レーザーペンの使い方

レーザーペン注意事項
使用前、使用時

  • アルコール(消毒液)で針と肌を消毒。

  • 敏感肌の方は照射前に麻酔クリームの使用をお勧めします。

  • 必ず肌が強い部分で試してから使用すること。

  • 初回使用するにはレベル1からお試しください。

  • 針先で軽く肌の表面に触れるように照射。

  • シミやほくろが深い場合、低いレベルで数回に分ける。

  • 長時間同じ部位への使用禁止。

使用後

  • 小さいシミやほくろの場合、約1週間ほど傷跡が残り、2週間ほどするとかさぶたが剥がれ徐々に落ち着く。

  • 肌の奥に色素沈着がある場合、肌が完全に回復してから再度照射。

  • ダウンタイム中の日焼けはNG。

  • 健康的な食生活を心がけ、水分補給をこまめに行う。

  • 1週間以内の飲酒や激しい運動は行わないようにする。

  • かさぶたは自分で剥がさず、自然に剥がれるのを待つ。

  • 照射した部位は2週間以内は激しく洗うのを避ける。

  • ダウンタイムとは施術してから回復するまでの期間のこと。

レーザーペンの使い方
対象箇所にレーザーを照射し、表皮のほくろやシミを熱で焼いていきます。
メラニン色素が破壊され赤みが出てきます
照射した部分の赤みが7日~15日程度で引くとともにかさぶた状に変わります。約1ヶ月ほどするとかさぶたが剝がれキレイな肌に生まれ変わります。

目的別の使い方

ほくろ

ほくろやそばかすを取る場合は必ず腕や手などから練習してお使いください。ほくろを除去するにはコツが必要ですので、使い方や取り方をマスターしてから顔の部分を行なうことをお勧めします。
なお、出力は9段階ありますが、最初であれば1や2程度で試してください。最大でも5程度の出力で使えば良いと思います。9になると出力が強く大きなイボを除去するのに使う程度です。

使用方法
1.ほくろがある患部を石鹸などできれいに洗ってください。
2.ほくろであれば、2~5程度の出力で患部に当てます。
3.皮膚科などでほくろ除去をした人はわかると思いますが、同じ要領で焦げて黒い部分が取れていきます。一度で取りにくい場合は翌日や数日後に分けて頂いて構いません。
4.数日程度でかさぶたになり、黒い組織が剥がれていきます。
5.ほくろが取れた後は炎症性色素沈着が発生します。これは薄くなるのに数か月、完全に消えるのに半年から1年程度かかる場合もあります。

注意)ほくろ除去後に黒い色素沈着ができたからと言って、それを除去するためにスポット除去ペンを使うのはやめてください。より、色素沈着が悪化します。除去後の色素沈着は自然に消えるのを数か月は待つようにしてください。通常、殆ど消えていきます。
ほくろやそばかすなどは完全に除去しないと再発します。例えば、薄くなって良かったと思っていても、数か月もすれば濃くなっていきます。
そのため、根が残らないように完全にほくろを除去してください。患部をくり抜くような感じでほくろを深く除去します。しっかりと中途半端にならずに根元からほくろを取ってください。

しみ

しみを取る場合は必ず腕や手などから練習してお使いください。しみを除去するにはコツが必要ですので、使い方や取り方をマスターしてから顔の部分を行なうことをお勧めします。なお、出力は9段階ありますが、通常1や2程度で試してください。最大でも3程度の出力で使えば良いかと思います。9になると出力が強く大きなイボを除去するのに使うのが効果的です。

使用方法
1.しみがある患部を石鹸などできれいに洗ってください。
2.しみであれば、1~3程度の出力で患部に当てます。
3.皮膚科などでしみの除去した人はわかると思いますが、同じ要領で照射し数日後に黒い部分が瘡蓋になり取れていきます。一度で取りにくい場合は数週間後に分けて頂いて構いません。
4.数日程度でかさぶたになり、黒い組織が剥がれていきます。

注意)スポット除去ペンで取れるしみは小さく浅いものが主流になります。大きく広範囲なしみには適しません。顔にできるようなワンポイントの小さいしみにスポット除去ペンを当てて、赤みが出てくれば完了です。その場でシミを焼いて取るような方法ではありません。
内部に熱を浸透させて、その部分が数日後に黒く瘡蓋になれば良いです。その瘡蓋が取れれば、シミは薄くなるか消失しているはずです。まずは、手や腕などにできたシミから練習してください。


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