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部品集ネタを使って、経験記述を書く方法/管工事施工管理試験

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部品集を活用した、経験記述解答文の作成方法 / 工程管理 「関連工事の遅延」対策


「経験記述の部品集ネタ」を活用した、解答文の作成方法を紹介します。
解答文は、「工程管理」の、テーマ「関連工事の遅延」対策とします。

まず、(1)と(2)の項目について、下記のような工程管理の「関連工事の遅延」対策の文章を、関連記事の「経験記述の部品集ネタ」から集めてきます。

(1) 特に重要と考えた事項
○本工事は、ABCの新築工事であり、構造はS造であった
○別途発注のABC工事の作業員不足によるDEF作業の遅延が予想された
○別途発注のABC工事のDEF作業の工期短縮は、工事全体の問題となっていた
○本設備工事における、ABC部のDEF設備の工期短縮が、特に重要な工程管理上の課題となった

(2) とった措置又は対策
○ABC部の工期遅延に対して、とった措置及び対策は、以下の通りであった
○ABCの作業手順をDEFにすることで、施工期間を前倒しすることとした
○施工箇所は、ABC部分にとどめた
○ABC部の施工方法をDEFにすることで、作業手間を軽減した
○ABC部の工程をDEFに組み変えることで、待ち時間を短縮することとした
○上記のABC部の対策により、工期遅延することなく、工事は無事竣工した

部品集から集めてきた(1)と(2)の項目の文章を、下記の「太字」ように編集して書き換えると、独自の解答文を簡単に作成することができます。

(1) 特に重要と考えた事項
 本工事は、事務所ビルの新築工事であり、構造はS造であった。別途発注の建築工事の作業員不足による躯体工事の遅延が予想され、内装工事の期間短縮は、工事全体の問題となっていた。このようなことから、本設備工事における、天井隠蔽部の給排水設備の工期短縮が、特に重要な工程管理上の課題となった。

(2) とった措置又は対策
 天井隠蔽部の工期遅延に対して、とった措置及び対策は、以下の通りであった。
鉄骨デッキプレート組立後にデッキ下にメイン配管を吊り下げることで、躯体完了後からの施工期間を前倒しすることとした。なお施工箇所は、耐火被覆に干渉しない部分にとどめた。
コーナー部の配管等は事前に下小屋で組み、現場施工時はストレート管接続のみにすることで、作業手間を軽減した。
荷揚げ工程を早朝に組み変えることで、揚重作業の待ち時間を短縮することとした。
 上記の天井隠蔽部の対策により、工期遅延することなく、工事は無事竣工した。

部品集を活用した、経験記述解答文の作成方法 / 安全管理 「酸化皮膜の剥離による管材破裂」対策


「経験記述の部品集ネタ」を活用した、解答文の作成方法を紹介します。
解答文は、「安全管理」の、テーマ「酸化皮膜の剥離による管材破裂」対策とします。

まず、(1)と(2)の項目について、下記のような安全管理の「酸化皮膜の剥離による管材破裂」対策の文章を、関連記事の「経験記述の部品集ネタ」から集めてきます。

(1) 特に重要と考えた事項
○本工事は、ABC工場のDEF機器の定期自主検査作業であった
○ABCの発生が懸念されたため、適切なDEF機器の安全管理を実施した
○このABC機器のDEF防止対策が、本工事における特に重要な、安全管理上の課題であった

(2) とった措置又は対策
○ABC機器のDEFを防止するため、現場でとった措置と対策は、以下の通りであった
○ABC機器にたまった蒸気が噴射すると、DEFの発生が予想されたため、ドレンの除去を行った
○ABC機器の運転中に生じた異常現象と、定期自主検査時等に得られた情報を詳細に把握分析した
○DEFの検査を行うなど、適切なABC機器の安全管理を実施した
○上記のABC機器のDEF防止対策を行ったことで、事故の発生もなく、工事を無事竣工させることができた

部品集から集めてきた(1)と(2)の項目の文章を、下記の「太字」ように編集して書き換えると、独自の解答文を簡単に作成することができます。

(1) 特に重要と考えた事項
 本工事は、T石油精製所の水管式自然循環ボイラーの定期自主検査作業であった。酸化皮膜の剥離による過熱器管の破裂が懸念されたため、その適切なボイラーの安全管理を実施した。
 この過熱器管の破裂防止対策が、本工事における特に重要な、安全管理上の課題であった。

(2) とった措置又は対策
 過熱器管の破裂を防止するため、現場でとった措置・対策は、以下の通りであった。
スートブロー内にたまった蒸気が冷えてドレンとなっている状態で噴射すると、酸化皮膜の剥離から著しい減肉現象が予想された。そのため、スートブロー管内に残っていたドレンの十分な除去を行った。
ボイラー運転中に生じた異常現象と、定期自主検査時等に得られた情報を詳細に把握分析して、臨時の検査を行うなど、適切なボイラーの安全管理を実施した。
 上記の過熱器管の破裂防止対策を行ったことで、事故の発生もなく、工事を無事竣工させることができた。


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