【SEO対策】ブログ運営に欠かせないサイト設計はマインドマップが便利
「ネタ切れで記事が書けない」
「何記事も書いているのに、全然読まれない」
ブログを運営していると、こんな悩みに突き当ります。
どんな記事を書くか必死に考え、一生懸命に書いたのに、ほとんど誰にも読まれない状態が続くのはツラいものです。
ブログを始める人は多くても継続していける人が少ないのは、こういった壁に突き当ってしまうのも、ひとつの原因でしょう。
記事を書く前にサイトの設計をしっかりしておくと、この壁を乗り越えられます。
この記事では、マインドマップを使ってサイト設計をする手順を紹介します。
いちど記事を書く手をとめて、サイト全体の構成に向き合ってみてください。
基盤を整えることで記事作成の悩みが減り、サイトの評価も上がっていきます。
サイト設計はなぜ必要?
「はじめのうちは質より量」
「1日1記事更新」
など、ブログを運営するなら、まずは記事を書くことに慣れた方がよいという考え方もあります。
しかし、やみくもに記事を書いても読まれるサイトには育ちません。
家づくりにたとえれば、設計図や基礎を固めずに柱や壁を増やすようなものです。リフォームで増改築を繰り返しても、住みやすく整った家にはなりません。
サイトでも同じことが言えます。
サイト設計をしっかり行っておくと、運営しやすく、読者が満足できるサイトになります。
サイト設計のメリット
サイト設計のメリットを、運営者視点と読者視点の両方から考えてみましょう。
【運営者のメリット】
1、サイト全体を俯瞰できる
2、計画的に記事を書ける
3、進捗状況がわかる
サイト設計を作っておくと、サイトの全体像がすぐにわかります。
カテゴリごとの記事の偏りや、目的を達成するために足りない部分など、全体を見ることによって気づきやすくなります。
どんな記事が必要か洗い出してから記事作成にうつるので、
「次は何の記事を書こう」
と悩みません。
思いつきで記事を書いていくと、サイトの方向性とズレてしまったり、意味のない記事を書いてしまったりします。
サイトの規模が決まっている場合、必要な記事数のうちどのくらい書けたのか、進捗状況がわかるようになります。
サイト設計をすることで、サイトを運営しやすくなるのが運営者側のメリットです。
【読者のメリット】
1、探している記事を見つけやすい
2、役立つ記事を見つけられる
きちんと設計して作られているサイトは、記事が整理されているので読みたいものを見つけ出しやすいです。
さらに、記事同士が適切に関連付けられているので、次から次へと記事を読んでもらえます。
サイト設計をすることで、読者の満足度が上がります。
マインドマップを使ったサイト設計の手順
それでは、実際にサイト設計をしていきましょう。
サイト設計の手順は4ステップです。
サイトのテーマを決める
サイトの目的を決める
キーワードを洗い出す
必要な記事を決める
1.サイトのテーマを決める
何についてのブログサイトなのか、はじめにテーマを決めます。
「誰の何を解決するブログなのか」をはっきりさせられると、サイトの方向性がしっかり決まります。
例として、マインドマップについての発信をしていくブログを作ろうと思った場合を考えてみました。
テーマ:マインドマップを活用して生活の質を上げる発信をするブログ
2.サイトの目的を決める
単に趣味でブログを書くなら目的はいらないかもしれません。
しかし、サイト設計と向き合う多くの運営者には、何かしらの目的があるはずです。
目的が何かによって、必要な記事が変わってきます。
ブログ運営の目的で多いのは、
・アフィリエイト収入
・コンテンツの集客
・自社製品の販売
といったところでしょうか。
ここでは例として、「マインドマップの書き方講座への集客」を目的にしてみました。
3.キーワードを洗い出す
ブログのテーマとなるキーワードについて求められている記事を洗い出していきます。
ラッコキーワードツールでどんなキーワードが検索されているかを調べましょう。
右上の「全キーワードコピー(重複除去)」のボタンをクリックして、出てきたキーワードをコピーします。
コピーしたキーワードを、マインドマップに貼り付けます。
出てきたキーワードが多すぎる場合、需要の多いキーワード(よく検索されているキーワード)に絞っておくとやりやすいです。
キーワードプランナーを開いて、「検索のボリュームと予測のデータを確認する」にコピーしたキーワードを入れて、検索ボリュームの多いキーワードをピックアップしましょう。
詳しくは、こちらの記事の「キーワードを選ぶ」の手順で説明しています。
4.必要な記事を決める
サイトに必要な記事の種類は「収益につながる記事」と「集客する記事」の2種類です。
たとえば今回の例であげた「マインドマップの書き方講座への集客」が目的のサイトの場合、
・収益につながる記事:講座の申し込みボタンを押してもらう記事
・集客する記事:マインドマップについて知る記事
となります。
集客する記事を検索結果の上位に表示させて読者を増やし、そこからマインドマップの書き方講座に興味を持ってもらうような流れを作ります。
集客する記事としてマインドマップの基礎知識と悩みを解決する記事を書く場合に使うキーワードを当てはめていきます。
上の図で黄色い部分が抽出したキーワードです。
このキーワードに沿った記事を書き、内部リンクで収益につながる記事に導線をつなげるようにしていきます。
サイトの目的が変われば、必要な記事も変わります。
同じマインドマップについてのサイトでも、目的がアフィリエイト収益となると設計は次の図のようになります。
この場合に必要な記事は、
・収益につながる記事:ツールの購入につなげる記事
・集客する記事:マインドマップについて知る記事
です。
収益につながる記事は企業サイトなど強豪サイトが検索上位を独占していることも多いです。
集客する記事で読者を集めて、収益につながる記事へと読者を誘導させていきましょう。
まとめ
マインドマップでサイト設計図を作ると、書くべき記事が明らかになります。
記事のネタ出しに悩む時間が減り、必要な記事に力を注げるようになるでしょう。
サイトに訪れた読者が情報を得やすくなり、サイト内を回ってくれるようになります。
読者の満足度を上げて、運営者の目的を達成しやすくなるのが、サイトの設計図を作る最大の利点です。
さっそく作ってみてくださいね。
この記事で使ったマインドマップは、エドラマインドを使って作りました。
無料で使い始められて色付けなどの装飾も豊富なので、見やすいマインドマップが作れますよ。