![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/144595153/rectangle_large_type_2_fd3fe3f7c91e445d4f537d0e127e3d47.jpg?width=1200)
“ドット絵の壁”をついに破壊したマリオブラザーズに驚嘆・・・!「マリオ&ルイージRPG ブラザーシップ!」発表
出る出る出る出るついに出る・・・!!!
っていうのは、昔のゼルダの伝説のCMソングの歌詞ですが、この記事で語りたいのは「ゼルダの伝説 知恵のかりもの」のことではありません。
もちろん、そっちも楽しみ、楽しみなんですけど・・・!!
ついに出る出る出るんです、「マリオ&ルイージRPG」の最新作が!!!
私の青春は、終わっていなかった・・・!
信じていた復活のとき
その名も、マリオ&ルイージRPG ブラザーシップ!
リメイクを除くとシリーズ6作目になるはずですが、ナンバリングは付いていません。
前作「ペーパーマリオMIX」がスピンオフ的な内容だったので、それをカウントするか否かでややこしいことになってしまうのが理由と思われます。
ニンテンドーダイレクトで高橋さんがおっしゃっていた通り、完全新作はシリーズ9年ぶり。
実は「ペーパーマリオMIX」やリメイク版の「3DX」が出た後、マリオ&ルイージRPGシリーズを制作していた「アルファドリーム」という会社が倒産してしまいました。
そのため、もう続編は出ないという予想もあったのです。
ところが、何が起こるか分からない、この令和の時代。
終わったと思われていたシリーズが復活する前例もあったし、任天堂とスクウェアのコラボ作品である(=権利関係が複雑な)「スーパーマリオRPG」のリメイク実現といったニュースもあったので、「マリルイRPG」も戻ってきてくれると信じていました。
↓終わったと思われていたシリーズが復活する前例:開発元の「ネバーランドカンパニー」が破産した後、シリーズ再始動を遂げた「ルーンファクトリー」。おすすめは「ルーンファクトリー4 スペシャル」。好きだから宣伝させていただきました。
ドット絵じゃなくても「マリルイRPG」っぽい。
・・・これは一体なんだ!?
ニンテンドーダイレクトをライブで観たマリルイRPG経験者がいたら、訊きたいことがあります。
どの段階で「これは『マリオ&ルイージRPG』だ」と気づいたでしょうか?
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/144582259/picture_pc_cef60cdc37babbc348410c5e7c4f3560.png?width=1200)
最初にルイージが走ってるところで、すでに「もしや」と思ったのではないでしょうか?
その理由は、絵柄のタッチ。
マリオシリーズって作品ごとに微妙に画風が異なりますが、その中でも「マリオ&ルイージRPG」の画風はかなりの独自路線です。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/144588719/picture_pc_1ceb5f5973c73a313e9c5fc3adca99e8.png?width=1200)
なぜか「4」までの間は、帽子の「M」と「L」の文字が黒だったり。
同世代の他のマリオは赤い文字なので、「昔だから」というわけではありません。
その他、瞳の中が描き込まれていないのは今にも通じる特徴。
色使いだったり、なんとなく漫画っぽい感じだったり、言語化しづらいポイントも複数あります。
この独特の絵柄を、「マリオ&ルイージ ブラザーシップ!」は高画質の3Dモデルで忠実に再現してきた。
それが、たった数秒のルイージを見ただけで、本能的に感じられる「RPG感」の正体だったのです・・・!!
9年も経っているんだから、心機一転ということで画風を変えてしまってもいいのに。
ここから読み取れるのは、シリーズの歴史に対するリスペクトではないでしょうか・・・!?
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/144583928/picture_pc_92f2f88880e9fabd7782c518d089560f.png?width=1200)
その一方で、確かな変化もあります。
ここで注目したい変化は、ドット絵を使わなくなったこと。
「マリオ&ルイージRPG」シリーズは、ドット絵が特徴のゲームでした。
巨大化バトルや寝ているルイージのような例外を除いて、キャラクターは基本的にドット絵で表現されます。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/144592101/picture_pc_dc82810701fdfd052e299fbeb7138c5e.png?width=1200)
ドット絵に見えないくらい精密なドット絵。
特に3DS作品のドット絵はすさまじく、めちゃくちゃ動き回る上に「ユメルイージ」のような大物もあったり、しかもそれらが立体視に対応していたり。
ポリゴン等ではなく、あえて自由の利くドット絵にこだわることによって、可愛らしく暴れ回るマリオとルイージを実現していたのが大きな魅力だったのです。
「ブラザーシップ!」でドット絵からの脱却を図ったのは、間違いなく大きな挑戦であるはず。
それは、シリーズのアイデンティティを一旦壊す挑戦であるといっても過言ではなく、それこそ「ゼルダの伝説 知恵のかりもの」でリンクが主役じゃないのと同等のインパクトがあります。
なんとも難しい課題に対し、今回の制作チームの方々は、「シリーズのパッケージなどに使われていた画風を再現する」という形で答えることを選んだようです。
その挑戦の行方・・・早く製品版で確かめたい!
どんな冒険が待っているのか
「マリルイRPG」といえば、本編シリーズとは異なる土地を冒険するロマンも魅力。
さまざまな島、新しい種族との出会いを通じて、果たしてどんなストーリーが待ち受けているのでしょう。
マリオとルイージの操作にX・Yボタンを使っているシーンが見られたことから、今回も「初代」や「4」同様、最後までマリオブラザーズの2人旅になるのでしょうか?
戦闘シーンの映像からは、「初代」を思わせるような身体を張ったブラザーアクションが多く復活している印象も見られました。新しい技にも期待です。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/144586037/picture_pc_2c67d1482f729ce8f5cdb51a39a01dc4.png?width=1200)
そして音楽。
私は、マリオ&ルイージRPGシリーズの音楽が大大大好きです。
今回のPVで流れていた曲も素晴らしかったです。特にピーチ姫が出てくるあたりからの盛り上がりが最高。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/144587447/picture_pc_a90bd263adca231715f186809a6133b9.png?width=1200)
PVの最後に出てくる島、よく見ると動いています。
大きな木は帆の形をしていて、この島自体が大きな船のようです。
「ブラザーシップ!」・・・おそらくは、「兄弟の絆」と「兄弟の船」のダブルミーニング。
発売日の11月7日まで、大船に乗った気持ちで待っていたいと思います!