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話す量は2:8が良い理由


みなさんこんにちは。
忘年会シーズンが過ぎ去り、今度は新年会の時期に差し掛かりますね。
仕事以外の会話も増える時期なのではと思います。

今回は、「自分がどれくらい喋ればいいのか」ということについて深掘りしていこうと思います。これは、ホステスだけではなく、営業職の方にも役に立つのではないかと思います。

①振りは自分からでOK


まず、お店に着いたら挨拶をしますよね。
「商談の件ですが~」といきなり話始める人はほとんどいないと思います。
最初の会話は、「今日は暑いくらいのお天気でしたね」といったように、当たり障りのないことで良いのです。相手方と親睦が深い場合は、共通の趣味のお話でも良いでしょう。

②相手を喋らせるための自分の会話


会話はキャッチボールです。流れというものが大切で、受け取った言葉をなるべくリズムよく返すことが求められます。
会話にコツなどとくに要りません。

「昨日、ゴルフに行ったのだけど風が強くてパターがなかなか入らなかったよ」
「そうなんですか!」
「やっとのことで、後半は巻き返して80台でまわったよ」
「さすがですね!」

「さ」…さすが

「し」…知らなかった

「す」…すごい

「せ」…センスあるね

「そ」…そうなんだ

べたですが、会話をスムーズに回すにはこれで良いのです。こちらから沢山話題提供をするにも楽しい会話にはなるのかもしれませんが、基本的に相手方に喋ってもらうことで、「相手の求めているもの」が明確になりやすいのです。多くの場合、聞き手側で立ち振る舞っていると、向こうから会話を振ってくれる場合が多いです。
「ところで君はどうなんだ?」と。その時に話せば良いのです。
これが、会話の割合は2:8(自分:相手)が良いという理由です。

ひとは話しながら想像、思考することが多いので、相手方に沢山話してもらうことは大切です。そして、気持ちよく話を聞くことで、心を許してもらえることは多いでしょう。
そもそも、気持ちが動かないと行動には繋がらないので、まずは相手方の懐に入ることから始めましょう。

本当に仲良くなると、会話は5:5に近づいてゆきます。


③しゃべりすぎるとボロが出る


私が銀座のクラブデビューをしたおおよそ六年前。
このころはよく失敗をしていました。その理由は今ならわかるのですが、多くが「喋りすぎ」が原因でした。 

お客様は同郷の年齢が近い方々同士。今思えば頑張って話題なんて振らなくても、積りに積もった話が二人の間にはあるのです。
そこで頑張って、特に意味のない質問を続けていたら、怒られてしまいました…「仕事としてしたいのならばもうちょっとちゃんとしたほうが良いよ」と…

お二人のうちの一人は初対面だったのに印象は最悪。ここからの巻き返しは難しいです。せっかくご紹介して頂いたにも関わらず、この方とはこれっきりでした。この時から、会話は聞く側にまわるように心がけるようになりました。

ホステスとして売れたいのであれば、少々神秘的な方が素敵に映るはずです。あまり喋りすぎるとオバちゃん感が出てしまうので、その面でも気を付けたいですね。

相手に質問されるくらい、自分の素敵度を上げていきましょう♪

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