心配性の私が「なんとかなるさ」の呪文を知ったら。ーもっと気軽に旅を楽しもうー
みなさんこんにちは。POOLOJOB3期生の307（みおな）です。
本記事のテーマは「人生を変えたもの」。
皆さんは自分の人生が劇的に変化したキッカケはありますか？
私はあります。そして、今もその出来事に出会えてよかったなと思うことが多くあるのです。
今回は私の人生を変えてくれたそんなキッカケを皆さんに紹介していきたいと思います。
旅行好きだけど心配性な私
幼少期から家族で旅行に行くことが多く、すくすくと旅行好きへと育った私。
家族旅行では親が旅行の準備をしてくれるので子供は何も心配せずに心から楽しむことが出来ますよね。
さて、社会人になってからはひとりで旅をする事が多くなった私。
どこに行くか、何をするのか、何を持って行くのか……。
旅行の準備はもちろん全て自分でしなければならなくなりました。
元々心配性で用心深い私は旅行の前にいつも、持ち物のチェックリストを作っては何回も見直して絶対に忘れ物がないようにしていました。
旅行先でのプランも、何時何分に○○駅を出発して何時間観光する。などなど……。
分単位のスケジュールを組む事が私の旅行スタイル。
事前に細かく準備をすることで、心配や不安を軽減して旅に出かけていたのです。
心配性のまま挑戦した旅人育成企画「タビイク」
そんなある日、ふと目にしたSNSの広告で旅人育成企画「タビイク」というものに出会います。
「旅がしたい。」だけど、
不安で一歩が踏み出せない人の為の
１週間の旅の練習から始まる
現地実践
海外を旅するスキルを手に入れる
旅人育成プログラム
バックパック１つを背負って海外を放浪旅するバックパッカーの育成、それがタビイクの旅人育成プログラム。
1人でバックパック旅へ踏み出す勇気のない旅人たちが集まって数日間を共に過ごし、バックパッカーへと育っていく……。
タビイクのHPを見た私は、「何それ、かっこいい…！」とすぐさま参加を決めました。
それからの行動は早く、タビイクマレーシアプログラムへの申し込みをすると、バックパックを購入。
航空券を予約してあっという間に参加当日を迎えました。
いつものようにチェックリストを作り、バッチリ持ち物を準備した私。
「どんな体験が待っているんだろう……。」ドキドキとワクワクで行きの飛行機の中はあまり眠れませんでした。
事前にLINEグループでの連絡はあれども、メンバーはその日に現地の空港で初顔合わせになります。
全員が揃ったら自己紹介！をした上で早速タビイクのサポーターから課題が出ます。
「サポーターが指定した場所まで、スマホの地図機能や検索昨日を使わずにたどり着く。」
手段としては現地の地図を見るか、現地の人に聞くか。
はじめての事にみんな戸惑いながらも、力を合わせてようやく目的地に辿り着けました。
この時の達成感は今でもよく覚えています。
4泊5日の全日程の中で、サポーターから出される様々な課題をこなしていき、私たちはひとり旅への一歩を踏み出すことになりました。
初日は多くのはじめてに戸惑っていた私たちも、数日後には難なく課題をクリア出来るようになっていました。
全てのことが順調に進んでいたわけではなく、多少のトラブルはありました。メンバー達との協力あってこそ、クリア出来た課題でした。
トラブル発生から対処を学び、小さな成功を積み重ねる事でこの頃から私は、「旅先で起こる多少のトラブルは、その場で解決出来ることの方が多いんじゃないか？」
そう考えるようになりました。
プログラム参加後の心境の変化
こうして全日程を終えた私は、日本に帰国。
何気なく普段の日常を過ごし、大好きな旅へと出かける……。
そんな時ふと、あることに気づきます。
あれこれ心配して持っていっていた荷物も減り、これまでより明らかに旅行準備にかける時間自体が減ったのです。
この事に気づいたのはタビイクから帰国して何回か旅行をしてからでした。
最も顕著だったのが、海外旅行。
バックパックに詰め込んでいた荷物の重量が3kgほど減少していたのを数字で見て、ハッとしました。
観光本は事前に買って読んで現地には持っていかず、観光の予定も現地に着いてから決めることが多くなったんです。
これまでの私からは想像もしなかった変化でした。
思い切って、未知の世界へと飛び込んだ事で思考回路が切り替わったようなそんな感覚。
余計な思考や荷物を背負い込んでいた心配性の私は、タビイク参加を機に「なんとかなる！」精神を手に入れたのです。
自分を変えるほどの出来事に出会えるってとても素敵なこと。
誰しも、これまでの人生に良い方向へと進むことになったキッカケがあるのではないでしょうか？
人生で悩んだときにこそ、その時の経験を思い出してみるとちょっぴり勇気や自信を取り戻せるはずです。