CPD登録申請のネタ。15-A 学協会誌購読 / 土木学会誌を読んで学んだこと / 令和6年4月号~9月号
次の関連記事があります
CPDのネタ。15-A 学協会誌購読 / 土木学会誌(土木学会)
CPDのネタ。15-A 学協会誌購読 / 建築雑誌(日本建築学会)
CPDのネタ。15-A 学協会誌購読 / 月刊「測量」(日本測量協会)
CPDのネタ。15-A 学協会誌購読 / 雑誌「河川」(日本河川協会)
CPDのネタ。5 企業内研修 / 学んだこと
CPDのネタ。8-A 講習会・研修会等の講師 / 解説したこと
土木学会誌(土木学会)を読んで学んだことをまとめました
CPD記録登録申請 15-A 学協会誌購読で使えます
情報を多く伝えたいので、字数が多くなっています
要約して、ご利用ください
土木学会誌 2024年4月号/インフラに関わる地域の人々
土木学会誌の目次
初代会長の私邸で語り合う土木学会のいま、そしてこれから
インフラに関わる地域の人々 ─みんなで創る懐かしい未来─
協働によるむらづくり ─自分たちの地域は自分たちの手で─
地域の底力 ─田代公園キャンプ場オープンに向けて─
農業・農村の技術支援 ─水土里サポート隊紹介─
石積みを通した地域づくり ─技術をつなぎ風景を残す─
山口県の過疎地で17年続く住民による土木事業
使われなくなったインフラを地域の憩いの場に
世代をつなぐまちづくり
主役は住民! 地域のインフラ整備から未来を考える
取材を通して感じた地域の未来
治水・環境・歴史を統合する匠 ─川と周辺空間を一体でデザインする思想─
八代の石造干拓施設群 ─石工たちが拓いた豊かな国土─
土木技術者が担う役割の多彩さ
高専教員として働く ─高専出身の新人教員から見た高専教員のやりがい─
土木学会誌を読んで学んだこと
「土木学会誌」2024年4月号の記事は、インフラと地域の関係に新たな視点を提供していた。記事を通して紹介された様々な取り組みや考え方は、今後の持続可能な地域づくりにおいて重要な指針っていた。
初代会長の私邸で行われた座談会では、土木学会の現在と未来についての議論が交わされ、地域住民が主導するインフラ整備の意義が深く掘り下げられていた。こうした議論から、インフラを「みんなで創る懐かしい未来」として考えることの重要性が際立っていた。
また、「協働によるむらづくり」「田代公園キャンプ場オープンへ向けた地域の力」といった事例は、地元の人々が主役となって問題解決へと進む姿勢を如実に示していた。こうした活動は地域の底力を高め、真に持続可能な発展を可能にすると考えた。
さらに、「農業・農村の技術支援」と「石積みを通した地域づくり」の記事では、特に地域に根づいた技術の継承と風景の保全が強調されており、その普及のための具体策が伝えられていた。
山口県の過疎地で長年にわたって続けられる住民主導の土木事業の取り組みは、不要になったインフラを地域の「憩いの場」として再活用するモデルを示し、他地域への波及効果が期待されていると感じた。
「世代をつなぐまちづくり」では、住民が主体的に地域のインフラ整備に関与し、未来を見据えた地域のヴィジョンを探るプロセスが描かれていた。このような取り組みによって、コミュニティの結束がより強固なものとなることが期待される。
また、「取材を通して感じた地域の未来」や「治水・環境・歴史を統合する匠」の記事では、川と周辺環境を一体としてデザインする思想が取り上げられ、地域の魅力を最大限に引き出すための学びが紹介されていた。
最後に、「八代の石造干拓施設群」と「土木技術者が担う役割の多彩さ」の特集は、過去の土木技術がどのようにして今日の豊かな国土を築いてきたのかを示し、技術者が地域社会で多様な役割を担う重要性が浮き彫りにされていた思った。
この雑誌を読むことで、地域に根ざしたインフラと人々の関わりに関する理解を深め、今後の活動に活かしていくための示唆を得ることができた。
ここから先は
¥ 240
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?