ビットコイン投資のリアル
どうもこんばんは、E.Yです。
だいぶお久しぶりです。
最近ビットコイン(BTC)が値上がりしていますが、私も少しだけかじったので、購入開始から今までどんなことが起きたのか、どんな心理状況だったのかを振り返ってみようかなと思います。
これからビットコイン投資はじめてみようという人、今回の高騰に乗り遅れたという人、値段が高くて買えないという人は参考になれば幸いです。
2016年
1BTC=数万円？
ビットコインの話題が出始めた頃だと思います。私は多分X(当時Twitter)で初めて仮想通貨の存在を知りました。私は興味を持ったらとりあえず調べる派なので、仮想通貨・ブロックチェーンについての本をその辺の本屋で2、3冊買って読みました。
詳細は割愛しますが、ブロックチェーンという新技術、安全性、中央銀行(管理者)が存在しない、改善・アップデートされる通貨である等すごく面白いと思った記憶があります。しかし、まだ買い方が分からなかったので、そんな技術があるんだふーんで終わりました。
2017年序盤〜中盤
1BTC=10〜50万円
この頃にコインチェックという取引所を知り、おおあの仮想通貨というやつか！と早速口座開設の手続きをはじめました。しかし、口座が出来ていざ買おうという時は既に数万円から30万円くらいに値上がりした後で、こんな値上がりしたの買えないだろ…みたいな相場だったのを覚えています。(今見るとゲロ安いですが)
とは言え、まだまだビットコインの知名度は低かったですし、将来伸びることを信じて、毎月の少ない給料から毎月2万円を投資(貯金？)し始めました。
(因みに、この頃に父親に300万円ビットコインに投資するから貸してとお願いして断られました。借りれていたら今頃…)
私の投資ルールは簡単で、以下の3つだけです。
・毎月20日に2万円分ビットコインを買う(ドルコスト平均法)
・ビットコインを売るのは、「自分の日常生活でビットコインを使うようになったら」
・値段を見ない
当時は値動きが激しく、毎日10%程度の値動きは当たり前、買って最初の数ヶ月はずっと赤字だった気がします。まぁ買いはじめたばかりで、投資金額も小さかったので、気にせず毎月定額購入を続けました。むしろ平均購入価格を下げたかったので、毎月の購入日が楽しみで仕方がないという感じでした。
2017年終盤
1BTC =100万円〜160万円
年末に値が160万円くらいまで上がり、仮想通貨バブルだーと騒いでいる人がたくさんいました(今と同じ感じがしますね)。ネット上だけでなく、リアルの友達でもビットコイン投資をはじめる人がちらほらいました。
ただ値動きが激しいので、この頃に参入した知り合いは、全員ハイボラにやられて損切りし、退場していきましたが。。
私に関しては、投資額は一時期数倍とかになりましたが、まだ買い始めて数ヶ月だったので、投資総額も微々たるもので乗り遅れた感が凄かったです。周りの爆益報告を見ながら、淡々と毎月2万円の投資を続けていました。
ちなみに過去の購入履歴みたら1BTC=199.8万円というほぼ天井で買ってました笑(運悪過ぎ)
2018年
1BTC=190万円 → 40万円
年始に高値を付けた後、コインチェック事件があったか何かで暴落が始まります。(リンク参照)
暴落が始まった当初は「まだ上がる」と言っている人もちょろちょろいましたが、80万円前後の価格帯を割ったくらいからビットコインはもう終わったという人で溢れかえってました。私もしっかり収支マイナスに突入しましたが、貯金だ貯金だと言いながら定期購入は継続していました。(高かったので下がってくれて嬉しい半分、オワコンと言われてるものにお金を入れている不安半分みたいな感じでした。一番不安定な時期です。)
私はこの頃にX(Twitter)を開始しましたが、この頃のビットコイン界隈はデイトレーダーばかりでした…一応コインチェックやばいという話は懸念して、この頃からビットフライヤーに切り替えました。
2019年
1BTC=30万円〜147万円
この辺になると、周りでビットコインの話をする人はほぼおらず、リアルで知り合いに「ビットコインまだ買ってる」と話すとまだやってるの？とバカにされる感じで悲しかったのを覚えています。
