だよ!?って最初思ったのですが、
触った感じは本当にスエードに近かったんですよね。
そして買ったあとに、着用や洗濯で、粗野な感じが徐々に取れ、柔らかさが
出てきて、柔と剛のハイブリットで唯一無二の存在感を放っています。
今回の場合は、素材からプロダクトの背景を嗜んでいます。

〇気兼ねなく扱える
本来スエードならば洗濯は難しい場合が多いはずですが、
リネンなので、洗濯ができる点がいいです。加えて、
理由がわからないのですが、何故かリネンの割に変なシワが入りづらく、
神経質にならなければ、丁寧にアイロンしなくてもいいのもプラスですね。
これらの点が、リアルクローズであることの象徴と個人的に感じています。

〇どんな形で着用しても様になる

これは、買ってから驚いたのですが、合わないものがないんじゃないか
というくらい、インナー、アウター、ボトムスを選ばず、
何を合わせても本当に様になります。
(このアイテム以ファストファッションでもほどよく雰囲気が出るし、
ファッショナブルなアイテムと合わせても当然雰囲気が出ます。)
自身の印象の変化をいかようにも楽しめるアイテムです。

以前、以下の記事で、
”洋服は身に着ける以上は、どこまでいってもリアルクローズであるので、日常を豊かにするには、価格の絶対値が高すぎない、あるいは
当時や現在の用途を考慮して相対的に高価すぎない洋服を、
そのプロダクトの背景を嗜みながら気負わず身に着けて、
自身の印象の変化を楽しむのが、趣味として現実的であるという価値観”
を持っていると言及しています。

まとめると、今回の記事を通して、ベストバイの商品から、
自身の価値観を構成する個々の要素を例示的に具体化したことになります。

一例であるにせよ、自分にとっていい買い物になるポイントが見えました。(誰かの役に立つのは別ですが。。)

また、自己中心的な記事になりましたが、読んでくれる人がいますかね。。


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