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経験記述の部品集ネタを使って作成した解答例文を、
自分が経験した現場条件に変更すれば、
自分だけのオリジナル解答論文が作成できます

土木施工管理試験、経験記述の部品集ネタは、
安全管理、工程管理、品質管理の出題項目について、
「留意した技術的課題」「検討した理由と内容」「実施した対応処置」に
区分した部品集ネタを多数準備しています

部品集ネタを使って、経験記述を書く方法の記事は、こちらへ
https://note.com/303geos/n/n1b5c1a0a8c12

下水道工事

 
【留意した技術的課題】

○各層ごとに十分に締め固め、陥没・沈下等をおこさないことに留意した
○裏込め部の施工は、締固め作業が困難となり締固めが不十分となりやすい課題があった
○ポゾラン反応が生ずる前に地下水などの影響を受けると、ヘドロ状になることに留意した
○作業中に粉末の粉じんが発生する等の、近隣への影響に留意した
 
【検討した理由と内容】

推進工

○工事の最大の問題点は粗大礫の処理であり、シールド機の課題を解決するため
○到達立坑までの000m区間に関して、R=000m、勾配00%の路線に変更となったため
○設計変更により、二次覆工がコンクリートから、強化プフスチック複合材(FRPM)を使用することになったため
○FRPM管と充填材の品質確保が求められたため○到達立坑付近は、幅員が狭かったため

○沖積砂層を掘進する泥水シールド工は、シールド外径0000mm、仕上り内径0000mm、シールド延長0000m、土かぶり00～00m、勾配00‰であったため
○掘進距離0000mを、中間立坑等でのピット交換を行わずに掘進する長距離掘進であったため
○極軟な腐植土層内を、厳しい条件下で掘進する作業であったため
○シールド掘進に伴う地盤沈下が予想されたため
○汚水管の蛇行・圧密沈下を防止し、所要の管勾配を確保するため
○設計通りの管勾配と品質・精度を確保するため

【実施した対応処置】

推進工

○推進工法は、地山の安定性に優れた泥土圧式シールドを採用した
○路線の両側に、圧入工法による鋼矢板遮断壁を設置した
○地上部の監視体制を整え、切羽土圧や裏込め注入圧等の管理に細心の注意を払い掘進した

○滞水砂礫地盤における、安全・施工・品質の面から総合的な検討を行った
○推進工法の比較検討を行い、泥水加圧式シールド工法を採用した
○粗大礫は、チェーンコンベアの礫選別機で取り出す方法を選定した
○泥水濃度は、ファンネル粘性で35秒に設定した
○00cm～00cmの地盤沈下が生じたが、シールド上部に薬液注入を施工し対処した

管・材料

○FRPM管については、製作工場にて、強度及びたわみ量などの検査を行い、規格値を満足しているかの確認を行った

○充填材については、FRPM管とスチールセグメント間の隙間がほとんどなかったため、流動性が高く、発熱量の小さい高炉セメントB種を使用した
○モルタル打設ごとに、強度・フロー値、空気量・比重の測定を行い、規定値を満足しているものだけを使用した

○幹線下部への布設は、接続先の下水本管の深さから逆算した
○勾配確保ができないため、幹線上部へ00cm厚の真砂土をクッション材で敷いた
○管の一番上流側の管頂を、道路GL-0000からを基準として、管径000mmに対して、最低勾配1/000を確保した
○管材料をヒューム管からVU管に変更した
○内面粗度の滑らかな管材にてして、流速の確保に配慮した

埋戻し

○埋戻しの敷き均しは、仕上がり厚さ20cm以下とした
○埋戻し土は監督員の承認を受けた良質の材料を使用し、最適な含水比になるように管理した
○管の周辺の埋戻しについては、空隙が残らぬように、小型締め固め機械で底部の両脇を左右均等に突き固めた
○管渠等に衝撃・損傷を与えないようにし、管渠等の片側のみに偏土圧を与えないようにした