自分をかえりみる

最近、反省してなかった。
これでもいいやと、自分を許していたけど、良いわけなかった。
夏休みで大変だから、仕方ないと
自分には甘く
子供達には当たり散らし。
大変は大変だし、よく頑張ってるとは思う。
でも、せっかくの頑張りも、子供たちが辛いなら全く意味ない。
この前、息子に「そんなに怒らないでよ」と言われた。
私は「お前が怒られることしてるからいけないんだろ！？」ととんでもない暴言を吐いた。
そうやって、自分を納得させようとした。
でも、息子は「そうだけど、でも、そんなに怒らないでよ」と繰り返し言った。
言ってくれたのに。
私はより大きな怒りでその、言葉を悪にしてしまった。息子は悪くないのに。
私にとって、都合が悪かったから、怒鳴ることで威圧して、息子の気持ちを踏み躙った。
娘にも「怒らないで」と言われた。

怒らないで、叱る方法もあるのに。

夏休みが始まり、毎日掃除しても掃除しても部屋は汚される。洗濯物は増える。畳むのも片付けるのも、物理的、時間的な余裕がない。
朝昼晩、ご飯を用意して
片付けをして
買い物は3人連れて行く。
家事の合間に休憩していると、ぐだぐだしてると言われる。
床には食べこぼし。ソファにも食べこぼし。
どこへ行くのも子供連れ。
上2人はずっと喧嘩。
宿題しなさいと言わないといつまでもやらない。言えば最大限の文句が飛んでくる。
ご飯作れば、食べたくないと言われ
食べ始めたとしても、ダラダラダラダラとなかなか進まない。食べなさいを１００回言っても終わらない食事。
1番下は座って食べない。口に入れても出す。

ほかにもまだまだ愚痴がある。
夫は頼らず、実家は毒。義実家も遠方。
少し前に、義両親が遊びに来てくれ
何日か滞在してくれたが
家事も育児もスムーズで、ノンストレスだった。人の目があるというのもあるが、怒鳴ることがなかった。
大人3人で子供3人みて、やっと余裕が生まれるんだと知った。

これほど、余裕がなくて
常にイライラしてて
少しのことでもすぐにダムの決壊が起きる
そんな状態が続いている。
この夏休みが終わるまでは、仕方ないと自分を許し
すぐにキレる。

キレながら、心の中で謝って
何にこんなにキレてるんだろうと思って
でも怒りが止まらなくて
子供たちがどんなに怖い思いをしてるか考えて、辛くなって
でも、キレてる。
この夏休みの間だけだからって言い訳して。

そんな時、インスタの投稿でみた一言。
「ずっと後悔してる」
心にずしりときた。

これで、良いわけないじゃない。こんなに、子供たちの幸せを願ってる私が
こんなんで良いわけないよ。
先週、1日だけ、キレないで過ごせた日があったのに
どうして今日もキレてたの？
娘の頭を叩いて、それで、ストレスは発散されるの？
息子に暴言吐いて、スッキリするの？

ずっとモヤモヤしてるじゃない。ずっと、苦しいじゃないの。
私が私を苦しめてるんだよ。

毒親育ちじゃなかったらなんて、都合のいい言い訳考えてみたけど
毒親育ちでも、うまくやってる人たくさんいる。
私みたいな負の連鎖を生み出してる人もいるかもしれないけど
私は、そうなりたいわけじゃない。

子供3人いて、とっても大変なのはわかるけど
だからって、子供をストレスの捌け口にして良いの？
良いわけない。子供に幸せになってほしい。

どうしてこんなに、怒りが抑えられないんだろう。
どうして消しゴムのカスが落ちてるだけで、世界が終わるかのように怒り狂うんだろう。

小さい頃、私も、母親に片付けろってずっと言われてた。
食器洗い、洗濯干し、畳み、料理、片付け、掃除
やらされてた。
やりたくなかった。
怠けたかった。
休みたかった。
妹と比べられて、できないって言われるのが悔しくて
妹よりうまくやろうと頑張ってた。
褒めてもらった記憶はない。感謝されたこともない。

手伝いをしないことが、怠けることだと思ってたけど
そうじゃない。子供がやることでもない。
手伝うのは義務じゃない。善意。
感謝の見返りがあって良いはず。
手伝うのが当たり前じゃない。
勉強も、頑張るのが当たり前じゃない。
怒られてやるものじゃない。
私の生きてた世界は、何もかもが辛かった。
子供たちは、そんな世界で生きて欲しくない。

息子は、「怒りすぎ」って教えてくれた。
でも、わたしは私が正しいと息子に刷り込みたくて
無理な論理で論破した。
娘も「私はかわいいから、怒らないで。私の手を見て。」と言ってくれた。涙が出た。こんなこと言わせてごめんって、謝った。
でも、謝って、許してもらおうなんて
そんな甘いこと考えてる自分がすごく嫌だった。
牛乳をこぼされてキレ散らかす私が許されるわけないんだよ。でも、子供たちは許してくれちゃうんだ。今だけは。

辛い、辛いなあ…
こんなに可愛い子供たちに
そんなこと言わせて、ひどい母親だよ
子供たちのこの何日間かの記憶を全部消したい。
にこにこ笑って楽しいおかあさんでいたい。

心の抵抗がある。
優しいことしようとすると、心が「なんでそんなことしてあげなきゃいけないの？」と抵抗する感覚がある。

でも、優しいことした時の、子供たちの嬉しそうな顔を見るのは、すごく幸せな気持ちになる。
やってあげたい気持ちと、なぜかそれを阻止しようとする気持ち。
後者を無視する方がなぜかエネルギーを使う。
でも、それをやってあげることを続けよう。慣れるんだから。

私が怒りを振り撒いて過ごした夏休み、子供たちはすごく怒りっぽくなった。
私を見てるようだった。
見るたびに、私のせいだと思って、怒らないようにしなきって思って。

明日から、どうしよう。
とりあえず、怒りの感情が湧いたらすぐに離れよう。
うん、そうしよう。
そして、子供たちの可愛い顔をよく見て
可愛い手を握って
幸せに浸ろう。

可愛い時期は今だけなんだから。

こうやって、反省して、心の内をノートに書いて
吐き出して
吐き出して
吐き出して
たくさん吐き出して。

私は、孫と仲良くしたいんだ。息子たちが、安心して孫を預けられる母親になりたいんだ。それが叶うのは
今の私の過ごし方ではない。

こんな私が、そんな幸せを手に入れて良いわけない。

とにかく、明日。
明日の過ごし方で、明後日が変わる。
明後日が変われば、明々後日も変わるんだ。
明日、怒りが湧いたら、離れよう。
休もう。

ただその結論に至るためだけの
2500文字。