採卵日和〜初めての静脈麻酔〜
やってきました採卵日。
朝の集合時間が7時30分という早さだったのですが化粧はしてはいけない(顔色で諸々判断するため)ので6時過ぎに起きました。危うく水を飲みそうになりましたが23時から絶飲食だったことを思い出し思いとどまった。セーフ。
起きたら旦那氏も頑張ってました。だが私もトイレに行きたいんや早く出てくれの気持ちだったのは内緒。
うちの医院では精液は家で取ったのを持っていく形式だったのですが寒いので「タオルで包み、アルミの入れ物に入れる」指示がありました。
で、よ。
例のゴナールエフを運ぶのに使ってたランチバッグに「これがまた役に立つな〜」と呑気に入れようとしてたので慌てて止めました。
おいそのランチバッグは今普通に私が弁当持って行くのに使っとるんや!!!笑笑笑
別に直接触れるわけではないけど「ああ、この中にかつておたまが入ってたのよね……」って気持ちで弁当食べたないわ!笑
(なお旦那氏、マジで全然気にしてなかったみたいで「そう?」って聞いてきたので悪気が全くない。お主のランチバッグに尿検査の検体入れられてそれ今後も使えって言われたら嫌でしょうが!!笑)
旦那氏と病院の前で別れ(病院に入れるのが本人だけだったため)病院に着いたら一番手?だったらしく、おたまをお渡ししてから速攻で採卵控え室に通される。素っ裸にガウンとシャワーキャップみたいな白い不織布帽子を被り控え室のベッドへ。
ちょっとしてから看護師さんにルート確保(血管に点滴針を刺されること)をされ、点滴を体の中へ。職場ではよく見てたソルデムが自分の中に入って行ってるの不思議な感じだった(まひるは普段医療事務やってる)。
先端恐怖症だし注射嫌いだけどもそうこう言ってもおられず全然平気な顔して点滴打たれました。痛かったです。
名前呼ばれて採卵室へ。採卵室では内診台のようなものに自力で上がるんだけどやっぱオペ室めいた感じ。
台に上がってギリギリの所に無防備なお尻を乗せて海老反りみたいに背中を倒して両手と両足を拘束、お腹にもベルトを巻いていかれる。これがまな板の上の鯉というやつ──!!!
右腕に血圧計つけられて左指先に酸素飽和度測るやつをつけられて股下からは「まひるさんーよろしくお願いしまーす」と先生の声。
「じゃあ麻酔入れていきますねー」と言われてから何秒で意識を失うか数を数えてました。多分カウント速度早いのもあったけど13秒ほど?して目の前に白いモザイクがかかり出して……。
気付けば採卵控え室のベッドの上でした。
え、何事???看護師さんが「点滴外しますねー」と入ってきて外してくれたところで意識が戻ったんですが「は、はーい」としか言えない状況。いつの間に採卵終わったんや……と思った瞬間に来るのは下腹部の鈍痛。
い、痛ぇ!!!!普通に痛ぇ!!!!
ベッドの上でごろんごろんして痛みに悶えてました。なんだこの今までの生理痛全部掻き集めた感じ。元気玉かよ!!!
看護師さんに呼ばれるんだろうな……と思っていたところ枕元を見たら『点滴外されて元気になったら自力で立ち上がって着替えて会計に向かってね(意訳)』と書かれており「そうだったんかーい!」と内心で突っ込みながらお着替えをしようと起き上がったところ
下腹部が爆発する💥💣💥
身内から「おばあちゃんになるよ」と言われてたんですがガクガク歩きでなんとか着替えました。その後注射針たちを看護師さんにお渡しして会計へ。
速攻で会計は済んで外で旦那と母親と合流。旦那に薬(抗生剤)の受け取りを頼み、そのまま実家に車で連れて行かれました。
実家のありがたさよ……🙏✨✨
なお最終的に採れたのは16個だったのでまずまず?だった模様。32個見えてたけど実際に採れるのはそんな感じなんだなぁ。
あとは今日採れたやつがいくつ移植できるかですがそれは次回の月経後の受診で教えてもらえるそうでそれまでは暫く休憩と相成りました。
明日の痛みはまた性質が違う痛みだよと聞いているので明日の朝がドキドキする……🥚
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