見出し画像

2級 学科試験 過去問と出題傾向/専門土木、ダム・トンネル、海岸港湾、鉄道、上水道・下水道/土木施工管理

この記事は、平成17年度~令和2年度の
2級土木施工管理技士検定の学科試験、
「専門土木、ダム・トンネル、海岸港湾、鉄道、上水道・下水道」
の過去問と、出題分析表と重点項目集を掲載しています。

過去問を徹底分析して、出題頻度の高い問題を抽出しています。
出題分析表と重点項目集から、試験対策の優先順位がハッキリわかります。

出題分析表を見れば、どのような問題が、どれくらいの頻度で出題されているのか、一目瞭然です。
重点項目集では、出題年度や出題回数を記入しています。

必要な分だけ印刷して持ち運べば、いつでも何処ででも、
通勤中や業務の合間に、効率的に勉強できます。

次の関連記事があります
2級 学科試験 過去問と出題傾向/土木一般、共通工学/土木施工管理
2級 学科試験 過去問と出題傾向/専門土木、構造物、河川、道路/土木施工管理
2級 学科試験 過去問と出題傾向/専門土木、ダム・トンネル、海岸港湾、鉄道、上水道・下水道/土木施工管理
2級 学科試験 過去問と出題傾向/法規/土木施工管理
2級 学科試験 過去問と出題傾向/施工管理法/土木施工管理


専門土木4 ダム・トンネル、海岸港湾/2級 学科試験 過去問と出題傾向

ダム・トンネル

ダムの施工

2土木 学科  H30前-23-1  H30後-23
コンクリートダム
・ダム本体工事では、ダムの近傍にコンクリート製造設備や骨材製造設備を設置する
・重力式ダムは、水圧などの外力にダム自身の重力で抵抗をする
・ダム堤体には大量のコンクリートが必要となる
・ダム堤体各部のコンクリートは、異なる配合区分のものが使用される
・ダム堤体の内部に用いるコンクリートには、耐久性や止水性、打込性が求められる
・ダム堤体の外部に用いるコンクリートには、美観と耐久性が求められる
・ダム堤体の岩付き部のコンクリートには、流動性や打込性が求められる

2土木 学科  H30後-23-3  H29-23  H26-23-1  H21-23-3
転流工
・転流工は、ダム本体工事期間中の河川を、一時迂回させるものである
・転流工には、流量や地形などの条件から、仮排水路トンネル方式が多く用いられる
・川幅が広い河川の転流工は、川の半分ごとに施工する半川締切り方式が採用される

2土木 学科  H26-23-2  H22-23-1
水平打継目
・コンクリート水平打継目のレイタンスの除去には、圧力水や電動ブラシ等を用いる
・新たなコンクリートの打込み前に、レイタンス等を取り除き、モルタルを敷き均す

2土木 学科  H30前-23-2  H29-23  H26-23-3  H22-23-3  H21-23-1  H20-23-4
グラウチング
・グラウチングは、弱部の補強やダムの基礎地盤等の浸透水の対策を目的としている
・グラウチングは、岩盤の隙間にセメントミルクなどを注入することをいう
・カーテングラウチングのための監査廊は、ダム底部の基礎となるに設ける

2土木 学科  H30前-23-3  H29-23  H28-23-4  H26-23-4  H24-23-1  H20-23-1
ダム基礎の掘削
・基礎掘削は、計画掘削線近くでは発破掘削はさけ、人力やブレーカで行う
・人力やブレーカなどでの基礎掘削は、岩盤が緩まないように注意して施工する
・ダムの基礎掘削には、ベンチカット工法が適している
・ベンチカット工法は、基礎岩盤に損傷を与えることが少ない

出題傾向表のサンプル

出題傾向表のサンプル

ここから先は

20,650字 / 3画像

¥ 360

この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?