〈大学院情報〉英語で学べる韓国の国際大学院とは?
今日は私が在籍している、国際大学院について紹介したいと思います。日本語の情報がとても少なく、昨年の今ごろは入試準備をしながら四苦八苦していました…。
※ 情報は私が在籍している、ソウル国立大学の国際大学院にもとづいています。各大学のHPに載っている情報が、最新かつ正確です。
まず、国際大学院(국제대학원)とは韓国のいくつかの大学に設置されている専門大学院です。GSIS (Graduate School of International Studies)という略称でよく見かけます。ソウル国立大学・延世大学・高麗大学など日本でも名前を聞くようなメジャーな大学に設置されているようです。
原則、2年間/計4セメスターの修士過程を経て国際学の学位を取得することができます。
最大の特徴はやはり授業のほとんどが英語で行われ、学生の約半数が留学生である点だと思います。たとえば私のコースメイトは、中国、フランス、ベルギー等々、世界各国から来ています。ですが、不思議と日本人は片手で数えられるほどしかいません。
もちろん韓国人の学生がマジョリティですが、彼ら彼女らも「生まれたのは韓国だけど、スウェーデンで育った」「米国で学士号をとった」(←結構多いです)といったさまざまなバックグラウンド持った人がたくさんいます。
一方で、教授の方々は9割以上が韓国人(博士号が米国の大学)のようです。
GSIS内のコースは大学によって異なりますが、International Area Studies・Development Cooperation Policy・Korean Studies などがあります。研究室という概念はなく、修論に取りかかり始める3セメスター目までにアドバイザーとしてGSISの教授についてもらうという形です。
実際の授業や課題については、また後ほど紹介できればと思います。
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私はまだ日本に一時帰国してから2週間も経っておらず隔離期間中ですが、韓国で大学院生活を送っていることが信じられません…。今までずっと日本で生活していた気がします。先セメスターに出会った人たち、経験したことが全て夢だったような…。