トッドリック・ホールさん(Todrick Hall)について語ります

noteに書き途中の記事が山積みになっているんですが、今日はちゃんときっちり書ききって眠りたいと思います。えらっそーに何言ってんだって感じですけど、これはただの情熱なんです。

トッドリック・ホールにハマりました。

超今更なんですけど、トッドリック・ホールにハマりました。お恥ずかしながら最近知りました。

Youtube Musicでニッキー・ミナージュの曲から自動再生で流れてきた「WIG」を聞いて、「おっ」と思ったのが始まりです。

(ただただかわいい)

非リア・陰キャ・喪女という十字架を背負って30年以上生きているワタクシなのですが、昔からこういうわかりやすいポップスというか、パーティーハウス的な曲調にエラい嵌まる傾向にあります。なので、上述の理由により、曲自体がよかったからハマった、というのは大いにあります。

そういうわけで車の中でアホほどリピート再生してたんですけど、そのときはジャケット画像しか見てなかったんですね。とはいえ、明らかにドラァグな匂いがするジャケットだったので、

画像1

(青い)

こりゃあちょっとPVも見てみなければと思ったらコレですよ。

控えめに言って最高すぎんか。

裸よりもある意味煩悩を刺激される、腹出しTシャツ&ホットパンツという倒錯的な衣装に身を包み、乳首見せつけながらウィッグを振り乱して踊るハイヒールの男性ダンサー達。もれなくヒゲや胸毛も見せつけてくるので最高だ。

画像3

(ちょっと前まで好きだった男に少し似てるな)

トッドリック・ホールも含め、ダンサーはそれぞれ、自身の男性性(筋肉質な体、ヒゲ、体毛等)を存分に残し、女装というにはずいぶんと攻めた衣装に身を包んでいるわけ。

それだけでだいぶ挑戦的なビジュアルだし、たぶん万人には受けない。でも、「それがなに?これでこそこのPVだよ」という主張の強さが伝わってくるんだ。

そこから繰り出されるダンスは男性的な迫力もあり、だけど女性的で滑らかなセクシーさもある。

中性的とは全く違くて、どっちも両極端に描かれているのよ。何もかもが極端でハラハラするんだけど、すごい絶妙すぎるバランス感覚で完璧に成立しているような凄みを見せつけられて、圧倒されちゃうんだよね。だから何かとアンバランスな気がするのに、最後までワクワクして見ていられる。スリリングで少しアブノーマルな快楽を楽しんでいるような気持ちにもなる。

そしてカラフルな衣装が何を表すかをわざわざ言葉にするのは、このご時世ではとんでもねえ野暮ってものですが、こんな感じでオープンマインドに、重くない程度に、だけど力強く自身のアイデンティティを示せるっていうのが、自分のマインドには足りない部分だから憧れるし好き、というのもあるかもしれないな~と思っています。

トッドリック・ホール…聞けば全体的な演出やら振付やらも監督してるとのことで、マルチな才能にあふれている人物であるということも、魅力の一つなのかもですねえ。

そしてそのままの勢いでいろんな曲をあさり始めるんですけど、このPVもまたとても良かった~~

2:15~くらいに出てくる(下記画像)、プリケツ見せつけてくるダンサーさんがとんでもねぇエッチなので、そうやってワタクシの男の子の部分を盛り上げてくるのはやめていただきたい(迫真)

画像4

(挑戦的な子猫ちゃんのポーズ)

こういうリズミカルだけどややミニマルでシンプルな構成の曲が大好物で、wigよりもこっちのほうがヘビロテしている感はある。

こういう感じの曲にはおなじみのヴォーギングが振り付けに組み込まれているのですが、そのヴォーギングタイムになった瞬間に現れる、「それこそヴォーグのころのマドンナを男体化したらこんな感じなんだろう」って感じの、色素薄めの美青年の存在感がマジでやべ~のでぜひ見ていただきたい。

この男の子キャスティングしたのがトッドリック・ホールなのだとしたら、ほ~~~んとあらゆる分野のツボを突きまくる天才だわ…。

そしてこちらはMe Too的な問題提起ソング

(終始「なんやねんこの女」という目をしながら美熟女の痴女ムーヴに付き合う男子生徒の図)

