存在意義を見失ったファイル
1つ前の記事で書いた Genkhord が便利すぎてすっかり存在意義を見失ってしまった自作のCakewalk用コード入力支援アーティキュレーションマップファイルですが、コード進行が決まっていてサクッとコードガイド的なトラックを作成するにはまぁ手っ取り早いし、ピアノロールビューでも表示できるし、コードを差し替えるのも割と簡単という意味ではかろうじて作った甲斐があったと思いたい今日この頃です。
自分で使っていて改善したいと思う所があったので、ひっそりと更新しました。
やはり、一番の問題は大量のコードから目的のコードを選択するのが大変と言う事ですね。
これは、グループ分けした方がフォルダ階層のようになって選択しやすくなる代わりに、アーティキュレーションのレーンが増えてしまうとコード表記が一直線にならなくて見にくいと言う事とのトレードオフで、一つのグループに全てのアーティキュレーションを突っ込むという選択をしたのです。
ですが、最後の方のコードなんかだと結構スクロールしなきゃいけないし、中盤辺りのコードも見つけるのに苦労する。
そこで考え付いたのがコードを増やせばいいじゃないです。
え?(困惑)この人何言ってんの?って思ったでしょ?
イイんです。逆転の発想です。
自分で使っていてコードを選択する時に一番上のCメジャーコードを仮選択した状態で何気なくPageDownキーを押してみたら20番目に格納されているコードにジャンプしたんですね。
と言う事はつまり1つのルート音に対して19個のコードを用意すれPageDownキーを押したときにちょうど次のルート音のコード群までジャンプできると言う事で、一番上のCメジャーコードを仮選択した状態でPageDownキーを押すとC#をルートとするコードがウィンドウの中に全て納まると言う事なのです。(説明ヘタですみません)
更にPageDown,PageUpキーを押すごとにルート音が半音階ずつ上下するというのを利用して、目的のコードのルート音以外部分つまりC7 sus4なら7 sus4の部分が同じコードを選択してPageDown,PageUpキーを押すと次のルート音の7 sus4が選択できると言う事です。(うーん説明が難しいなぁ)
例えばG7のコードを選択したければ、ダイアログが立ち上がった初期状態で表示されているCルートのC7を仮選択しておいて、PageDownを7回押せばG7が選択状態になっているという算段です。
個人的にあったらいいなと思ったコード
dim7,aug7,augM7,7sus4を加えて1つのルートに対して19個のコードに数を調整しました。
後、追加している途中で気が付いたのですがG#6のコードが欠落していたのでそちらも修正しておきました。
まぁあくまでも僕の自己満足のファイルですが、一応せっかく作ったのでひっそりと置いておきます。
ここまで書いておいてなんですが、Cakewalkユーザーの皆様、コード入力支援ならばGenkhord を強くお勧めします。