初めて書いた小説を消した話
はじめまして。2ruと申します。
色々な小説投稿サイトに投稿して作家気分に浸っています。
唐突な質問。自分が初めて何かを作ったら、それに愛着は湧きますか?
私は当然湧きます。それがダメダメ(駄作)だったとしても、なかなか歩み出せない難しい一歩を踏み出させてくれたその作品に感謝し、一生愛します。
…ですが、愛着の有る作品を私は消してしまいました。
気まぐれでも何でもないのです。ちゃんとした理由があります。
決して誰かに言ってるわけでもありません。
自分に対する戒め。これからどうするべきかを考えろ、見つめ直せって意味合いで文を書いています。
①ムリにでも「珍しい物語」にしたかった
私は小説を書く前に、心に決めていたことがある。
「世界で誰も見たことのない物語」を作りたかったのです。
ネタ不足だなんてもっての他だと誓ってしまったが故に弊害となり、わざわざ書かなくて良いことを書き上げたり、次回の話に繋がらないようなめちゃくちゃ困る展開を書き上げたりして(人によって、それはそれで面白かったりするかもしれないが)、書いていくうちに結末から程遠い回り道をしてしまった。
目標って何て酷いのでしょうね、小説家を目指す上で誓った事が日に日に自分の足枷になっていたのです。
これ以上に悔しい事はないです…😭
プロット作らない、「ご都合主義」にならない、それがミス。
このっ、この見栄っ張りめ。
ご都合も小説を作る上での付き物なんだよ!
今この時、この痛みを知ってからプロットを書くようにしました。(人は痛みを知って成長するんです())
キャラだけではありません。展開(起承転結)をなるべく簡潔に書き上げたり、世界観をこじつけでもいいので作るようにしています。そうじゃないといつ物語が崩れるかなんて分かりませんから。
ご都合主義は正直嫌だけど、続けるためには仕方のないことなのかなと。嫌ってりゃあ作り続けるのは不可能です。
しかし、ご都合ばっかもどうかと思いますがね…w
他の作品とジャンル被り展開被りをしたくなかった…
正直な話です。転生、なろう系ざまぁ系は読んでて面白いです。楽しいです。しかし、心の中では「同じ展開が多いから自分はそういう被り方をしたくないな」と思ってる私がいるのです。決してなろうやざまぁは嫌い、大嫌いなんかじゃありません。ノベルからアニメ化したのだって(一話だけ)見ました。
名作だってあるのですから。
でもやけに同じ展開ばっかりじゃないですか。流行り廃りはあるものですから、業界ってのはそういうものだと思いますが…。
転生して、ギルド入ったけど役立たずっていう理由つけられて追放されて、実は最強だったとか。そういうありきたりでも良かったのですが、なんせ書いてるときには変なプライドってのがあって、「珍しい」を追い求めたせいで、読者から受け入れがたい物語を作ってしまってるんです。
「いえいえ、書いているのは私自身。受け入れるか入れないかは任せます。」っていうスタンスで生きたいのにぃ…
②将来的、名誉的なもの
金…金…稼ぐ…ムリ………?
夢は作家だと自己紹介に記載してると思いますが、食っていけるのはたったの一握り。それも県外から出なければなりません。…と親に散々説明をされています。
名誉…コンテスト…優勝……ムリ?
カクヨムコンに応募すべきか迷ってたりなかったり。
大手出版社ですから、当選したら大きな名誉となるでしょう。
評価なんざどうだっていいです。アドバイスを聞け。真偽を分けてアドバイスを聞いた方がいいかと。
【結論】
書いていくうちに珍しくなっていくから。ちりつもだよ。
塵も積もれば山となる。それが例え機械だとしても。
充電が十分にあるならプロットを、周りにタブレットがなければ近くにある紙で絵コンテ を書き上げるでもいいから、世界観、大まかな起承転結、主人公の目指す先、キャラクタ 一設定をもう一度見直すべきだ。珍しくしたいなら、キャラクターの性格を濃く(今の性格 を濃くしてもいいが、物語にとって過去は大事で大切なものだから過去を濃くするべきだ と思った)したり、今まで避けてきた「共感できる点」を作っていくべきだと思う。
めげない、めげない、めげない。有名にだなんてならなくても、とにかくめげないしょげない。
無敵パワーで書き続けていればいつか報われると思います。