逆張りで会話する人
この前電車に乗っていた時、隣にいた2人組の会話が気になった。
B「この前△△なことがあってさあ」
A「でも、それって〇〇とも考えられるよね」
B「あー、そうだねえ」
B「◎◎ってことは、■■なのかな?」
A「いや、そうじゃないよ。」
このAの話し方が、横で聞いてて、なんかイヤだった。
この人、相手の否定ばかりしているなあと思った。
この感覚、たまにある。
今の職場の若い男性にもいる。
誰かが
「〇〇ってこと??」
と聞くと、
「いや、違うんすよー」
「そんなもんじゃないんすよー」
「そう簡単にはいかないんすよー」
みたいな。
前の職場のババアもそうだった。
「いや、〇〇の場合もあるからね。」
「そうじゃないのよねえ。」
会話のなかで、回答の半分以上が、相手の考えへの否定になっている人って、一体なんなの???
原因不明だが、私はひとつ答えに辿り着いた。
「・・・こいつと話すの、ツマンネー」
ということに。
本人は、会話相手に新しい知識を伝授しているつもりなのかもしれない。
しかしなぜ、そんな不毛なことを??と思ったので、原因を考えてみた。
教えたがり
相手にない考えを伝えて「すごい」と思われたい
みんなと違う自分の意見に注目してほしい
へそ曲がり
こんなところだろうか・・・。
私は、新しい知識や目からウロコの知識は、尊敬する人・好きな人・信頼している人からしか、得ることが出来ない。
うぜえ人、知識や信条の押し売りがくっせえキツい人だと、たとえ正しい知識を教えてもらったとしても、脳が記憶を拒絶する。
私はたまに意地悪で、逆張り大好きっ子の主張に矛盾が生じるよう会話誘導することがある。
私「〇〇ってことですかねえ」
逆「いや、違うのよ。これってつまり△△ってことなんだと思う。」
私「あっ、そうかあ。そうですよねえ(鼻ホジ)」
~数時間後~
私「△△ってことなんですかねえ」
逆「いや、〇〇ってこともあり得るのよね」
こんな感じだ。
賢い逆張り大好きっ子だと、話している時に自分の矛盾に気付くときがある。
「いや、〇〇だから・・・あれ?」
みたいな。
逆張り大好きっ子の問題点は、目の前にいる相手の気持ちを理解しようという姿勢が欠如しているところにあると思う。
相手の考えを少しも考慮せず、
「こんな考え方もある」
「こういう物の見方が出来る」
と、ドヤ顔披露しているところに、問題があると思う。
会話相手が自分のことを絶対的に崇拝している盲目信者のような人だったら何言っても尊敬してもらえるかもしれないが・・・。
世の中に、絶対確かなことって、いくつあるんだろう?
会議とかではなく、ただの雑談ならば、自分の信条を押し売りする会話よりも、
「この人は、自分の考えを否定せずに聞いてくれる人なんだ」
と思ってもらえた方が、心地よい会話が出来るのではないかと思う。
ちなみに、逆張りはもともと証券用語らしい。
逆張り大好きっ子は、聞いてもいない知識をドヤ顔披露するのが大好きなので、そうはさせないように先回りして、ここに意味を記しておきます。
おしまい💩