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ウクライナから日本への営業活動。どのプラットフォームが効果的?

皆さん、こんにちは!
ドミトリーです。
いかがお過ごしですか。

これを読んで下さっている方の中には、ご自身のビジネスで、新規顧客の開拓に頭を悩ませておられる方もいらっしゃるのではないかと思います。私も、日々、ウクライナから遠く離れた日本のお客様に、どうやってアプローチするのがいいのだろう、と考え続けています。
今日は、日本の新しいお客様へ営業活動するために私が利用しているプラットフォームの中から、3つについて、体験をまとめてお話したいと思います。

この内容が、ソフトウェア開発を検討されている日本のお客様にとっても、有益なものとなりましたらうれしいです!

今回は、以下の3つのプラットフォームをご紹介したいと思います。

・オフショア開発.com 「日本最大級のオフショア開発専門一括比較・見積サイト」
・AUBA 「日本最大級のオープンイノベーションプラットフォーム」
・Linkedin 「世界最大のビジネスSNS」

(本稿、あくまで個人的な感想ですので、この点ご了承頂けましたら幸いです。)

◆ オフショア開発.com
→「私たちにとってプラス。改良したい点もある。」

プラス面
1.オフショア開発を手掛ける企業をターゲットにした専門プラットフォームであること。
オフショア開発を必要とする日本の企業様と、本プラットフォームを通じて知り合うことができます。営業活動の効率化に繋がります。
2.サイト運営者が新規顧客を紹介して下さること。
弊社と日本のお客様の仲立ちをして下さいます。両者の関係構築に重要な役割を果たして下さいます。
3.ユーザーフレンドリーなインターフェイスで、扱いやすいこと。
4.サポートサービスがいいこと。
弊社のお願いなどにすぐに反応して下さいます。また、お客様の必要な情報を教えて下さったり、インターフェイスの改善に努力して下さっています。
5.比較的安価であること。

マイナス面

1.弊社は、有料で新規お客様の情報を頂くわけですが、時折、オフショア開発の検討段階ではないけど「様子見に」連絡を下さるお客様がいらっしゃること。
(このような場合、お客様の情報を「キャンセル」できる機能があるとうれしいところです。サイト利用開始から3カ月間は、お客様の情報を「キャンセル」を行うことが可能なのですが、それ以降はできません。)

◆ AUBA
→「すばらしいアイデア!でも実現性はちょっと・・・」

プラス面

1.実に多種多様な、たくさんの企業が登録しているプラットフォームであること。
2.プラットフォーム上の企業に直接メッセージを送ることができるチケットが、定期的に無料で配布されること。
3.共同ビジネスの可能性を得られること。
4.時折、展示会、入札、コンクールなど、弊社にとって有益な情報が得られること。

マイナス面

1.インターフェイス、ユーザー規約、また会社情報の記入の仕方がやや複雑な点。
これらをよく理解するのにちょっと時間がかかりました。
2.弊社の基準にマッチする企業に出会うことがむずかしい点。
3.企業ページに掲げられている情報が時おり古いので、そこに書かれているプロジェクトや開発案をこの企業が現在も検討しているかどうかわからないときがある点。
4.サイトの立ち上げに時間がかかる点。
5.上記プラス面2.の「チケット」を利用しメッセージを送るのですが、多くの場合返事がないか、あったとしても丁寧なお断りで、結果に繋がらないケースが殆どである点。
弊社の書いた内容に魅力がなかった、ということも考えられますし、また、企業様のページの内容が古くて検討されなかった、ということも考えられるのですが、いずれにせよ、反応が殆どないので、今のところサブスクリプションプラン(有料プラン)への移行は検討していない状況です。

◆ Linkedin
→「遠隔化・デジタル化する昨今の環境において、最適な道具。」

プラス面

1.私の理解では、もともとLinkedinは就職+採用活動に特化されたプラットフォームです。しかし、実際では、世界中のあらゆるビジネス業種の新規顧客と関係構築を図るのに適したオートマイティなプラットフォームであると思います。
2.有益で必要な情報が得られること。
3.便利なオプションがあること。
Sales Navigatorを利用すると、様々なパラメーターで会社や個人を検索することが可能になり、ビジネスの可能性が広がります。
4.無料プランの利用であっても、シンプルなインターフェイスで日本の新規顧客の開拓が可能なこと。
対応言語も多く、英語でも、ロシア語でも、もちろん日本語でも利用できて便利です。
5.日本人の利用者の多くは姓名をローマ字表記でも書いて下さっているので、私たちのような外国人でもお名前を間違えることなくメッセージを送ることができます。ローマ字がないと、むずかしい漢字のとき、とても困ります!(笑)

マイナス面

1.残念ながらLinkedinは、諸外国と比べると日本ではまだあまりポピュラーではないため、登録している企業や個人が少ない様に感じる点。

私の個人的な意見では、日本の新しい会社とビジネスを始めるためには、Linkedinがより効果的なプラットフォームなのではないか、という印象です。
いかがでしたでしょうか。上記3つのプラットフォームの他に、何かお勧めがありませんか。

今回は、ウクライナから日本のお客様へのアプローチの方法を書きました。もし逆に、これを読んで下さった日本の方の中に、オフショア開発先を探しておられる方がいらっしゃいましたら、上記のいろいろな方法が参考になるのではないかなと思います。

もしご質問などありましたら、よろこんでお答えさせて頂きます!
それではまた!
深い尊敬を込めて。
ドミトリー

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