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会話上手になるには落語をきこう!

みなさんこんにちは。
ひんやり肌寒くなってきましたね。
秋といえば、芸術!賛否両論あるかもしれませんが、落語も芸術の一つなのではと思います。言葉ひとつで観客を楽しませる。こんなの盗まないことがもったいない。

本題です。

落語は
枕→本題→さげ

という基本構成で出来ています。

 は、「最近の年寄りは~」「今日のニュースで~」などど、時事ニュースを取り扱うことが多いです。そして、観客の反応をみて、その日の演目を決めます。その場にあった話をすることは重要なのです。
 そして本題は、伏線→回収 と話を導きます。
 最後にさげ。これは話の落としどころです。

 話にはある程度のまとまりが必要で、長すぎると「いつ終わるんだろう?」と考えてしまい話に集中出来ません。なので、長さもそうですが、この話の構成を意識して喋る必要があります。


落語を応用した接客

「今日は良いお天気でしたね!」
 これは誰にでも答えられるにあたる投げかけです。
「そうだね」とお客様。

「暑くて私も干した布団のようにカラっとしています!」
 関西のノリや面白い人ならここでツッコんでくれるでしょう。

「天気が良いと明るい気持ちになります♪」
  落ち着いた雰囲気の方でしたら、二手目のセリフはこのようなコメントが良いでしょう。
ポジティブなコメントは、「あなたといると楽しい」という雰囲気を出すことが出来ます。
「天気が悪い時は気分が悪いの?」などと、向こうからツッコまれたらチャンス。
ここで「いや、いつも気分いいんですけどね♪」と返せば、笑いが起こるでしょう。
お客様のナイスツッコミを持ち上げるのです。
 だんだん打ち解けてくると、向こうから話始めるでしょう。その時に、なるべく肯定的に会話を拾いましょう。

さて、ここからどのようにさげまで持って行くかというと…
 初回のお客様の場合、お客様を持ち上げて、このお店にくると楽しいし話したいことが話せる、落ち着く、癒されると思ってもらうように、本題を作り、それを言語化して伝えるのです。
「~さんといるとついつい楽しくて」
「こんなに笑ったのは久しぶりです」
といったように、最後に印象に残るように、オチを作りましょう。
いくらその場の雰囲気が楽しくても印象に残らなければ勿体ないです。

落語家ばりのホステスがいたらかっこいいですよね♪
面白い会話についてはいくらでも研究する価値がある分野だなと思いました。

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