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【プーケット修行録】タイガームエタイの施設について
こんにちは。
現在滞在中のタイガームエタイ。
今回は、そんなタイガームエタイの施設周りについてまとめたいと思います。
世界トップレベルのジムというだけあって、色々な設備が充実しています。一方で、日本人の感覚からするとちょっと驚くことも少なくありません。
ジムスペースはもちろん、筋トレルームやレストラン、マッサージ店など幅広く備えたタイガームエタイ。その概要をまとめます。
ジムスペース(ムエタイ・キックボクシング・ボクシング)
まずは、ムエタイ用のジムスペース。
「タイガームエタイ」の名前の通り、ムエタイを習いに来る人が多いです。そのため、ムエタイは、上級・中級・初級のスペースに分かれています。
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キックボクシングや、ボクシングなど他の打撃系の競技のクラスも、こちらのスペースで行われます。
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通常のクラスは毎日決められた時間(1〜2時間)に行われていますが、それ以外の時間でも、自主練習やプライベートレッスンに励んでいる人も見かけます。
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ただし、ちょっと気になるのがマットの状態。割と普通に土足で上がっている人もいたりするので、日本のジムと比べると衛生面がちょっと気になります。
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いちおう、入り口付近には、白い消毒液(?)が入ったケースが置かれています。これで足を洗ってからマットに上がる・・・のがルールなのですが、洗わずにスタスタ行ってしまう人もいます。というか、そもそも野外なので横雨が入ってくることもしばしば・・・。
綺麗好きな人は要注意です。
ジムスペース(グラップリング・柔術・MMA)
グラップリング・柔術・MMAなど、寝技系のジムスペースは、タイガームエタイの敷地内の奥の方にあります。
とにかく、でかいです。
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50人くらいでも余裕で入りそうな広いスペース。
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こちらでは、グラップリング・柔術・MMAのクラスが、毎日決められた時間に行われています。クラスがない時間は、自主練習やプライベートレッスンに使われます。
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寝技系の競技スペースだけあって、基本的に土足で上がる人はいません。ただ、ジムスペースのすぐ隣が林になっていることもあって、虫やヤモリなどの生物がマットの上を移動していることも・・・。
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1日に何度かスタッフの方が拭き掃除をしていますが、日本のマットに比べると、綺麗好きな人は気になるかもしれません。
練習後には、しっかりシャワーを浴びましょう。
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ジムスペース(フィットネス)
フィットネスクラスのスペースも2箇所ほどあります。
まずは、フィットネス専用のスペース。
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こちらでは、クロスフィットなどのフィットネス系のクラスや、モビリティ(ストレッチ系)やヨガのクラスが行われます。こちらでも、クラスがない時間には自主トレーニングをしている人がいます。
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このスペースには、様々なトレーニング器具が配備されています。
まずは、ウェイトトレーニング器具。
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そのほかにも、クロスフィット系のトレーニング器具。
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こういったものを組み合わせて、クロスフィットのクラスが行われています。
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もう一方のフィットネススペースには、ボクシングのリングとサンドバッグがあります。
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こちらのスペースでも、よくフィットネスのクラスが行われています。鏡の前でシャドーボクシングをする人や、雲梯のような機器で懸垂をしている人も見かけます。
タイガーグリル(レストラン)
タイガームエタイには、レストラン「タイガーグリル」が併設。
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併設のレストランとして運営されているので、会員でなくても食事をすることができます。
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支払いは、現金、クレジットカードのほか、タイガームエタイで購入できるプリペイドカード(Prepaid Meal Cards)で可能です。
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メニューは、トムヤムクンやガパオなどの定番のタイメニューのほか、ハンバーガーやピザなどのメニューも豊富。
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そしてやはりジムの名前を冠しているだけあり、ロカボ(低炭水化物)や減量用のメニューも各種揃っています。プロテインシェイクや、プロテインアイスなんていうのもあります。
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ただお値段は、近隣のレストランに比べると若干お高め。比較すると、だいたい1.5〜2倍くらいの価格帯でしょうか。
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もちろん味は申し分ないのですが、近隣にはレストランがたくさんあるので、無理してタイガーグリルに毎日行かずに、色んなレストランを回ってみるのもいいかもしれません。
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ただ、トレーニングが終わってすぐご飯や飲み物を摂れる環境というのは、ありがたいですね。
ウェイトトレーニングルーム
先に記載した通り、タイガームエタイのトレーニングスペースは、基本的に半屋外(屋根はあるが壁で囲われてはいない)なのですが、唯一、屋内のウェイトトレーニング用の部屋があります。
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こちらは屋内なので、冷房も効いていて快適です。外から変な虫が飛んでくることもありません!
