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【プーケット修行録】タイガームエタイのクラス構成
こんにちは。
現在滞在中のタイガームエタイ。
今回は、タイガームエタイでのクラスについてまとめます。
「ムエタイ」という名前がついていますが、ムエタイ以外にもグラップリングやMMAなどの格闘技を始め、クロスフィットなどのフィットネスや、ヨガのクラスなどもあります。
自分が体験したものを中心に感想を交えながら、実際のクラスの様子をお伝えできればと思います。
クラスの全体像
タイガームエタイのクラスは、大きく分けて「Martial Arts」(格闘技)と「Fitness」(フィットネス)に分かれています。
クラスのスケジュールも、格闘技とフィットネスで分けられています。
格闘技は朝8:00から夜7:30まで、フィットネスは朝6:30から夜7:30まで、色々なクラスが一日中用意されています。この中から自分の好きなクラスを選んで、参加することになります。
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朝から晩までクラスがびっしりなので、一日たっぷり鍛えることができます。
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ムエタイ
ムエタイのクラスは、平日(月曜〜金曜)に毎日行われています。
時間は、午前(8:00〜10:00)と午後(15:00〜17:00)の2回。それぞれ2時間ずつあるので、これに毎回出るだけでも相当なトレーニングに・・・。
練習は、レベル別に初級・中級・上級・プロに分かれています。
私は中級のクラスに参加したのですが、クラスの構成は大体下のような感じでした。
準備体操、シャドーボクシング・・・15分くらい
コンビネーション(月・水・金)または首相撲の練習・・・30分くらい
スパーリング・・・15分くらい
ミット打ち+サンドバッグ打ち・・・15分くらい
追い込みの筋トレ・・・15分くらい
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練習の合間合間に、とにかく腕立てを挟むので、最後は腕がプルプルし始めます。
そして、最後の筋トレがまたキツイ・・・。ですが、周りの人たちを声を掛け合いながら最後まで頑張ると、謎の連帯感が生まれたりもします。
グラップリング、ブラジリアン柔術
寝技系は、グラップリング(Gi)とブラジリアン柔術(No-gi)の両方あります。どちらも、タイガームエタイでは「BJJ」と呼ばれています。
グラップリング(全レベル)・・・平日(月曜〜金曜)の9:30〜10:30
グラップリング(初心者)・・・火曜・金曜の8:30〜9:30
ブラジリアン柔術(Gi)・・・月曜・水曜・金曜の18:30〜19:30
オープンマット(グラップリングが中心)・・・土曜の9:30〜10:30
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基本的に、グラップリングは月曜〜土曜まで何かしらやっているので、たくさんトレーニングすることができます。
次に、大まかなクラス構成です。
<グラップリング(全レベル)>
準備体操・・・10分くらい(まあまあキツイ)
技術練習(週ごとにテーマあり)・・・30分くらい
スパーリング・・・20分くらい
<グラップリング(初心者)>
準備体操・・・10分くらい
技術練習(週ごとにテーマあり)・・・50分くらい
<ブラジリアン柔術(Gi)>
準備体操・・・ほとんどなし(1日の終わりでみんな疲れているので・・・)
技術練習(週ごとにテーマあり)・・・30分くらい
スパーリング・・・30分くらい
初心者クラスは技術練習がほとんどなので、それに参加してから全レベルクラスに参加するのも、いい感じでした。
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レベルも、全くの初心者から、キャリア15年以上の黒帯まで、様々でした。ただ、タイガームエタイに来る人はMMA思考が強いようで、グラップリングクラスは参加者が多い一方で、柔術クラスは人数も少なめで帯色も白・青が中心でした。
MMA
MMAのクラスは、月曜・水曜・金曜の15:00〜16:00の1時間です。
特にレベル分けはなく、全員が参加します。(ただし、毎日16:30〜17:30の間、プロだけの練習が別にあります)
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練習は、打撃やグラップリングは別にクラスがあるので、レスリング系の技術が中心です。
大まかなクラス構成は下のような感じです。
準備体操・・・10分くらい
技術練習(主に壁を使ったテイクダウン)・・・30分くらい
スパーリング(主にその日習った技術を使った制限付きのスパー)・・・20分くらい
MMAクラスも、とにかくテイクダウンの練習が多いので、疲れます。
レベルも、全く経験がない初めての人もいれば、レスリング経験者や体力が有り余ったプロ選手もたまに混ざっていたりするので、そういう意味でも面白いです。
ボディフィット(BodyFit)
続いて、ボディフィット(BodyFit)。
