TDCホールで立ち見してきたメモ
イントロダクション
【今後見てみたい刀剣男士は誰ですか?】
ミュージカル刀剣乱舞をずっと観てきたなかで、公演後毎回必ずアンケートを書いてきた。毎回上記の今後見たい刀剣男士の設問に、とある刀剣男士の名前を書いてきたが、とうとう本公演に出陣することになった。その公演こそが今回の「花影ゆれる砥水」である。
立ち見席を手に入れるまで
一応後半日程で運良くチケットとれたものの、このご時世もあり払い戻し対応や席番号が書かれた紙切れにならずに、チケットが最後まで意味を持った金券でいてくれるかわからない。
そのため、序盤の日程で観てみたい!という気持ちが湧いてきてしまい、一般発売で某コンビニのLoppiにかじりつきやっと手にしたのが『立ち見席』のチケット。
そういえば、内容に触れる記事などは見たことあるが立ち見席の所感を見たことがないので備忘録やメモとしてTDCホール立ち見席はこんな感じだったと残しておく。
先ず、価格あがってる
今回の花影ゆれる砥水におけるチケット価格が、TDCホールでの公演はS席11,500円/A席9,500円。(S席サイドシートA席サイドシートもそれぞれ同価格)見切れ席が7,500円。立ち見席も7,500円。
ちなみに刀ミュがTDCホールで本公演をした最初の公演が「つはものどもがゆめのあと」だったらしく、当時のチケット価格を調べたところS席が8,800円/A席そして立ち見席が6,800円だった。
ここ数年でかなりチケット価格も値上げしていることも痛感。観劇が高い趣味になりつつあるご時世で、自分の生活や貯蓄も考えると財布事情にじわじわ効いてくる。
しかも観劇ファンはその作品だけを観ているのならまだしも、他多数の作品もチケット抑えている場合もっと出費は嵩む。さらに2020年から幾度も公演が一斉ストップ・クローズを経験していると念のためでチケット買って結果として枚数増えちゃうという矛盾を抱えている。
そんなところで矛盾という名の蕾を開花させるな。
立ち見席の印象など
センターブロックではなくて、その左右ブロック最後列後ろの1列に立ち見席エリアがある。ブロックごとにそれぞれ10席?12か13席くらいが立ち見席として設けられている。今回第2バルコニーの上手側立ち見席7番目くらいで観たが、後ろのナンバリング立ち見席も4人くらいいた。2.5次元というくくりなので若い女性ばかりで囲まれるかと思ったが、立ち見席にも男性の姿があったし見える範囲では全員が若い女性ばかりではなかった。第2バルコニー上手側、下手側・第三バルコニーも上手側下手側に立ち見席が設けられている。
見え方について
低身長ではあるため見え方がどうなるか気になったが、前の人の頭や手すりで視界が妨げられることは無かった。視界は良好。ただし、さらに詳細を見たい時はオペラグラスは必須である。それでも全景を見るなら立ち見席でも差し障りがない。
ずっと立ちっぱなしなので、少しだけ1幕の間は手すりに少し手を置いて、左右の方の邪魔にならないよう足の重心移動をしていた。TDCホールの座席に座りっぱなしで臀部と腰と格闘するか、立ちっぱなしで足の裏とふくらはぎと格闘するかの違いである。
その他
・たまたま上手側の席なので、第二バルコニー会場の上手側に5席しかないお手洗いはすぐに入れた。
・第二部からのカーテンコールでキャストに拍手をしたいときに、席に座ると膝にペンライト置いて拍手出来るが、立つ場合は膝にペンライトが置けない。拍手するときに手首にストラップ(ホルダー?)をつけた状態で拍手すると手首でペンライトが揺れる。
首にかけられるストラップだったらそんなことはないと思うので、もし今後立ち見でペンライト必要な公演を観るならストラップ気にしても良いかもしれない。
・手荷物については、コインロッカーが感染対策で使用禁止/施設によっては預けられない場合がある。今回はロッカーが使えないので、使用を考えている場合は近隣のロッカーを使うよう公演の事前お知らせで記載があるので、各公演案内は目を通すと吉。
・手荷物からなるべく目を離さないように貴重品類は小さいバッグに入れ替え、グッズやペンライト、オペラグラスはトートバッグに入れた。開演前に小さいバッグもトートバッグに入れ込んで1つに纏められるので、観劇中は手元スッキリである。
だいぶ前に、とある劇団の作品をどうしても観たくて当日立ち見で観たときに普段使いのバッグを斜めがけにしていたら観劇中に段々肩がこってきて仕方なかった経験もあるので、荷物斜めがけでの鑑賞はおすすめしない。
・ロビーの椅子が超少ない。さらにソーシャルディスタンスのため、真ん中が座れないようになっている。そのため、観劇前で劇場内で座れるスペースがそんなにない。早めに劇場に着いておきたい人で立ち見の場合、グッズ購入やお手洗いなど用が済んだあとも下手すると開演前からずっと立ちっぱなしになる可能性はある。
まとめ
立ち見席での観劇は、視界の妨げも少なく舞台との距離はあるものの視界良好のメリットがある。
立ちっぱなしや、場合によっては開演前に座れる場所が少ないデメリットもある。
また、体調や身体の関係で立ち見に向かないという方もいるので、すべてそうだとは言わないが対策を講じれば楽しめるし本当に観たい場合立ち見席で観るのもアリと思う。