自分はほとんどウェイトトレーニングをやったことがなく器具の使い方もよく分からなかったのですが、現地で仲良くなった友だちに教えてもらって少しトレーニングの仕方を覚えました。マッチョは優しい・・・。
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タイミングにもよると思いますが、あまり混んでいることはありませんでした。器具の取り合いにならないので、快適に筋トレをすることができます。
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タイガーマッサージ(マッサージ店)
タイといえば、タイ式マッサージ。タイガームエタイにも「タイガーマッサージ」が併設されています。
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こちらもタイガーグリルと同じく、ジム併設の施設として運営されているので、会員でなくても利用可能。
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マッサージの種類にもよりますが、1回あたり300〜500バーツくらいなので、日本で受けるタイマッサージよりもだいぶ安いです。近隣のマッサージ店も、だいたいこれくらいの価格帯でした。
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タイガーキャンプ(宿泊施設)
タイガームエタイには、滞在しながらトレーニングができるように、宿泊施設「タイガーキャンプ」も用意されています。
タイガーキャンプには、色々なグレードがあり、だいたいジムから徒歩10分圏内に点在しています。
その中で、ジム敷地内にあるのが「Camp 1」。
ジムスペースの真隣りにあり、徒歩0分でトレーニングを開始することができます。
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清掃も週に何度かルームサービスが入るようです。
ただし、実際に滞在している人に話を聞くと、問題は「音」。
ジムスペースからは、早朝から音が聞こえてくるため、ゆっくりしたい時には困るとのことでした。朝6時台から練習している人もいるので、音が気になる人はCamp 1は向いていないかもしれません。
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キャンプは他にも、「Camp 1」〜「Camp 7」まであり、グレードが高いところには庭にプールが付いています。
医務室
海外で格闘技のトレーニングを行うにあたって、気になるのが怪我。
タイガームエタイの敷地内には、医務室もあります。
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ただ、こちらの医務室は日本でいう整骨院(筋肉の痛みなどの対応がメイン)のようなところのようでした。
ちょっと切り傷ができた時に、受付で問い合わせたら、近くの別のクリニックを紹介されました。筋肉を痛めたと思ったら、相談するのがいいのかもしれません。
トイレ・シャワー
タイガームエタイのジムスペースは、基本的に半屋外です。
そのため、かなり暑いです。
練習後にはすぐシャワーに入りたくなるのですが・・・ちょっと気になるシャワー事情。
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トイレとシャワーが同室です。しかも土足。
そんな中、寝技用ジムスペースの横に備え付けられたシャワーは、野外ですが、独立しています。
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ちなみに、この屋外シャワーの横には少し大きめのバスタブ(プール?)があります。
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毎週金曜日の夕方にアイスバス(氷でキンキンに冷えたお風呂)が準備されます。
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練習後で汗だくになった後に入ると、サウナの後の水風呂のような心地よさがあります。
総合受付
到着時や何か問題があった時に、事務対応してくれるのが、総合受付。
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到着や帰国時の事務手続きや、ビザ申請のサポート、パーソナルトレーニングの支払いなど、事務的なことはここに聞くことになります。
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TMT Fight Store(ショップ)
最後に紹介するのが、タイガームエタイのショップ「TMT Fight Store」。
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タイガームエタイのグッズを購入できます。
普段使いできそうなおしゃれなTシャツやショーツも売っているので、お土産にもいいかもしれません。
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ちなみに、グッズはオンラインでも購入可能です。
終わりに
全体的にワイルドな作りの、タイガームエタイ。
日本と比べると、特に衛生感覚の部分での違いが大きいかもしれません。
ただ、トレーニングの設備や指導という意味では、充実しています。
食事やリラクゼーションにも気が配られているのは、嬉しいですね。
個人的には、シャワーをどうにかしてくれていたら一気に満足度が上がるのにな・・・と切に願うのでした。