元the pussycat dollsのニコール・シャージンガーがお相手。

ネットで調べていたらトッドリック・ホール自身が目上の同性から受けた性的嫌がらせについて問題提起した曲だということなので、PVを見ながら身近なセクハラ問題についてどのように考えるか、というところは大事なんですけど…

それはそれとして、このPVのニコール・シャージンガーの演技が素晴らしすぎて、初手から「自分好みの男の子に催した劣情を隠し切れないド変態美魔女教師」という快楽天ビーストムーブをカマしてくるシーンは、申し訳ないんだけど、大変申し訳ないんだけど、爆笑だった。

恐らく教師か何かなんだろうこの女は、PV開始1秒からすでに野獣の眼光を光らせていて、野獣先輩よりもお行儀が悪い(;´・ω・)

それくらい挙動不審なのもマジで笑うんだけど、突然「部屋暑くない?!暑いよね?!ボタン開けるね!?」と言いながらおもむろにシャツのボタンをはずしてスケベなレースに包まれた豊満なバストを見せつけるという情熱的な痴女ムーヴに対し、トッドリック・ホールは終始「なんやねんこの女…突然乳見せつけてきて超怖い…もう帰ろ」ってテンションがた落ちになっているこの温度感の描写は、笑わせに来ているとしか思えないw

画像2

「何が始まるんですか」

彼女みたいな美魔女に迫られるって、ヘテロの男性にとっては結構なご褒美なんだろうな~って普通は思ってしまうけど、でも、誰もが彼女のような女性がタイプというわけではない。

これは「相手がだれであっても、自分が嫌ならどう迫られても嫌なのだ」という、根本的なセクハラの基準部分を考えなければならない話なんだと思うし、わたしたちはこれを見て「相手の都合も考えず、立場を利用して若い子に付け入る恥ずかしい大人にはなりたくないな」って思うことが肝要なのです。

でもやっぱ半分ギャグじゃないか?と思えてしまうのは私がきっと欠落した人間だからなのかもしれないですね、、、

という話とは全く別な感想なんですが、眼鏡のニコールさんめっちゃエロいな…私だったらなびいてしまうかもしれない

ギャグセンありまくり!ディズニーパロPVも必見

でも上記の曲がどうにも面白いものと思えてしまうのは、下記のPVを先に見てしまったからなんじゃないかなと思ってます


出だしは完成度の高いリアル美女と野獣

画像8

しかし街は突然のスジ筋に包まれた…ッッ!!!!

画像5

ルポール御大登場だが、主要登場人物の中で最も普通の服を着ている

画像6

ベルが夢中で歩き読みする雑誌なんやそれ????

画像8

ベル、そこは街の本屋さんやない

画像9

「いいの入ったわよぉ」「まあ!なんて素敵な本なのかしら!ありがとう、大事に読むわね!」というやり取り(多分)

画像10

借りてる本ゲイ雑誌やないか

その後、LGBT等々に敬意の念を送るベルの姿や、恰幅の良いレズビアンのお姉さんに絡まれるベルの姿を見るなど、目くるめくレインボーワールドが展開されております。

そしてこの演出もトッドリック・ホールによるもの。ギャグセンとユーモアありまくりだろ…

他にも三十路世代直撃のブリトニーメドレーディズニーパロPVとか、ニッキー・ミナージュメドレーとかもある。

ここでは美女と野獣をベースとした、ミュージカル仕立てで楽しくブリトニーの名曲を振り返ることができるPVを紹介したいと思います。

なおベル役のブリトニーの歌真似がめちゃくちゃうまい模様


ガストンお得意の生卵飲み込みショーのシーンのはずなのですが、ブリトニーフィルターで酒池肉林になる(確かにこういう男女で裸でヌルヌルしあうカットはブリトニーのPVでもたくさん見るけどもw)

画像12

トッドリック・ホールに掛かればベルをオードブルでもてなすシーンもガチムチ男体盛りであった

画像11

ネタ感のあるPVも、至極真面目なPVも、どれを見ても楽しいです!

ぜひ彼のページにアクセスして、スリリングな世界観を楽しんでください~

いいなと思ったら応援しよう!