出産思い出日記 ~前駆陣痛と陣痛の区別、つかなくない?~
6月の日記まとめ作ろうと思ったのに、数が少なすぎて。気がついたら文だけで打っていた……。無痛分娩は漫画で描こうとも思ってるんですけど、しばらく時間とれなさそうなので。重複してもいいじゃん、一度きりの人生!
6月1日
友人がお守りを送ってくれたのだった!うれしいしかわいい。旦那と一緒に縫~おぉ!と思って一時保留。
6月2~3日
先月末の検診で「頑張ってお腹を張らせてね!」と言われたので、とにかく家事をしたり出かけたりしていた。
実は正産期直前のNST(ノンストレステスト。子の心拍と、母体の子宮収縮加減を診るもの)でお腹の張りがだいぶ出ており、2日ほど絶対安静で食事と排泄以外寝たきりを指示されていたので、おおっぴらに動けるのが嬉しかったのもある。ラズベリーリーフティーも1日2杯くらい飲んでた。
6月4日
朝起きたらおしるしらしきものが出ていたので、旦那に見せた。
とはいえ、おしるしが出て即出産、というわけでもないらしいし。微妙にお腹が痛いような気もするけど、きっとこれが前駆陣痛というものなんだろうな。初産だし、どうせ予定日超過する……という謎の自信とともに二度寝。起床後、まだ血は止まっておらず。ちょっと血の混ざったおりものから、生理3日目くらいに出血量が増えていたので「おしるしってこんなにだらだら出るもんなの……?」とさすがに不安になり、産院に電話。「なんともなくて一旦家に帰る可能性もあるけど、一応入院の荷物持って来てね。」と言われてタクシーに飛び乗るが、絶対に帰されるだろうな……、という謎の自信がまたしても。
↑それでも一応念のために……と、タクシーに飛び乗る前のどこかのタイミングで、慌てて縫われたお守り(あけてある部分は、万が一間に合ったら旦那に針を入れてもらおうと思っていた)
産院に着いてみたら、なんと休診日だった。普段かなり待ち時間が長いので待つのを覚悟していたが、すんなり診てもらえる。
触診(痛い)の結果、子宮の入り口の開きは指一本程度。破水でも胎盤剥離でもない模様。ただ、この時期のおしるしにしては量がちょっと多い、らしい。
「どうする?念のために一日入院してく?」
と聞かれる。どうするって言われても!?!?!?初産に聞かれても、なにが最適解かわからないので、正直産院側に判断してほしい。対応してくれた助産師さんに「どうするのがオススメですか……」と聞いて困られる。でもわたしも困る……。結局、一日入院していくことになる。
休診日の診察料(高い)と、出産しない入院の費用(別途課金になる)を考えるとちょっと後悔しないでもない。が、人生で入院というものを一度もしたことがなかったので、このプレ入院で本番のときに必要なものがわかることもあるだろう……、と腹を決める。
が、決めた途端出血が止まってきてしまったので、まじでただの入院体験になってしまった。夕飯がトンカツで最高!ここの産院は食事が美味しいとは聞いていたけど、想像を超えてきてうれしい。やわらかくてうまい!
↑青エク(無料期間だった)を読んでごろごろしていた。なにしに来たんだほんとに。
深夜、目が覚めてトイレに行くと、出血がぶり返している。お腹もなんか痛い気がする。が、間隔がまちまちすぎて、これが本陣痛なのか前駆陣痛なのかわからない……。遭遇した夜勤の看護士さんだか助産師さんだかに相談するものの「まちまちなら……寝よっか」と言われてしまったので寝る。
いやでもなんか痛い。寝てもすぐ起きてしまう程度には痛い。陣痛アプリを起動して間隔を測ってみるものの、痛みの区間の判断があってるかどうかもわからないうえ、痛いタイミングも8分→10分→9分→20分→10分、のようにぐっちゃぐちゃなので、きっとこれは本陣痛ではないのだろう……。だって漫画とかでみた陣痛って結構きっちりきているみたいだし。前駆陣痛もなかなかだな……。これから本陣痛が来るまでこの痛みと付き合う生活がはじまるのか……と、ぼんやりしている間に夜が明けた。
6月5日
なんか耐えられるような耐えられないような腹痛が、10分間隔になってきてるんですけど!?
前駆陣痛、キッツー!そう思いながら帰る前に触診されたら、子宮の入り口が3cm開いていると告げられる。
医師「無痛分娩できそうだね」
わたし「嘘でしょ」
この産院、無痛分娩にはいくつか条件があり
・38~40週であること
・院長がいる平日日中であること
・子の体重が一定以上あること
・子宮の入り口がそこそこ開いていること
の全てに合致せねばならない。運ゲー!しかし子宮の入り口は開き、院長は居り、子の体重はばっちりであり、奇しくも今日は38週0日目なのだった。嘘でしょ………………。
ていうかやっぱ本陣痛だったんじゃん!!!!!!!!!!わかんねえよ!!!!!!!!!これは2回めがきたとしても、わかるかどうか自信がない!!!!!!!!!!
あれよあれよという間に浣腸をされ食事も止められる。朝ごはん、楽しみにしてたのに!
医師「無痛できるならこのままご飯食べないで点滴ね。無痛できなさそうならご飯食べて経過観察。陣痛が遠のいたら帰宅です。」
この期に及んで帰宅、嫌すぎる。
遠のかないでくれ、陣痛!でも痛い!
が、そんな不安もよそに、あっという間に無痛開始が決まり、旦那が同意書にサインをしに駆けつけてくれ、陣痛促進剤の点滴と麻酔の管が入ったのだった。
先週「まだ無痛のステージにも立ててないよ~!」とわたしに告げた院長も、まさかの展開にびっくりしている。それはそう……。だって絶対夜中に陣痛来て自然分娩になるんだろうなと思ってたし、まだ思ってる。なんなら今からでも陣痛が遠のいて家に帰るすらあると思ってる。あと痛いのが嫌いで無痛分娩希望していたとはいえ、うっかり麻酔で死んだりする事例も皆無ではないので怖い!
「うまくいったら自分でビデオ回しながら分娩できますよ、無痛!」
励ますつもり(だと思う)でそう言ってくれているであろう助産師さんに、トントン拍子で無痛オッケーになったからには、なにかでつまづきそうで怖い……とネガティブ発言をして困らせてしまう。ていうか自分で撮影しながら分娩するの、絵面がなんかイヤでは!?
長くなってしまったのでつづく