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【プーケット修行録】プーケットで出稽古してみた

こんにちは。

先日まで滞在していたタイガームエタイ。

もはや離れてから滞在から2ヶ月が経過しようとしている今日この頃。

そんなプーケットに滞在中の思い出に、タイガームエタイ以外のジムへの訪問があります。

プーケットには、たくさんのジムがあり、もはや一大観光エンターテイメント。世界中からアスリートや愛好家が集まってきていました。

そんな中で、今回は訪れることができた2つのジムについて記録しておきたいと思います。


Phuket Grappling Academy

1つ目は「Phuket Grappling Academy」(プーケット・グラップリング・アカデミー)。

名前の通り、寝技専門のジムです。

自分は、こちらのジムでやっている土曜日12時からのオープンマット(誰でも参加できるフリーなスパーリングタイム)に参加してきました。

通常クラスであればDrop-in(ビジター)は500バーツかかるのですが、なんとオープンマットは完全フリー。

ありがたや。

全体的にサイズでかめ。

そしてこちらのジム、非常にレベルが高い!

でかい人が多いのですが、サイズが大きいだけではなく技術レベルも高め。茶帯・黒帯がゴロゴロいました。

練習が終わる頃にはマットの上は沼と化す(全部汗)。

中央アジアとかヨーロッパから来ている、MMAが本業の若い総合格闘家もいて(プーケットのジムあるある?)、体幹が強すぎて泣きそうになりました。

ガチタックルやめちくり・・・。

グッズも売っている。Mサイズは売り切れだった・・・。

他にも、ライト級くらいのムキムキイギリス人にクルスフィックス地獄で遊ばれたり・・・。

タイガームエタイから一緒に来ていた他のジム生も、いつもの元気はどこへ行ったのか、ヘロヘロにされていました。

巨人族に弄ばれた骨抜きタイガー(前方)。

ジムの雰囲気は開放的で、大きな倉庫のような建物にマットが敷いてある感じ。

クーラーは無し。

扇風機で頑張ろう・・・(プーケットあるある・その2)。

開放的なジム。

ちなみにこのジムには、かの有名な所選手や金原選手も来ていたらしい。

ソリャレベルタカイワケダ。

近くに駅やバス停はなさそうで、だいたいみんなスクーターか車で来ていました。駐車場は広々。

スクーターラッシュ。

今回はオープンマットしか参加できなかったのですが、普段の練習もレベルが高い模様。

タイガームエタイとグラップリング・アカデミーを掛け持ちしているフランス人によると「オープンマットはレベル高すぎてついていけないから、普通のクラスに出た方がいいよ!」とのこと。

足を洗う用の謎水。ここにもある。

なんやかんやありつつも、楽しく過ごせました。

もう少しレベルアップしたら、また来てみたい。

Phuket Fight Club

2つ目のジムは「Phuket Fight Club」(プーケット・ファイト・クラブ)。

なんとなく、名前が似ている・・・。

こちらは、ムエタイやMMAも含めて、いろんな格闘技が練習できるジム。

全体的に綺麗でオシャレなジム。

こちらには、オープンマットと通常クラスの両方に行ってみました。

どちらも参加費(Drop-in)は500バーツ。

グッズも充実。

オープンマットは、週末だからかほとんど人が来ず・・・。

来ていたメンバーも数ラウンドのスパーをこなすと、飽きたのか他の練習に行ってしまいました。

あまり人がいない・・・。

ただ、コーチがこれまたすごい人で、マルロン・サンドロ選手。

1977年生まれなので40歳を超えているはずですが、いまだに現役とのこと。

日本でも試合をこなしていて、若い時に金原選手(本日2回目)にも勝利したらしい・・・。

見た目はゴツいのですが、話すとすごく優しいのが印象的な方でした。

レジェンド、ここにあり。

コワモテですが、指導はとてもロジカルで基本に忠実。

というわけで、別の日に通常クラスに行ってみることに。

すると、どこにいたのか、たくさんの黒帯、茶帯、紫帯が出現・・・。

黒帯の人だけで5、6人いました(恐怖)。

クラス中はバタバタで写真は撮れませんでしたが、たくさんの色帯の方がいました!

指導はかなりディテールにこだわっていて、プレッシャーのかける位置やグリップの位置がずれていると即指導。

基本に忠実で、とても分かりやすいクラスでした。

練習の最後のスパーリングでは、もちろん帯上の皆様の餌食となりました(微笑)。

最後はヘロヘロになりすぎて「Let's go! Japan!」と発破をかけられる始末。情けなしや、日本代表・・・。

ジムにはコーヒー店も併設。犬もいる。

終わりに

プーケットに来る前は有名なタイガームエタイしか知らなかったのですが、実際に行ってみるとタイガー以外にもたくさん良いジムがあるのを発見。

グラップリング・アカデミーも、ファイト・クラブも、すごく良い環境でした。競技者として格闘技に取り組んでいる人でも満足できるレベルだと思います。

それ以外にも、今回は行けなかったのですが「Born to Roll」(ボーントゥロール)というジムも、多数の黒帯が在籍していて指導も丁寧だということを教えてもらったりもしました。

タイガームエタイは、いろいろな競技を選べる分、若干割高な感じ。一つの競技に専念したければ、他のジムを調べて行ってみるのもアリなのかなと思いました。

今度またプーケットに行くことがあれば(あるのか!?)、他のジムもたくさん巡る滞在もしてみたいですね。

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