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タチアオイが好きなあの子

孤独にもいろいろなカタチがあるんだな。
私から見たらそれは
羨ましいとさえ感じるものなのに、
彼女にとっては虚しさばかりが募る孤独なのだと言う。
私はそれを聞いてまた
どれほど人と人が近付いても無くなることのないこの感情にどうしようもない虚しさと、それと同時に少しばかりの温かさを感じたりもする。
孤独を感じるこの思いは
私だけが感じているのではなく
みんなも感じているのだとそう思えば、私だけではないと、少しの孤独から解放される。
孤独の共有は孤独に少しの安らぎをもたらす場合があるかもしれない。
私が彼女を羨んだように、
誰かが私を羨んでいるのだろうか。
(201310)

#孤独 #共有 #青春記憶

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