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20代前半の転職活動の時の社長面接で「御社で成長して将来の独立に繋げたい」と言ったら、見事に落とされた話。

今だから言えること。20代前半の転職の面接で


「御社で成長して将来の独立に繋げたい」

というフレーズを使ったら

社長(面接相手)
「うちの会社で勉強して独立なら、ライバル企業を創るということですよね?それなら勉強代としてお金を下さい」

と言われ、見事に落とされれました。笑

今考えれば、そりゃそうだ、とも思いたい気持ちですけれど、この会社の場合は、わざわざ面接相手の社長が「うちの会社で勉強して独立なら、ライバル企業を創るということですよね?それなら勉強代としてお金を下さい」と面接の場ではっきり伝えてくれたことは意外性ありますよね。笑

かつて、サイバーエージェントの新卒くんが言った「会社は学校じゃねぇんだよ」というフレーズが社会現象を生み出しましたが、、私の場合は、こうした20代前半の転職活動のこの面接で、おっと、こりゃまずいなと感じるきっかけをもらいました。

つまり、20代前半で、お金をもらう側の自分がそういう目的で社員をしちゃまずいということに気がつくことができました。

ちなみに、この面接した会社の社名は明かせませんが、この面接で私を指摘をしてくれた会社はその後、順調に成長していて、上場企業になり、テレビCMも打てる規模の会社に育っています。すごいなと思います。

それから10年以上経って、今私自身はどうか。私も今は独立して経営者となって感じるのは、会社で自分を成長させるのは良いことと思います。そしてむしろ、成長させていくことは当たり前なこと。ただし、会社ではそれを目的にするのではなく、仕事で成果に集中する過程の中で、結果的に自己成長できることが望ましいスタンスである、とは思います。

とこんな記事を書いているときに全く同じ方向性のことを三浦氏が投稿していました。

さすが、三浦氏。圧倒的にわかりやすい説明でした。

先ほど触れたフレーズですが、会社は学校じゃねぇんだよ。は、確かにそう思ってます。

ただし、そこからたった10数年で時代は変わり、私自身のスタンスも変わった部分もあります。

会社が社員に対して迎合しろという話ではないですし、社員が会社に迎合する必要もないとは思いますが、やはり社員の成長機会というものは会社として整えることはとても大事だとは思います。

ですので、社員としてある程度はその会社で成長したい願望があって、時にはそれが目的化して働いても良いんじゃないのか、という自分もいるのですよね。

ここに正解はないでしょうけれども、ただ、一つ「御社で成長して将来の独立に繋げたい」というフレーズは、確かに熱量を感じますけれども、会社によってはハマらないケースもあります。そして、面接相手に、本気じゃねえな、って感じさせるよってことだけは伝えておきます。

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佐藤ツトム / 𝗯𝗯 𝗽𝗿𝗼𝗷𝗲𝗰𝘁
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