ダンベルやメディシンボールなど色々な器具を使いつつ、筋力と持久力を総合的に鍛えるクラスです。
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「タバタ式トレーニング」みたいな感じです。
日によって若干メニューが違います。
・・・全部キツイです。
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ただ、爆音で音楽が流れる中、コーチが叱咤激励して回り、みんなで声をかけながらメニューをこなしていくと、不思議な達成感があります。
このクラスは、平日(月曜〜金曜)の朝(7:30〜8:30)と昼(12:30〜13:30)に1時間ずつ行われています。
朝7:30からみっちり身体を動かすと、なんだかシャキッとしておすすめです。
モビリティ(Mobility)
モビリティ(Mobility)のクラスは、ストレッチのクラス。
毎週火曜11:00〜12:00に上半身、木曜11:00〜12:00に下半身のクラスがあります。
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このクラスは、タイガームエタイには珍しく、キツくないゆったり系のクラスです。
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コーチが用意したプログラムに合わせて、上半身なら肩甲骨や背骨まわり、下半身なら股関節やふくらはぎなどを伸ばしていきます。
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前でコーチがデモンストレーションしてくれるので、その真似をしていればOKです。
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下半身強化(Glutes & HIP Strength)
次は、下半身強化(Glutes & HIP Strength)のクラス。主に脚部の筋力を鍛えます。
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月曜・水曜・金曜の11:00〜12:00にあります。モビリティ(Mobility)のクラスがない日の同時間帯です(コーチも同じ)。
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このクラスは、瞬発力というよりも、じんわ〜り効いてくる感じのトレーニングが中心。コアマッスルが鍛えられます。
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ヨガ
続いて、ヨガのクラス。
ヨガというとなんとなく「リラックス〜」というイメージですが、タイガームエタイでは違います。
バリバリきついです。
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あまりヨガには詳しくないのですが、明らかに不安定な姿勢を連続で取らなければならないので、脚もガクガク、身体はバキバキ。
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激しい動きはないのですが、体感が鍛えられる感じです。厳しいトレーニングだけあり、終わった後はなんだかスッキリした気分になり、身体も若干柔らかくなっている気がします。
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パーソナルトレーニング(PT)
これまでに紹介したクラス以外にもオススメしたいのが、パーソナルトレーーニング(通称「PT」)。コーチとの1対1のトレーニングです。
これは通常の料金には含まれていないので、別途料金を支払う必要があります。
料金は、コーチによってもまちまちなのですが、ムエタイの場合は750バーツ、それ以外の場合は1,500〜2,000バーツほどのようです。ムエタイ以外のコーチは欧米出身が多いので、ちょっとお高め。
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パーソナルトレーニングでは、個別にコーチが対応してくれるので、自分が練習したいや質問したい内容に特化して取り組むことができます。
いくつかクラスに参加してみていいコーチがいたら、プライベートトレーニングをお願いしてみるのもいいかもしれません。
終わりに
今回は、自分自身が体験したクラスを紹介しました。ただ実際には、もっと様々なクラスが用意されています。
ボクシングやキックボクシングのクラスの評判もすごくよかったですし、タイの伝統的な武術である「クラビー・クラボーン」や古式ムエタイ「ムエボラン」のクラスもあります。
フィットネス系のクラスも他にも色々とあるので、もし参加する場合は自分に合うものを探してみるのがいいかもしれません。
タイガームエタイでは、一日中何かしらのクラスが行われています。自分の場合も、うまく組み合わせることで、自分なりのリズムが取れるようになりました。
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ただ、あまり詰め込みすぎると夜にはヘトヘトに。うまく休憩を挟みつつ、自分なりのスケジュールを作り上げていくのも楽しみの一つなのかなと思います。