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2級 学科試験 過去問と出題傾向/電気工学、施工管理法/電気工事施工管理

この記事は、平成22年度~令和2年度の
2級電気工事施工管理技士検定の学科試験、「電気工学、施工管理法」
の過去問と、出題分析表と重点項目集を掲載しています。

過去問を徹底分析して、出題頻度の高い問題を抽出しています。
出題分析表と重点項目集から、試験対策の優先順位がハッキリわかります。

出題分析表を見れば、どのような問題が、どれくらいの頻度で出題されているのか、一目瞭然です。
重点項目集では、出題年度や出題回数を記入しています。

必要な分だけ印刷して持ち運べば、いつでも何処ででも、
通勤中や業務の合間に、効率的に勉強できます。

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電気工学/2級 学科試験 過去問と出題傾向

電気工学/電気理論 


2電気 学科  R01前-01

熱電効果の用語
・ゼーベック効果:
 異種類の金属導体を接続し閉回路を作り温度差が接合点に生じると起電力が発生し電流が流れる
・ペルチエ効果:
 異なる種類の金属を接合して電圧をかけ電流を流すと、接合点に熱の吸収や放出が起こる
・トムソン効果:
 1つの金属上で、温度の違いがある2点に電流を流すと、熱の吸収や発生が起こる
・ピエゾ効果:
 特定のセラミックスの物質や水晶に圧力を加えると、圧力に比例した分極や表面電荷が現れる

2電気 学科  H29-01  H25-01
物質の磁性体
・強磁性体 : 鉄、コバルト、フェライト、ニッケル
・反磁性体 : 銅、銀、アルミニウム

2電気 学科  H28-01
放電現象
・アーク放電の放電現象は、水銀ランプや蛍光ランプに利用されている

2電気 学科  H30後-01
温度変化と抵抗値変化
温度が20゚Cのとき、抵抗値が10Ωの金属体がある
この金属体の抵抗値が11Ωとなるときの温度を求める
抵抗温度係数は0.004゚C^(-1)で一定とし、外部の影響は受けないものとする

・電気抵抗の温度による変化量は、電気抵抗率の温度係数を使って次の式で計算する
  RT = Rt{ 1+αt(T-t) }
    RT : 温度がT(゚C)に変化したときの抵抗値[Ω]
    Rt : t(゚C)のときの抵抗値[Ω]
    αt : t(゚C)のときの抵抗温度係数[゚C^(-1)]
  11Ω = 10Ω{ 1 + 0.004 (T-20゚C) }より、T=45.0°C である

2電気 学科  H29-04  H26-04  H22-04
誘導形電力量計の回転数
誘導形電力量計の回転数=電圧×電流×力率×時間
誘導形電力量計の回転数は、電力量に比例する

・電力をP[Kw]、時間をT[h]、計器定数をK[rev/kW・h]としたときの回転数Nは、
 次式で表される
 N=TPK
 よって、 1000=T[h]×100V×10A×0.6×2000
      1000=T[h]×1Kw×0.6×2000
      1000=1200T[h]
         T=5/6[h]×60=50[m]

 N=TPKより
 N=15/60〔h〕×100V×10A×0.8×2000
  =15/60〔h〕×1〔Kw〕×0.8×2000
  =400〔回転〕

出題傾向表のサンプル

出題傾向表のサンプル

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