技術士第一次試験の過去問 問題3 専門科目 建設部門/河川砂防、道路鉄道、施工計画/平成24年~30年
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河川、砂防、海岸・海洋、港湾・空港
◇ 河川
1技術士 3専門 建設 H30-21
河川堤防の設計1
・高規格堤防を除く一般の堤防は、計画高水位以下の水位の流水の通常の作用に対して安全な構造となるよう、耐浸透性及び耐侵食性について設計する。
・堤体に粒径の小さい材料を用いる場合は、浸透はしにくいが、浸透した場合には強度の低下等が生じやすく、粒径の大きい材料を用いる場合は、浸透はしやすいが、浸透による強度の低下等は生じにくい。
・堤防のり面の侵食に対して考慮すべき外力は、流水の作用によるせん断力、抗力、揚力等の流体力、土砂や流木等による直接的な衝撃などがある。
・土堤の確保すべき耐震性は、地震により壊れない堤防とするのではなく、壊れても浸水による二次災害を起こさないことを原則として評価する。
1技術士 3専門 建設 H30-21-2 H29-21 H28-22-4 H27-21 H25-19 H24-19-4
河川堤防の設計2
・河川堤防の浸透に対する安全性照査では、非定常浸透流計算と円弧すべり法による安定計算を用いて安全性を評価する。
・河川堤防の浸透に対する安全性照査は、のり面のすべり破壊と基礎地盤のパイピング破壊について行う。
・河川堤防の浸透対策であるドレーン工は、堤防内部に浸透した水を迅速に排水する効果がある。
・河川堤防への浸透に対する対策工法であるドレーン工法には、浸透水の堤体への浸入を防ぐため、透水係数の大きい砂質土の材料を用いる。
・ドレーン工は堤防の浸透対策の1つであり、浸透を速やかに排水すること、堤防と裏のり尻部の強度を増加させることを主眼とした強化工法である。
・堤防は、計画高水位以下の水位の流水の通常の作用に対して安全な構造を持つものとして整備されるが、計画高水流量を超える超過洪水が発生する可能性はあるので、特に必要な区間については高規格堤防の整備を計画する。
・河川堤防の余裕高は、計画高水流量に応じて定められた値以上の高さとする。
・高規格堤防は、越流水による洗掘破壊に対しても安全性が確保されるよう設計するものとする。
・堤体には締固めが十分行われるために、細粒分と粗粒分が適当に配合されている材料を用いる。
1技術士 3専門 建設 H25-19
河川堤防の設計3
・盛土による堤防ののり勾配は、堤防の高さと堤内地盤高との差が0.6メートル未満である区間を除き、50パーセント以下とするものとする。
・河川堤防の浸透対策である表のり面被覆工法は、河川水の堤防への浸透を抑制することにより、洪水末期の水位急低下時の表のりすべり破壊に対する安全性を向上させる。
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