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アブリスボ治験の詐欺

2024年9月6日に行われた第27回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会 予防接種基本方針部会 ワクチン評価に関する小委員会に提出されたファイザーの資料におかしなグラフが含まれていた。


https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/001299542.pdf

アブリスボ接種後の早産のプラセボとの比較のグラフで、日本だけプラセボ群で2倍近い早産が報告されているのである。

早産の比率は国によって異なり、一般に中低所得国の方が高所得国よりも高くなっている。早産が、ワクチン接種とは無関係だとすると、アブリスボとプラセボの比率は1:1となり、現に、先進国の台湾、オランダ、米国ではほぼ1:1となっている。ところが日本では、この比率が1:2と逆転している。

GSKのRSVワクチンの早産が問題となり、GSKは治験を中止している。つまり、早産のリスクが問題になると、アブリスボの接種は中止になってしまう。

そこで、日本のファイザー関係者は、なんとかプラセボの方に早産を多数ひき起こそうと考えたらしい。

以下の表は、日本の治験におけるアブリスボ群とプラセボ群の妊娠週数仕分けである。

普通、50%ずつになるように振り分けるのであるが、プラセボ群の方が、ワクチン接種時の妊娠週数が低い妊婦の数が1割程度多くなるように振り分けているのである。

妊娠32週未満でのRSVワクチンの接種が、早産のリスクを高めていることは、GSKの治験で明らかになっている。

日本のファイザーは、プラセボ群に妊娠32週未満の妊婦をより多く振り分けることで、早産のリスクを隠蔽するという詐欺を行ったのではないか。

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