『007 No Time To Die』を観て
『007 No Time To Die』を観ました。
映画は、娯楽大作でも何でも楽しんで観ます。
今回の007、クリアーな映像と素晴らしいアクション、そしてシリーズに共通する事ですが、世界各国の素晴らしい景色を堪能できます。
それでも、やはりそろそろ007も時代に合わせて変化が必要に感じました。これだけの歴史あるシリーズですから、外せないフォーマットみたいな物があります。
出てくる女性はみんな美女 : ヒーローだからそうなるし、観ている方もウェルカム。
流れ弾には当たらない : ヒーローが死んだら映画にならないので仕方なし。
直ぐに女性を口説く : どうだろう?なんかここら辺から違和感。ヒーロー→男→女性は添え物的な位置付け。いや、そんなつもりは無いだろうし、設定だし、こっちの考え過ぎだろう。でも、会社でパワハラ、セクハラ、多様性の尊重を日々教育されてるとそんな感性が育ってきてしまう。
敵ザコを簡単に始末 : これも違和感。現代にもヒーローは必要だけど、もうこの在り方ではない気がする。瞬間的に始末されるザコキャラにも、人生があり、そこでそうしてる理由が有り、その大事な人生が簡単に奪われてしまう。その奪う役がヒーローの時代では無くなってきた。
この様なツマラン事を考えながら、娯楽映画を楽しみました。iMAXレーザーは綺麗で音も大迫力。ダニエル・クレイグが終わり、次どう展開するか楽しみですね。