はばたけ、佐々木朗希。
私がロッテファンということを知っている各方面から「朗希、いよいよメジャー挑戦だって？」という連絡が途絶えなかった今日の午後。
そうか、朗希はマイナー契約でも海を渡る覚悟か。
朗希のメジャー挑戦の話になると、どうしても通用する・しない論に到達してしまう。
日本でローテ守ってないのに云々。中５日のメジャーでは云々。
私は野球をプレーしたことがないので、通用するかしないかは分からん。
知らん。ただ、本人が選んだ道なら応援するのみ。
これはあくまでも私個人の見解だが、メジャーに挑戦したいことももちろんだが、環境を変えたいんじゃないかとも思う。
私は野球を知っている人にも知らない人にも、連絡が来た人たち全員にこう返信した。
「朗希はもう日本で野球することにうんざりしたんだよ。もう疲れたんだよ。
一挙手一投足をあげつらってどうのこうの言われることがイヤになったんだよ。」
２０２４年シーズン中、打たれた自分にイラついてグラブを叩きつけたことに対して、SNSで吊し上げられた。
怪我で離脱するだけでも話題になる。
周りがどんなに「期待されている証拠だから」「それだけ注目されているということだから」と言ったって、
本人じゃなきゃわからないものがあると思う。野球の楽しさって何？と思ってしまっているのなら、いいじゃないか、環境を変えて野球すればいい。
２３歳の青年が、アメリカで何に触れて、何を感じるのだろう。
２５歳で感じるものと、２３歳で感じるものは全っっっ然違う。
人生は短い。明日、命があるかどうか分からないことは、私より朗希の方が分かっている。
今やりたいことは今やればいい。
たくさんのものに触れてたくさんの失敗をして、多くのことを感じて、吸収する。
野球人としてだけでなく、人間として必要な栄養を養ってくるといい。
球団がOKしてくれたんなら行けばいい。
本人が選んだ道なら通用するも通用しないも本人の責任。
やってダメなりゃ日本に帰っておいで。
メジャーでダメだったと尻尾巻いて帰ってきたと思う人間はいないよ。
いたとしても放っておけばいい。
そんなこと言う人、感覚が正常ではないのだから誰からも相手にされないような人間だ、気にするな。
バッターと戦う前に世論と戦わなくてはならない日本ではなく、海の向こうで野球することを選ぶのなら、我々ファンは応援するのみ。
大事なことなので２回言った。
この記事を書いている１１月９日現在、まだ契約は決まっていないけれど。
もし決まったならマイナー契約から這い上がれ。
野球も上手くなって、人間的にも大きくなってこい。
はばたけ、朗希。