医者は左が弱いと言うけれど…。
おかしいな。弱いのは左のはずやのに…
高校時代、好きな子に告白するからついて来てくれと友達に頼まれて、中庭までついて行って、クライマックスの告白シーンで邪魔せんとこうと2〜3歩下がったら深い溝にスッポリはまってしもて、それがまた長方形が細く縦に伸びる溝という不幸が重なり斜め着地で片足1本がロックオンされ、左足首靱帯を著しく損傷をしたのは左だ。
そしてこの足首の弱さは生涯あなたを付きまとうでしょう。と、当事者よりも悲しみで押しつぶされた医者に宣告されたのも左側である。
なのに。
なのに、何故なんだ。
例え手術をしたとしても開いただけで終わるでしょう。そして生涯、走ることはできませんと、花の17歳のみそらで宣告されて以降、母上の胎内に運動神経を置いてきたわたくし。とくに何の不便を感じることなく体育会系文化部として所属した弓道部を経て、
目覚めてしまった。
テニスにスキーに乗馬。
さて、この中にひとつ間違いがあります。
どれでしょう?(知らんがな)
その後、時を経て中年期に突入し…
長くなるので目覚めのそのすべてを割愛して、おととい。事件は起こってしまった。
雨上がりの通路を歩いていたら天地がひっくり返り、天変地異を体験か…!と思いきや、ひっくり返ったのはワシかい。びっくりしたー。また右足やん。うわ、腫れてきたで。もうこれ、かれこれ3回目なんですけど、すべて右足。右足首の捻挫ですわ。
なぁ?
右足やねん。
誰よ、左が弱いって言うたんは。
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脚本で韓国デビューを目指す会社員です! もし、アタイをサポートしてくれはるのなら…あなたのおはようからおやすみまで笑いで見つめるライオンと化します(ガオー)