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突然の電話、早まるガニレスト

まひるです。
自分がやっている治療法はいわゆる「GnRHアンタゴニスト法」と呼ばれるものです。

1.月経開始日4日目からFSH製剤(ゴナールエフ)を注射
(ネットを見ていると3日目から注射のケースが多そうなんだけど私の場合は4日目から自己注射始めた)
2.ある程度卵胞が育ったらLHホルモンを抑制し排卵を防ぐGnRHアンタゴニスト製剤をFSH製剤と並行して注射←イマココ

現段階では2.の段階まで来ています。

本来であればガニレストは、2月19日(日)の夜21時から注射の予定でした。
その日は久々に友達と会う予定があったので、「夜までには家に帰る、それまでに心の準備をしておく」というつもりでいました。
電車に乗って目的の駅の手前で入る着信。……あれ、これクリニックからでは???

目的地の駅に着くなり急いで折り返したところ、やはりクリニックからでした。曰く、「LHの値が前回の7から急上昇して22になったので、夜を待たずに急いでガニレスト打ってください!」とのこと。

この時点で目的地にいた私。

私「いま出先で……すぐに打てないんですが」
看「なるべく早く戻って打てますか?」
私「じ、12時には!」※この時点で10時30分くらいだった
看「分かりました。12時で大丈夫です!」

とりあえず目的地で待っていてくれた友達のところに向かい、いま不妊治療をしている話、自己注射しているが急遽時間を早めなければいけなくなった話をざっくりとしたところ、「いいよ!すぐ戻って!なんならリスケでも大丈夫だから!」と言ってくれました。
どうやらその子の職場の後輩が以前不妊治療をしていたらしく、大変なのは知っているからとのこと。本当に優しい友達に恵まれた……。

”I’ll be back.” の言葉を残してそのまま家にトンボ返り。そのままガニレストを打つことになりました。旦那がいたので「今から打ちます」宣言をし、いざガニレスト開封。

え、針長くない???太くない????

看護師さんの「躊躇うな、針の根元まで打ち込め」という言葉、ネットで見かける諸先輩方の「ひと思いに行った方が痛くない」、なにより友達をこれ以上待たせるわけにはいかない……!という決意を抱き、旦那の前で下腹部に注射。
「針の断面がやや鈍いので少し力を入れて刺す」というアドバイスの通り、ゴナールエフのような力では皮膚の抵抗があったのでソイヤッと突き刺しました。大体45~60度くらいの角度でぶすっと。

根元までいきましたが針が刺さっていく時、薬液を注入する時の痛みはほとんどなかったです。病院で打ったuFSH(あすか)の方がよっぽど注入時痛かった。
あれ、見かけによらず拍子抜け?みんな痛い!って言ってたけど私が警戒し過ぎただけだったのか?

……と思ったのも束の間。
本番は針を抜いてからだった――!!!!

針を抜いて、消毒綿で押さえて摘まんでた皮膚を離して、絆創膏を貼って(どこに刺したか分からなくなるため注射した日付と薬液をメモした絆創膏を貼ってます)ちょっとしてからゴナールエフでは味わえなかった鈍痛が……。
まあそりゃあの太さの傷ができてるんだから痛いわよね。30分ほどじわじわと後を引く痛みが続きました。

放心状態の私を見て「今日はもう安静にするの?」と聞く旦那。
「いえ、また出かけますが」と返す私。

だってその子と会うのずっと楽しみにしてたんだもの……!!「待ってるけど無理はしないでね」とか言われたら行く以外の選択肢はなかった。
というわけでその後は無事に友達と合流できました。ありがとうー!無事にお腹に打てたよ!と報告したらびっくりされた(不妊治療の具体的な方法は知らなかったらしく腹部への自己注射をするというのは初耳だったそう)。

夕方まで一緒に過ごして夜には帰宅。ゴナールエフももちろん継続して打たないといけないので一日2回の自己注射となりました。
私の中で「不妊治療に伴う自己注射はなるべく旦那に見せながらやる」というルールがあるのですが、ガニレストが昼注射になってしまったのでそれができないのが悔やまれます。LINEでは打つ度に報告してるけど。

そんなこんなで本日はこのあと急遽の受診です。卵胞たちよ無事に大きくなっていてくれ……LHよ、上がるのはもう少し待ってくれ……。果たして私の採卵日はいつになるのか……。

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