23.03.06 文章とは~ブレイブ・キラーのエピローグ執筆を追えて~
以下より転載。
文章作成とは、目に見えないもの=思考を目に見えるようにする作業なのかもしれない。
ブレイブ・キラーのエピローグをようやく書いた。エピローグを書いているとき、書きながら涙を流していた。その文章は「ブレイブ・キラー」という作品においての「テーマ」であり、「作者からのメッセージ」をようやく作品に落とし込めたものだったからだ。
※「ブレイブ・キラー」は現在おにくが執筆中の「インセイン」というTRPGの非公式シナリオ
https://oniku-scenario.fanbox.cc/posts/5428241
当初、ブレイブ・キラーは正直なところ、明確なメッセージ性はなかった。ただ、その世界の「歴史」や「軌跡」を綴っている。キャラクターたちが生きた世界の話をしている。そこに作者の意思は何一つ存在しない。
しかし、私は作品作りにおいて「メッセージ」を大切にする創作者である。作品を観測するのは、読み手であって、物語の中のキャラクターではない。その読み手に何を伝えたいのか、この作品を通して何を感じてほしいのか。作品を公開するという上で、私はその「メッセージ性」を大切にしている。仕事でも趣味でもなんでもそうだ。
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