喫茶結社と自己紹介。(2021年版)
喫茶結社という屋号で神出鬼没の喫茶店を始めて、2年と少し。
新しい縁も増えたことなので、本日は改めて、喫茶結社と私の話をさせていただこうと思います。
1. 喫茶結社とは
「どんな言葉よりも誰かが淹れる一杯がほしい夜」に暗躍する、
神出鬼没の喫茶店。
誰かにとっての「どんな言葉よりも誰かが淹れる一杯が必要な夜」に向けて、喫茶店を拵える活動をしております。
実店舗開業&継続を目指し、京都の壬生モクレンさん・UNKNOWN KYOTOさんにて間借り営業中。
その他、“喫茶結社のラジオ”の配信や、イベント出展など、「喫茶」の切り口で日夜暗躍しております。
誰かの、どんな優しい言葉をかけられてもどうしようもなく苦しい夜。そんな時にただ一杯を差し出せる、そんな店を拵えたいのです。
2. 今、やっていること
2-1.パーラー喫茶結社
コーヒーとハヤシライスが香り、カセットテープで音楽が流れる
少々アジトな喫茶店。
2021年5月からスタートした間借り喫茶店です。
メインメニューは、2色のあいがけハヤシライスとかためプリン。
店内BGMには最近のカセットテープの音楽を。
どこかにある懐かしいレトロ喫茶のようで、どこにもない当世風レトロな喫茶店を目指しています。
週に一度壬生モクレンさんで、月に一度UNKNOWN KYOTOさんで、ふと息をしたいときにこっそり立ち寄れるアジトみたいな場所になれるように、継続して営業を行っております。
2-2. 喫茶結社のラジオ
カウンター席でお喋りするような、ラジオのなかの喫茶店
元々は昨年、この時勢により出店できない状況で溜まったフラストレーションを解放するために始めたインターネットラジオでした。
「喫茶店のカウンター席でマスターとお喋りするようなラジオ」をテーマに、カフェ喫茶店の話や、リスナーの方から寄せられた「マスター聞いてよ!」というおたよりに相槌を打つ、ひとり語りのラジオ。
パーラー喫茶結社が始まってからは、パーラーを気になってくれている方々に雰囲気を伝えたり、実際に来店することが難しい方々にも営業を日々改善する様を実況中継するような役割も付与されました。
最近では私が喫茶結社の活動で感じていること、考えていることなんかも、リスナーの皆さんに聴いてもらっています。
Spotifyやポッドキャストで毎週金曜日に配信して、概ね一年くらい続いています。
2-3. 喫茶結社の“読む”ラジオ
喫茶結社のラジオの紙面版。
主にパーラーに置いていますが、コーヒー豆を購入された方、ラジオにおたよりをお送りいただいた方にもお配りしているフリーペーパーです。
毎月テーマを変えて、喫茶にまつわることや最近考えていることについて書いています。
パーラーが混んだ時など、来てくださった方と最低限のコミュニケーションしか取れなかったときでも、なにか残れば。そう思い始めました。
目下最大のカロリー消費先です。毎月月末に涙目になりながら書いてます。
▲パーラーやラジオ以外にも、作家さんたちとコラボさせていただくこともあります。このときは作品のイメージを喫茶の切り口で解釈して、オリジナルドリンクをつくりました。
3. 自己紹介
さて、そんな喫茶結社の中の人の話です。
主宰:テラニシ・シュウヘイ
中学生時代周りに馴染めなかったことから、学校や家以外に居場所があればいいのにと思っていました。その回答のひとつとして、「喫茶店をつくる」ことを目指すようになりました。
だから私は、誰かのためにやっているのではなく、未だ、あの頃の手を伸ばせなかった自分に手を差し出したいだけなのかもしれません。
【略歴】
2016年 東京都内の大学(法学部)卒業
カフェの会社に就職・東京都にて現場勤務
2018年 インドネシアの現地法人に転職・移住
カフェの新規事業立ち上げに携わる
2019年 帰国・喫茶結社を立ち上げる
2020年 京都府に移住
社会人としては決して有能だったわけではなく、むしろ、自分が息をしやすい場所を探し続けていたら、京都へ流れ着きました。あまり、集団の中で働くことが得意ではなかった、ということです。
現在は喫茶結社の活動と、個人事業主として請け負っている喫茶以外の仕事、アルバイトとして請け負っているお菓子や紅茶の仕事など、5足くらいのわらじを履いて生きています。
4. 今後の予定
間借りで毎週一回の営業を始めて、そろそろ半年くらい経ちます。
あるいは、ラジオを始めて1年は過ぎました。
なにか特別な優しい言葉をかけらるわけではない、ただの喫茶店ですが、「そこに在る」ということが、もしかしたら私にとっては大切なのかもしれない、と思うようになりました。
それが分かったからには、実店舗開業を躊躇う理由はもうありません(ビビってないと言えば嘘になりますが)。
京都。いい場所を探して、店をつくり、続けます。
万人受けするようなお店にはならないような気がしています。なるべく小さく、アジトのように、きっと今まで通り、何足かのわらじも履きつつ。
99人に響かなくても、たったひとりの貴方に刺さる店を。
さて、これが喫茶結社で、私です。
以後、お見知り置きを。
そしてもしよければ、今後ともご贔屓に。
・・・・
▲Instagramは“喫茶結社”としての投稿が多く
▲Twitterはテラニシとして溢れたつぶやきが多く
▲noteはそのどちらでもあり、より深い。という位置付け。
▲その他、ラジオやネットショップのリンクなど。何卒よしなに。
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