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納入遅延
【工事概要】
○変電所増設工事の電気設備用工事資材には、変圧器、キュービクル、配電盤等の機器と、電線ケーブル類があった
○空調機動力電気工事において、電気室内設置の発電機の納入の遅れにより、その後に設置する受変電機器の納入も遅延する状況で工事を行なった
○受電設備工事において、キュービクル(高圧受電設備)の製作後現場に設置する工程であった
○本工事は、響きの市民ホールの照明ケーブル更新工事であった
○太陽光発電所設置工事は、太陽光パネル架台(4,800組)、太陽光パネル(154,000枚)の設置工事であり、工事期間は8カ月であった
○メガソーラー発電所において、海外製の太陽光パネルを取り付ける工事であった
(1) 工程管理上の問題と理由
○工事資材の納期遅延により、工程遅延が予想されたため
○設置図どおり据付できない機器、仕様間違い・数量不足の電線ケーブル類があって、工程遅延が予測されたため
○機器の納入遅延により、以降の作業工程に影響を与えることが予測されたため
○キュービクル(高圧受電設備)の製作の納期遅れにより、建物受電日の工程に影響があるため
○受注生産品のケーブル納入が遅れたことからケーブル布設工程が遅れたため
○ケーブル布設工程が遅れ、以降の結線・端末処理・検査作業に影響を与えるため
○太陽光パネルは約4,000枚と数量が多く、海外から船便での納入のため、納期が遅延する可能性があったため
○工程に合わせた納入が困難となり、納入が遅延する可能性があった
○機器の納入遅延が起こらないように、工程調整による進度管理に留意した
○キュービクル(高圧受電設備)の製作と設置に遅れが出ないように、機器の製作工程と搬入計画の調整など、工程管理に留意した
○工事資材が膨大なことから、予定工期内でいかに作業を完了させるかに留意した
○複数回に分けて納入すると検問や天候の状況により大幅に遅延する可能性があることに留意した
○太陽光の特需により、輸送用のトラック確保が難しく、納入が遅延する可能性があることに留意した
(2) その対策
工事計画
○機器の搬入計画書を作成し、事前に全体工程会議で支障の有無及び意見を聞き、搬入計画の見直しを行った
○関係業者を集め事前検討会を開いて、機器搬入時の準備・手順・安全の問題提起と周知を図った
○週間定例会議で工事の進捗状況を把握し、遅れが生じた場合は、その都度作業班、人員増等の対策を講じた
○工期の初期段階で、詳細なパネルの現場納入計画を立てた
○計画をもとに近隣運送会社と倉庫借用と運搬契約についての交渉を行った
○倉庫の借用広さ、搬出時期、トラックの使用時期を明確にしたことで、運送会社の協力が得られ契約を結ぶことができた
○計画により、納入時期、必要なトラックの大きさ、台数を確定したことで、輸送用のトラックをあらかじめ確保することができた
仕様書・図面
○メーカーの機器承認図をチェックし、完成図をもとに現場確認して設置図を作成した
○ケーブル敷設ルート図から一本当たりの敷設長さを算出し、線種毎の数量に余裕をもたせて発注した
〇納入仕様書を、事前チェック→訂正→再チェック→客先提出→訂正→客先再提出→返却→メーカーへ返却となる順序で承認させた
○納入仕様書返却後に生産が開始される受注生産ケーブルは、全体工程表から想定される納入時期に合わせ、納入仕様書を承認・返却した
メーカー対応
○納入仕様書を返却後に機器の納期を確認し、メーカーと納期の調整・確認を行った
○機器納入後の作業工程について、納入仕様書返却後に、調整・確認を行った
○メーカーに機器仕様書(承認図)の作成を先行させ、発注者に早期承認を依頼し、製作時期を早めた
○予期しない事態で希望納期より遅れると予測された場合、直ちに対策を打合せるように、メーカーに指示した
○発注者の工場立合検査は、納品日の最低2週間前に行うこととした
○立会検査の指摘事項の対応に対し、納期に影響が出ない余裕ある製作工程とした
○受注生産品については、メーカーのケーブル製造ライン能力により最低条長が決まっているため、メーカー担当者に確認して発注した
○メーカーと一括納入の交渉をし、パネル4,000枚の遅延を考慮した最短の納期を確定させた
その他
○線種の分かる接続表を作成・チェックし、電線ケーブルの仕様間違いを防止した
○単価の高いケーブルでも納期が間に合わないときは、現場の長さを実測せずに、施工図から算出した長さに余長を見込んで発注した
○現場事務所前に設置した仮基礎を利用して、架台組立・パネル設置・接続箱設置・直流ケーブル配線までの試作業を、現場工事着手前に繰返し実施し、作業員の技能レベル向上と作業時間の短縮、作業の効率化を図った
○架台固定用アンカーボルトの打込み作業については、メーカーによる作業員教育を実施した
○メーカーによる作業員教育により、作業員の技能レベル向上と作業時間短縮、作業効率化を図った
○工事資材の製造期間を考慮した発注日を定め、工事資材管理表を作成して納期管理を行った
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