家のない子どもはどう育つのか?メリット編【#2】
もうすぐ家なし、ふたりっぷの摩衣です。
下記の記事にて"家捨てる"話を書きました。
今月家を捨てたあと、車を家に改造する期間を経て、主に車中泊での生活がスタートです。
このプランを周りに話すと、高い確実で聞かれるのがこちら。
そうですね、おっしゃる通りです。
基本的に定住先を置かず移動を前提とするため、今までのように”毎日保育園に通う”という期間は短くなる見込みです。
今のところ本人がK2(年中さん)に進級したいと言っているので、保育園には在籍したままにします。
そこでせっかくなので、この生活を始めるにあたり、現在4歳9ヶ月になったばかりの愛息子の様子を記録しておこうと思います。(※備忘録です)
4歳9ヶ月男児とは、こういう生き物
現時点での基本スペックは以下の通りです。
身長100cm
体重15kg
標準より小さく軽い、持ち運びに便利な状態です。抱っこ紐も時々使っています。
【性格】
平和主義:遊んでいるおもちゃを誰かに取られても、大人しく貸してあげる。(≒モノに執着がない)
穏やか:いつになったら外出時に突然走り出して母を困らせるのか、と覚悟していたら、ついに全く走り出さない子に成長
人懐っこい(特に大人に対して)
自分が可愛いことがよくわかっているようだ(それは親の責任)
保育園で年上のお友達と遊ぶのも好きなようだ
ちょっと怖がり:家の中でも、母の姿が見えないと大声で呼ぶ(さすがにトイレまでついてくるのは卒業してくれたが)
変顔が好き(上手くはない)
【言語】
母国語:日本語→大変流暢に細かい表現が可能。日本語は概ね通じる。
ひらがな:半分以上読めないが、興味のある字は読み書き可能。
カタカナ:読めない。
漢字:基本的に読めないが、興味のあるものは真似て書く(そして大抵ちょっと惜しい)。
大人向けのユーモアにも理解あり。
外国語:英語(歴2年6ヶ月:インターナショナルスクール育ち)→大人向け英会話の内容が把握できるものもある(字幕は読めないので、音と絵だけで理解して笑っているのを見て、母はビックリした)
外国語:韓国語(KPOP狂・母の影響)→ハングルが一部読み書きでき、一部聞き取れる
【興味】
絵を描くことが一番好き(60色クーピーをサンタさんにもらった)
読書も好き(対象年齢より字数の多いものを好み、母を疲れさせる)
旅行系の本で旅の妄想をするのも好き(親の影響大)
映像も好きだが、あまり見てはいけないと思っている(母の入れ知恵)
外遊び(キックボード、砂遊び、公園)も好き
母が作る改造バンを楽しみにしている
非定住生活で得られる(と期待される)もの
環境適応力
息子は0歳の頃から度々海外へ連れ出していることもあり、環境変化に強く、順応力もついてきているように思われます(現段階では)。
非定住生活で親子で獲得したいと思っているのは、まさにこのあたりの経験の強化です。明らかに、家を持って生活するほうが便利ですから。
ただ"不便を楽しめる"とまでは言わなくても、少なくとも"許容できる"ということは、自分の行動範囲を広げてくれます。これは昨年のメキシコ2ヶ月滞在時に体感したことです。
ゆくゆくはバンで海外へ行くことを視野に入れているので、その準備とも言えます。(南アフリカまでは車で1年くらい掛かるらしいです。修行です)
コミュニケーション力
今までの快適な人間関係を保ちつつ(願わくば強化しつつ)、移動中は新しい人間関係を持たざるをえなくなるでしょう。そしてせっかくなら、その場限りの出会いだけでなく、次に繋がる縁を紡いでいきたいものです。
それが自分たちにとって快適かどうかは分かりませんが、未知の場所でのコミュニケーションを通じて、対人スキルを向上させていくこともまた、目的の一つです。
(自分で自分のことを長年誤認識していたのですが、私は至極内向的な人間なのだと最近、気が付きました)
結局、仮にどれだけ頭が良くても可愛くても、人と快適な関係を築くスキルがなければ幸せにはなれないな、と最近感じています。
逆に多少のおまぬけさんであっても、コミュニケーションが円滑であれば楽しくいきていけるでしょうし、ビジネス的にも上手くいく可能性も高まるでしょう。
息子がどう変化していくのか、楽しみです。(そして自分も)