ただ少しずつ値が上がってきて、収支もプラスになってきたので、精神的には結構余裕がありました。とはいえ仕事も忙しくなったし、プライベートでも入用が増えたので、2019年の途中で購入を終了しました(止めてなければ爆益だった…)。最終的な平均購入価格は1BTC=80万円くらいに落ち着いたはずと思っています。
2020年
1BTC=40万円〜200万円
定期購入も止めて、正直ビットコインのことなんて忘れている頃です。私もこの頃に事業を立ち上げていたのでそちらに集中していました。3月には最安値の1BTC=40万円になったみたい(多分収支マイナスになっています)ですが、それすらも気づいていないレベルです。その後値上がりしたようで、一気に1BTC=200万円まで上がったみたいですが、それも気づいていません。
2021年〜
ビットコインがやばいというニュースを見て、おおおおおとテンションが上がりました。
気がついたら1BTC=700万円(投資額が9倍)になっていたからです。ここで売ったBTCホルダーも多かったのではないでしょうか。
私としては、もう価格が原価(80万円)を割る可能性は薄い、でもまだ実生活でビットコインなんて使ってないのでまだ売る時ではない。やることはぼーーーっと相場を見て、Xで皆の反応を見てニヤニヤするだけです。(これが勝者の余裕でしょうか)
2023年頃には、一度200万円まで下げましたが、私の損益ラインの80万円までは来る気配も無く、全くへっちゃらです。もはや毎日の値動きなんてほぼ興味ありません。そのまま放置し、気づいたら1000万円の大台を超え、そして今は1500万円を目指している状況です。2021年以降のコラムが急に雑になったのは、(書くのが面倒になったというのもありますが)あまり相場で一喜一憂してもないので、印象が無いからというのが大きいです。
振り返り(まとめ)
私もなんやかんや投資経験10年以上になりますが、今回は今までで最大利益なのでよかった点を振り返ろうと思います。(まだ確定していないのでここからゼロになったら笑います)
1. 乱高下する相場でも買ったこと
最初から少額積立で投資すると決めていたので、乱高下する相場でもビビらず購入でき、少しずつでも投資できたことが一番よかった点です。こういう上昇相場の中で大事なのは、相場に乗ること、そして相場に振り落とされず付いていくことだと思うので、今回はまさにそれが実行できたと思っています。
2. 設定したルールを守った
2017年後半の価格高騰で、ルール通り定額を積み上げるだけで、余計な買い増しをしなかった(貧乏でできなかった)のは良かった点だと思います。あそこで調子にのって信用買いとかしていたら、今頃退場して指をくわえています。欲に負けないこと、これ大事。
3. 売却のタイミングを決めたこと
多くの人は「いくらになったら売る」というルールを設定しますが、私は今回「ビットコインが日常生活で使われるようになったら売る」という時間軸でルールを設定しています。そのおかげで2017年末、2021年の上昇でBTCを売ってしまわなかったというのもポイントだと思います。一度ポジションを整理してしまうと再参入しづらいですし。
今後の方針と締め
前述のとおり、私の売却のトリガーは「ビットコインが日常生活で使われるようになったら」です。しかし、ほとんどの人はまだ円やドル、ユーロなどの通貨で生きていると思うので、売却はもう少し先かなと思っています。
一方で、買い増しするかと言われると、私が買っていた頃と比べると値上がりし過ぎて、あまり気乗りしないというのが本音でもあります。(毎月2万円とか買っても自分のBTC保有量への影響少ないですし)
と言いつつも、DOGEコインが良いという話も聞いたので、少額ですが毎日200円(毎月6000円)の投資をはじめました。(昔はこういう積立みたいなシステムが無かったので便利になりましたね)
以上、過去のツイートを見ながら、当時どんなことを思っていたかなと思いながら買いてみました。ビットコインがどこまで行くかという話は、そのうち個人的な考察も出そうかなと思っていますが、今回は長くなってしまったのでここらで失礼させていただこうとおもいます。
(調子に乗ってられるのも今のうちかもしれないですし、、)
拙い長文でしたが、最後までお読みいただきありがとうございます。いいね、コメントなどいただけると嬉しいです。今後ともどうぞよろしくお願いします。
E.Y.