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今年の土木は何が起こる?
明けましておめでとうございます。
今年もふらっとインフラをよろしくお願いいたします。
さて、新年を迎えてすでに10日が過ぎておりますが、皆さんはどんな年末年始を過ごしていましたか?
私は、完全に寝正月で食っちゃ寝ちゃという年末年始を過ごし、久しぶりにゆっくり休みを取ることができました。おかげで少し太ったかな?
2024年もいろいろありましたね。特に建設業界では働き方改革で労働時間が見直されるという非常にインパクトのある出来事もあったり、1月に起きた能登半島地震をはじめ、豪雨災害や南海トラフ地震臨時情報が発表されたりと、災害にも振り回されるような一年でした。
2025年はよりインフラが持つ機能を強化すべく、様々な対策を打っていく必要があります。
そこで、今回の記事は新年の初回を記念して、2025年の土木を予想していこうのコーナーを行いたいと思います。
今年はどんな土木に関する出来事が起こるのか。予定されているものからこういうこともあるのでは、という予想まで、いろいろ挙げていきたいと思うので、皆さん最後までお付き合いいただければと思います!
2025年の土木年表
大阪万博開催!!目玉はやはりあの乗り物
まずは、25年最大のイベントでもある大阪万博の開催でしょう。
2025年4月13日から10月13日の184日間にも渡り開催されるこのイベントは、大阪湾にある夢洲で開催されます。大阪で行われるのは、1970年に日本の高度経済成長を象徴した大阪万博以来の開催で、日本開催は2005年愛・地球博の20年振りになります。
愛・地球博では、自動運転やクリーンエネルギーなど今ホットな技術が当時の最先端技術としてお披露目されました。
私は当時5歳でなんとなくの記憶で連れられた記憶があります(笑)。
大阪万博の特設サイトにて最新情報がどんどん公開されていますが、やはり注目は空飛ぶクルマではないでしょうか。
ヘリコプターよりも簡易的で、イメージは「人を乗せるドローン」といった感じですが、新たな乗り物がどのように実生活に落とし込まれるのか。土木インフラがどのように関わっていくのかなど、今後の発展に期待が膨らみます。
高速道路は開通ラッシュ!?新東名・新名神は…
2025年、あまり目立つように報道されていませんが、実は至る所で高速道路が開通しそうです。そういった情報をまとめているサイトがあったので、以下をご参照ください。
となると、新東名・新名神はどんな感じなんだと気になりますが、2024年に開通されるかと思っていた新名神が、工事は延期に延期を重ね、大津-城陽区間はなんと4年以上がかかるとのこと。PC橋を使ったりと新たな工法で注目を浴びる新名神の全線開通は28年以降になりそうです。
新東名も新御殿場-新秦野の開通は2027年を予定して工事が進められています。現場の人たちの労働時間を考慮しながら安全第一に進められている一方、工期の延長によって工費は増大していくことになります。より効率的な工事を行うためにも、課題は山積みです。
団塊世代が後期高齢者に…土木人材の高齢化と人手不足が顕著に
2025年問題と呼ばれる現象がついに来てしまいました。
2025年問題とは、2025年に75歳以上の「後期高齢者」の人口割合が増え、極端な少子・超高齢化になることを指します。この問題の大きな要因は、1947年~1949年の第1次ベビーブームに生まれた「団塊の世代」が全員、2025年には後期高齢者に達することです。
以下リンクを参照
団塊世代には、あのトランプ氏も含まれているそうですが、この問題も深刻で、地方に行けば行くほど高齢者がやめられない現実が見られます。
JR東海、ドクターイエローの運行終了
子どもの頃、一度は見たくて新幹線を見に行った「幸せの黄色い新幹線」ドクターイエローの運用が終了します。JR東海では、この1月に終了するということで、以下のフェアも開催されるとのことです。
JR西日本では、2027年めどということで、まだ見ることは可能です。これを機にぜひ見に行ってみてください。
今回は、2025年に起こることや予想などを紹介してまいりましたが、みなさんの注目イベントはありますか?
#2025土木のイベント で、投稿いただけたら別の投稿で紹介させていただきたいと思うので、ぜひご参加ください!
今年も様々なインフラの魅力を伝えていきたいと思いますので、よろしくお願いします。
次回は1/18投稿になります。